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【夏休み】受験生は夏休みに過去問を見よう【過去問】

 

 

はじめに

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

佐世保中央駅から徒歩2分、四ヵ町アーケードの真ん中あたりにある武田塾佐世保中央校です!

今回のテーマは「高校3年生の夏!過去問を見ていない人はヤバイ!!」です!もう少しで夏休みも終わってしまいますが、皆さんは志望校の過去問を見ましたか?もう見た人もいると思いますが、実力がついてから初めて解いてみようと考えてしまい過去問を見ていない人も結構多いです。

中にはいま解いても点数が取れないという意見もあると思います。もちろん高3の夏に過去問を解いて合格点が取れるなら志望校を上げた方が良いので、今の時点でまったく点数は取れなくて大丈夫です!

それでは過去問を見ても意味ないと思うかもしれませんが、実は過去問を見るべき大事な理由があります!

今回は過去問の重要性について紹介していきます!

また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!

 

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過去問を解いたほうがいい理由

過去問を解く一番の理由としては、志望校の傾向を知ることができるということが挙げられます。敵を知らずにどうやって対策することはできません!

大阪大学の英語を例に出しますが、大阪大学の英語は大問が全部で4つあります。

大問1 英文和訳の問題
大問2 長文問題
大問3 自由英作文
大問4 和文英訳

というような構成になっていて大問4つ中2つが英作文になっています。そのため英作文の比率が高い大学と言われています。そうなると大阪大学志望の高校3年生で勉強を頑張っているならば英作文の対策をすぐにやる必要がありますよね。

もう一つの理由としては受験の計画がかなり変わるということも挙げられます。

例えば東京学芸大学を志望している人で入試方式によっては2次試験が日本史だけになります。ということは、日本史は相当難しいと思いますよね。

しかし早慶みたいな日本史対策が必要かと言えば、そこまでやる必要もありません。そのため逆に日本史を勉強し過ぎないほうが良かったりします。

他にも英検を受けたことがある人だとわかると思いますが、英検とだけ知っていても何をやるのかは決まりません。英検準1級を受けるとして実際に何をやるのか、英検準1級で何を聞かれるのか、どういうスキルが必要かによって何をするのかが変わります。

現状だとライティングが稼ぎどころであったり、難単語も出てくるが他で稼げるなら大丈夫というように出題傾向を知ることによってコスパ良く英検準1級を合格することができます。

つまり敵を知らずに戦うと無駄が発生しやすくなったり、コスパが良い稼ぎどころをやっていなかったりと非効率な計画になりやすいです!

過去問を見ていないと損する具体例

ここで過去問を見ていないと損する例を紹介していきたいと思います!

例えば関西大学の日本史です。関西大学の日本史では語群が与えられます。つまり要な用語は入試問題に書いてあります。ということは漢字を覚えなくても良いですよね。

語群が与えられるという情報を知っていたら、関西大学の日本史は漢字を正確に書ける能力よりもその言葉の意味や中身をどれだけ理解できているかを測りたいということがわかります。

それがわかれば勉強法も変わりますよね。講義系の参考書を読み込んで一つ一つの用語に詳しくなったり理解を深めることに力を注ぐことができます。そのため過去問を見ることで皆さんが楽できるという考え方もできます!

もう一つ例を挙げると、意外と英単語の語彙が難しくない国公立の2次試験なのに『システム英単語』をやり切ったのにさらにもう一冊やってしまうパターンです。英単語帳の二冊目やりたがる人が多いですが、その前に志望校の過去問を見て解いてほしいです。

そして単語がどれくらいわからないのか自分で測ってみることが大事です!大阪大学は日本でもトップクラスの国公立大学ですが、その大阪大学でも『シス単』の4章や『ターゲット1900』を最後までやれば闘えます。
そのため長文の単語レベルはそこまで高くはないです。

それなのに大阪大学の偏差値だけを見て二冊目の単語帳があったほうが良いと判断してしまう人が多いです。

過去問を見ずにすべて判断しているのはもったいないです!数学も同じです!数学も難しい参考書までやったほうが良いのかという話になりやすいです。

今が一番時間があります。時間がある今、過去問を解いてほしいです!過去問を解くことによって志望校の難易度が肌感でわかるようになります。

特に私立の理系志望の人は数Ⅲがすごく出ます。そしたら過去問の情報を基に優先して数Ⅲの対策をしたほうが良いですよね。

このようにすべて過去問が皆さんのやるべきことを教えてくれます!

 

親指を立てている人のイラスト(男性)

過去問の優先順位の高さ

また、時間がないから過去問を解かない人も多いですが、時間がない人ほど過去問を解いて傾向を知る必要があります。すべての対策を半年で万全にするというのは無理です。

そのため過去問対策をした結果、より点数に繋がりやすいものに時間を使い、点数に繋がりにくいことに時間を使ってはいけないということになります。

時間がないからこそやることを絞る必要があるので、過去問を見るということが大事になります!ある程度のレベルになると過去問の優先度が一番高いです。過去問を10年分解けという話ではなく、1~2年分見て、志望校の傾向がある程度どの教科もわかった状態で受験勉強をしましょうという話です。

過去問を見ないで勉強をするというのは、どの方角に向かうのかわからないまま歩き出すようなものなので、目的地にたどり着けません!参考書で実力をつけるというのは、合格までの3ステップの内の1ステップ目でしかないです。

ステップ1は参考書で実力をつけて、ステップ2は過去問で志望校の傾向を知り対策をする、ステップ3は本番で実力が出せるかです。ここまでいかないと意外と合格は遠いです。

受験生はステップ1までしか見えていない人が多いです。参考書をやりきればそれで終わりではないことを肝に銘じて、すぐに過去問を見るようにしましょう!

まとめ

今回は「過去問の重要性」についての紹介でした!

時間がある今、過去問を解きましょう!過去問を解くことによって志望校の傾向がわかります!

合格までの3ステップを実践しましょう!

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