皆様、こんにちは。武田塾 燕三条校 和田です。
さて、早いもので11月も中盤です。「共通テスト」まであと2か月となりました。
皆さん、準備は進んでいますか?
今回の記事では、「共通テスト」までどの様に準備をすべきか紹介したいと思います。
ここで紹介するのは、一つの例です。
この時期は不安感から、様々な情報を手に入れ、それらに踊らされてしますこともあります。
不安感が強いときは、皆さんが信頼できる友人や家族、先生にも相談してみて下さい。
「共通テスト」今後の流れや注意点
既に出願、確認書類の訂正期間は終了しています。
今後、12月中旬までに「受験票」「写真票」などが郵送され、所定の手続きを行います。
その後、1月15日・16日に「試験本番」になります。
「受験票」には「受験会場」も記載されています。受験会場は事前に最寄り駅や道順、往復の電車の時間などを確認しておきましょう。
高校のこれまでの慣例で受験会場が何となくわかっている場合、早めに現地調査をしておきましょう。
新潟県にお住いの場合、12月中旬からは雪が降り始める可能性もあり、思うように外出が出来なくなる場合があります。
新潟県の12月・1月は雪が降る可能性がかなり高いです。
特に共通テストの時期は、雪のピークシーズンである場合もあります。
当日の服装や靴、防寒対策についても早めに準備をしておきましょう。また、雪などの自然現象による電車の遅延や欠便があった場合、どの様に対処するのかも確認しておきましょう。
これらは受験案内でアナウンスされています。
当日は公共交通機関を利用することをお勧めします。自家用車の場合、雨や雪、渋滞などにより到着時間が読めないことが考えられるからです。
「共通テスト」までの学習内容は?
基礎は完璧ですか?
古典単語、英単語熟語、社会科科目の用語、理数科目の計算問題等、基礎的な事項を確認しておきましょう。
「武田塾」では、カリキュラム(ルート)の最初は、基礎的なテキストから始めます。
これは受講者の志望校に関わらず、全ての人が「基礎」から始めます。そのテキスト内のどの問題であっても、完璧に解けるようになったら次に進みます。
例えば、英語であれば「システム英単語」などの単語帳、「NextStage」などの文法問題集を使用しています。
もし、現時点で「単語」や「文法」に不安がある場合は、これらのテキストをもう一度解き直すことで、基礎の教科を行いましょう。
これは「古文単語」「古典文法」にも同じことが言えます。
各科目のカリキュラム(ルート)の基礎問題集を再確認することで、盤石な土台を築きましょう。
時間配分は適切ですか?
基礎的な問題集の確認が済んだら、「共通テスト対策」のできるテキストで、問題形式ごとに対策をしましょう。
(「きめる!共通テスト」シリーズなど)
全ての問題が終わらない、解き終えたけれど見直しが出来ない、という様なことが当日に起きてしまっては困ります。
各問題形式ごとに、どのくらいの時間が掛かるのかチェックしておきましょう。その情報を基に、全体を通して、どの問題に何分位時間をかけるのか、計画しておきましょう。
特に国語や英語は、問題文が長く、時間配分が崩れやすいので余裕を持って調整しておきましょう。
毎日1つずつ問題を解こう
毎日、共通テストの全ての受験科目、全ての問題を解くことは、限られた時間の中では難しい場合があります。
しかし、何もしないことは、せっかく身に付けた解き方を忘れてしまう原因になるため、避けたいものです。
そこで、各科目の1つの問題形式を毎日解くようにしてみてはいかがでしょうか。
例えば、国語の論説文を1つ、英語の長文問題を1つなど、問題数を限って毎日継続的に練習しましょう。
土日などまとまった時間が取れるときに、全問題を通して解く練習をしましょう。
1つの問題形式を解くだけなら、20分前後で解き終わるため、毎日過剰な負担がかかりません。
音読を取り入れよう
特に英語の長文問題では、問題文が長いために読み終わるのに時間が掛かる、という悩みを持っている方もいると思います。
または、リスニングの練習を重ねているけれど、いまいち強い効果を感じているわけではない、という方もいるでしょう。
この直前の時期に、これらの悩みを軽減させる方法は「音読」です。
長文読解の問題文やリスニング問題のスクリプトなどを使用して、音読をしてみましょう。
最初は日本語訳と照らし合わせながら音読します。すると段々と日本語訳も覚えてきて、すらすらと音読できるようになります。
そうすると、単語の使い方を覚えることができます。また、英文の作り方を覚えることが出来ます。更に、自分で発音できれば、リスニング問題で読まれても聞き取ることが出来ます。
一つの文章に対して、20回~30回程継続して読めば、いやでも覚えられると思います。
集中して問題を解いた後の息抜きに、声を出してリフレッシュすることも出来ます。
この方法は、古文の読解問題や漢文の問題でも効果が期待できます。
是非リフレッシュもかねて、やってみて下さい。
「共通テスト」形式の模試を活用しよう
この時期、学校でも予備校・塾でも、「共通テスト」形式の模試を受験する機会が多くなってきます。
ただ受験するのではなく、上記で述べたような、自分で決めた「時間配分」が適切かどうかチェックするなど、本番を想定して模試を活用したいものです。
模試の活用の仕方は以前の記事にも記してありますので、よろしければご参照下さい。
高1・高2生も油断できない・・・っ!
高1・高2の皆さんは、「まだ来年・再来年があるから」と油断できません。
恐らく多くの場合、共通テストの数日後に「同日模試」のような名目で同じ問題(または類似問題)を解く機会があると思います。
その時に良い結果を残せる人は多くありません。大多数の人は思った以上に解くことが出来なくて、焦って、予備校を探したり、受験勉強を本格的に始めたり、何かしらの行動を起こします。
「まだ来年(再来年)があるから・・・」と油断していると、一気に周囲からおいて行かれる可能性があります。
すこしずつでも「入試対策」を始めたいと考えている方は、是非「武田塾 燕三条校」の「無料 受験相談」にご参加ください。
今すぐに志望校が決まっていなくても、受験勉強として何をしたら良いか分からなくても、一度校舎へお越しください。
「武田塾 燕三条校」でどんなことを学べるのか、個別に詳しくご説明致します。
皆様のお越しを、講師一同心よりお待ち申し上げております。