みなさんこんにちは！武田塾志木校の佐野です！
夏休みも中盤に入り、本番さながらの演習や、
模試を受ける頻度も増えてきたかと思います。
そんな中で、「勉強しているのに成果が出ない...」
と思う科目もあるかもしれません。
「次こそは！」と思いながらも、
このまま継続してやっていくのが本当に良いのか迷いますよね。
そこで今回は、成績が上がらない勉強を続けてよいのかどうかについて、
お話します。
↓↓↓↓↓↓↓↓今回の参考動画↓↓↓↓↓↓↓↓
同じことを続けることが、「継続は力なり」ではない！！
「継続は力なり」とよく聞きますが、これは受験において、
とても大切な言葉だと思います。
参考書一冊を完璧にすることや、段階的に勉強することに関しても、
継続することがベースにあるからです。
「継続して勉強していけばいつかは成果が出る」という安心感は、
モチベーションの維持にもつながります。
しかし、これには落とし穴もあります。
それは、志望校に合格することを目標にして、継続的に勉強しているのか？
ということです。
受験生の中には、受験生になる以前から塾に通っている人や、
高校で定期テスト対策などを通して、
何らかの勉強のやり方が身に付いている人がいるでしょう。
もちろん、受験生に差し掛かる時よりも先に勉強を始めていることは、
とても立派なことです。
ですが、その勉強のやり方がマンネリ化していたり、
続けることによって自己目的化してしまっていたりすれば、
それは受験生にとって危険な状態です。
受験勉強では、自分にとって難しく感じるところを工夫して学び、またその
レベルを段々と上げていくことによってクリアし、先へ進んでいきます。
つまり、トライ＆エラーを繰り返すことによって、自分にとって難しかったものが
簡単なものに変わることが、受験勉強の本質です。
自分の勉強のやり方が、このようなものだと実感できないのであらば、
今のやり方を見直すべきかもしれません。
「いつも同じことの繰り返しだなあ...」と思ったり、
「学校や塾で聞いてるときはわかるのにテストになると出来ない...」
と思ったりすることがあれば、思いきって勉強のやり方を変えてみるのもアリです！
成績が上がらないのは、勉強法が間違っているのが原因？！
「毎日勉強しているのに成績が上がらない...」といった方も多いのではないでしょうか。
勉強しているのに成績が上がらないということは、
勉強のやり方そのものが間違っているではないかと、不安になりますよね。
一人一人によってこの原因は異なるので、一概に「勉強法が間違っているから」
とは言えません。
ですが、先ほども言ったように、もしマンネリ化しているなと感じたり、
勉強が同じことの繰り返しだと感じるのであれば、勉強のやり方を見直すべきです。
受験生は、志望校から逆算して勉強するといった言葉をよく聞くかと思います。
言い換えれば、志望校と自分の状況に合わせた勉強をし、
自分の現在位置によって勉強のやり方を変えるということです。
「え、勉強のやり方を変えていいの...？」と思うかもしれません。
もちろん、
勉強のルーティーンを変えたり、色々な勉強法を試そう！という訳ではありません。
私の言いたいことは、
志望校に向けて段階的に勉強しているのであれば、
勉強のやり方が変わって当然！ということです。
例えば、
英語の勉強には、単語→文法→英文解釈→...といった流れがあります。
文法で勉強した分詞（ing...,など）が英文解釈で登場したとき、今度は、
その分詞句が副詞句なのかどうかなど、より深堀して考えます。
つまり、英文解釈では、その前に習った文法を新たな角度からみる必要があるのです。
勉強は積み重ねです。
新しいステップに進んだら、それ以前に習ったことを新たな角度からみて、
創意工夫して分かることを段々と増やしていきましょう！
特定の成績が上がらない科目があるんだけど、どうしたらいい？？
複数の科目を勉強していれば、
その中で成績が上がらず困っている科目も必ず出てくるかと思います。
どうしたらいいのだろうかと考えたときに、最も考慮すべきなのは、
志望校におけるその科目の比重と、難易度や傾向です。
勉強しても成績が上がらないために、
悔しかったり、逆に成績を上げて見返したくなったりするかもしれません。
ですが、一度冷静になり、志望校に合格することを第一に考えてみましょう。
「成績が上がらない」というのは、模試などを踏まえた結果なのかもしれませんが、
肝心なのは、その大学の入試で求められる点数が取れるかどうかです。
もちろん、模試の成績は自分の位置や実力を知る判断材料ではありますが、
そこで点数を取ることが、志望校合格への近道というわけでもありません。
ときには、
思い切って成績が上がらない科目は志望校の問題にのみ特化して勉強をしたり、
得意科目の得点をより重視したりするなどの工夫が必要になります。
成績が不振だと、このままで大丈夫だろうか不安になるかと思いますが、
このように戦略を練ることも「急がば回れ」です！
最後に、
これまでやってきたことを変えるということは、全く悪いことではありません。
成績が上がらないと、自分のやり方がまるで間違っていたかのように感じて
嫌になるかもしれませんが、受験勉強とは、試行錯誤を繰り返して、段々と
更新していくものです。
そのため、これまでやってきたものを捨てるということも、次のステップに
進むための試行錯誤の一つです。
勇気を持って何かを捨てるということは、自分の成長につながります！
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