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どれが自分に合ってる?古典文法の参考書を徹底比較!

こんにちは!武田塾仙台駅前校です!

 

今回は共通テストでも武器にできれば得点を稼ぎやすい「古典」について、文法の分野にしぼってどの参考書が自分に合っているのか?をそれぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しつつ解説していきたいと思います!

 

「使用期間」「参考書タイプ」「難易度」「分量」の4つの指標と詳しい説明を見て、自分の今の状況やレベルと照らし合わせ何が適しているか参考にしてみましょう。

 

 

富井の古典文法をはじめからていねいに

使用期間:古典の勉強を始めてから1~1.5ヶ月ほど

参考書タイプ:講義系参考書

難易度:基礎~標準

分量:本書約300ページ+別冊約60ページの計約360ページ

 

『富井の古典文法をはじめからていねいに』は実際の授業を文字に起こしたかのような調で解説されている参考書です。

 

用言の活用、助動詞、助詞、副詞、識別、敬語、の6章に分かれており、じっくりと解説された①講義部分の本書と、そのエッセンスを詰め込みに詰め込んだ別冊の②古典文法完全秒殺マニュアルで文法の基礎を学べる攻略書ともいえる構成になっています。

 

更に古典の参考書には珍しく音源がついており、助動詞の接続の替え歌や活用のラップなど、古文が嫌い・ニガテな受験生にも取り組みやすい特典もついています。

 

メリット:会話調で古文が苦手な人も取り組みやすい。単なる文法事項の羅列ではなく、1つ1つ丁寧に解説されている。

デメリット講義が多く、問題数が少ないので、ドリル形式の参考書と併用しながら進めていく必要がある。

 

古文の勉強を始めたてで基礎から固めていきたい方や、授業を先取りして予習をしておきたい方にオススメです!

 

古典文法スピードインプット

使用期間:古典の勉強をはじめてから1~1.5ヶ月ほど

参考書タイプ:講義系参考書

難易度:基礎~標準

分量:本書約200ページ+別冊約30ページ

 

『古典文法スピードインプット』は基本的に見開き1ページでそれぞれの文法事項がまとめられており、上段には覚えるべき文法事項のまとめ、下段には対話形式で上段の補足や解説、問われ方などが書いてあるパッと見て分かりやすい参考書です。

 

古文を読む上で重要な用言の活用、助動詞、助詞、副詞、敬語、語の識別文法事項の解説が載っており、所々には「入試にチャレンジ」で実際の入試問題に触れることもできます。知識の活用の仕方が定着しているか?を1冊で確認することができるんですね。

 

また、暗記の仕方や解き方をサポートしてくれる動画もついています。

別冊の「重要暗記事項整理ブック」では、赤シートを使って確実な定着を目指すことができます。

 

メリット:覚えるべき文法事項が見やすく簡潔にまとめられているので、無駄なく最速で覚えることができる。

デメリット:逆をいえば必要最低限の解説しかないので、理解が深まらないという可能性がある。

 

コンパクトにまとまった参考書なので、古典にあまり時間を割けない理系の方や入試まで時間がなく手早くポイントを抑えたい方にオススメです!

 

やさしくわかりやすい古典文法

使用期間:古典の勉強をはじめてから1~1.5ヶ月ほど

参考書タイプ:ドリル系

難易度:基礎

分量:約100ページ

 

『やさしくわかりやすい古典文法』は上段に覚えるべき文法事項のまとめ、下段に演習問題という分かりやすい構成になっています。

全体的に基礎レベルに絞っているので文法事項や演習問題があまり多くなく、だれでも取り組みやすい参考書ですね。

また、数単元に確認テストがあるため知識の定着の確認をすることもできます。

 

メリット苦手な人でも1から古典文法を学び、演習することができる。

デメリット:レベルが基礎に設定されているので、難関大受験者などには物足りない

 

『富井の古典文法をはじめからていねいに』同様古典が苦手な方にオススメの参考書ですが、こちらは演習を中心としているので両方使って理解を深めるのも良いですね!

 

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

使用期間:古典の勉強をはじめてから1~1.5ヶ月ほど

参考書タイプ:ドリル系

難易度:基礎~標準

分量:約80ページ

 

『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』は各テーマが見開き1ページに収められており、必要な文法事項のまとめとその後に問題がそろっています。

ただ全体的に解説が少ないため、初学者や苦手な人は講義系で基礎知識を覚えてからやる必要があるという点に注意が必要です。

 

メリット:1つのテーマに対して問題数が多いため、十分な演習ができる

デメリット:解説が詳しくないので、ある程度知識がある前提になる

 

演習問題が詰まった参考書のため、身に着けた文法事項の定着を図りたい方向けの参考書です!

 

 

 

 

ここまで4つの古典文法の参考書を紹介してきました。基礎知識を身に着ける講義系の参考書、学んだ知識が問題に使える形になっているかを確認する演習系の参考書、それぞれどれが自分に合っているのか?をしっかり考え、入試で得点を確実にとる近道にしましょう!

 

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