皆さん、こんにちは！！
佐世保中央駅から徒歩2分、四ヶ町アーケードの真ん中あたりにある武田塾佐世保中央校です。
今回は、難関大の英文和訳問題の攻略法をご紹介します。
難関大ではハイレベルな英文和訳問題が頻出です。
難関大が合格したければ、この夏、しっかりと時間をかけて複雑な英文の和訳に取り組み、
実力を底上げすることが大切です。
難関大の英文和訳問題で求められる力とは？
難関大の中には、東京大、大阪大のように和訳に特化した大問を課している大学もあれば、
名古屋大、東京工業大のように長文の大問中で和訳の設問を課す大学もあります。
いずれの場合も、高得点を取るには高度な英語力と日本語の表現力が求められます。
例年、難解な和訳問題を出現することで知られる大阪大は、和訳問題の出題の意図を以下のように説明しています。
高等学校レベルで学ぶ語句や文法・構文を確実に習得したうえで、
意味を明確な日本語で表す力を試すものである。
つまり、STEP１：「英文そのもの」を正しく理解する
STEP２：適切な日本に落とし込む
これらのステップが英文和訳には必要です。
それでは、和訳問題の攻略法を2つのSTEPで紹介します。
STEP１：「英文そのもの」を正しく理解する
まずは語彙を増強しよう
英文を理解するためには、言うまでもなく、単語力が重要です。
一文中に3か所以上、意味の分からない単語がある場合、その英文を正しく訳すことは難しくなります。
単語・熟語帳に載っている頻出の意味を覚えたら、語彙知識を深めることも大切です。
和訳問題を攻略するために特に役立つのは、多義語の知識です。
単語帳や文法問題集の多義語のページで、頻出の多義語を覚えておきましょう。
多様な意味をもつ基本動詞はコア・ミーニングをつかむ
多くの受験生を悩ませるのが、make,take,haveなどの基本動詞の訳し分けです。
基本動詞の和訳に役立つのが、コア・ミーニングを把握することです。
コア・ミーニングを知り、応用することによって、覚えるべき単語の意味を大幅に減らすことができます。
英文の構造分析に不可欠。文法・構文をマスター
英文理解の第一歩は構造分析であり、そのためには文法・構文の知識が不可欠です。
基礎となる「5文型」に加え、和訳問題に頻出の後置修飾や名詞節・副詞節
をつくる表現の復習が効果的です。
STEP２：適切な日本語に落とし込む
自分の書いた答案を客観視することを習慣化
英文を正しく理解した後に必要なのは、それを適切な日本語で表現すること。
たとえ難しい英文の意図が分かったとしても、それを適切な日本語で表現し、
採点者に使えることが出来なければ、和訳問題で合格点を取ることができません。
和訳問題における日本語の表現力を伸ばすうえで重要なのが、
自分の答案を客観的な視点で見直す癖をつけること。
和訳問題を解いたら、次の１～４の手順に沿って自分の答案を見直してみましょう。
1,解答例を見る前に自分の和訳を一読し、日本語として自然かどうか確認する
2,和訳の抜け漏れや、和訳から読み取れない要素が和訳に含まれていないか確認する
3,解答例と比較し、誤答分析を行う
4,ミスの傾向や覚えておくべき知識をノートや付箋に記録しておく
まとめ
今回は、難関大「英文和訳問題」攻略法を紹介しました。
鉄則１： まずは「正しく読む」ことから。 語彙と文法・構文の知識を固めよ！
鉄則２： 採点者に確実に伝わるよう、適切な日本語に落とし込む練習を！
鉄則３： やりっぱなしは厳禁！ 次に活かすマインドを忘れるな！
この3つの鉄則を活用して、英文和訳を得意なものにしましょう。
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