仙台駅前・仙台(宮城)で塾・予備校をお探しの皆さん、こんにちは!武田塾仙台駅前校日下です!
武田塾では「参考書による自学自習」を基本としていますが、参考書は大きく2つのタイプに分かれます。1つ目は「講義系」、もう1つが「演習系(問題集など)」です。
今回はこの2つの参考書の使い方をご紹介していきたいと思います!
基本の使い方
2つの参考書の基本の進め方は
①講義系参考書をざっと読む!
②問題集を解いて覚える!
③じっくり講義系を読んで、問題集の問題の周辺情報(セットで覚えるべき内容など)をおさえる!
といった流れです!
よくありがちなのは、最初から講義系を熟読しすぎてほぼ全部にラインマーカーを引いてしまうという状況です。
最初はなんとなく理解する程度にざっと読み、早めに問題にとりかかって再度講義系を読むことで、このようなことを防いでスムーズに理解していけるはずです。
講義系参考書の確認方法
講義系参考書が完璧に身に着いたか?の確認方法として「セルフレクチャーできるか?」が1つのポイントとなります。あるテーマについて、自分自身に講義をしてみるのです。
日本史を例にとると、「○○年●●戦争」など用語だけを覚えても意味がありません。
その出来事の内容や、前後のある程度の流れを説明できるかどうかで理解度を確認することができます。
「ノートに要点整理」は必要?
参考書の内容をノートに書いて整理している生徒さんも結構いると思うのですが、必ずしも必要ではありません。
どうしても理解しにくい部分だけノートにまとめるのは良いですが、参考書で理解できる部分はノートへの書き込みは不要です!
要点をまとめる時間を他の問題を進めたりする時間に当てた方が、時間の節約になります。
ちなみに、ノートを使わずに参考書に直接書き込んだり大きめの付箋にメモして張るなどの方法は手早くできておすすめです!
忘れちゃいけない!大事なこと
2つの参考書を使いこなす上で重要なことがあります。
それは「演習系(問題集)の正解率を上げること」です!
講義系参考書は、問題集や過去問を解くための「補助教材」「辞書」という位置づけです。
いくら講義系を読んで理解したつもりでも実際の問題が解けなければ本当に理解したことになりませんし、当然テストでも得点できませんよね。
まずは演習系参考書で問題を解いて覚えることです!
ただしそれだけでは丸暗記になってしまうので、前述の「基本の使い方」でご紹介した②と③の手順を繰り返し行って最終的に講義系参考書の内容も完璧に理解することが目標です!
どの教科でも共通して言えることなので、心に留めて置いてくださいね。
2つの参考書の目的・使い方を理解して、日々の勉強を進めていきましょう!