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脳の構造と機能、どうしたら脳を鍛えられるかを調べてみました

頭が良ければ試験にも有利ですが、一体どうやったら自分の脳を鍛えられるのでしょうか

 

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皆さんこんにちは!

E判定からの逆転合格でお馴染みの、武田塾瀬戸校です!!

 

今回は、脳について調査しました。

これから入試本番という時期に何を呑気なと思っている人もいらっしゃる

かもしれませんが、脳をうまく活用したり、脳を鍛えて頭をよくするには

どうしたらいいかがわかれば、これからの入試にも役立つ筈です。

参考にしてください。

 

脳の構造について

 

 脳全体は、大脳、小脳、脳幹の3つに分けられます。

大脳は、脳全体の約80%の重さを占め、総指令室のような働き方をしています。

小脳は、大脳からの大まかな運動指令を、より細かな筋肉の動きに調整して、

体をスムーズに動かす働きをしています。平衡感覚と視覚の情報を複合的に

処理して、姿勢を保つのも、小脳の働きです。

体で覚える技は、繰り返し練習により、小脳と大脳基底核のネットワークを

築くことで習得されます。

脳幹は、自律神経系やホルモン系の働きをつかさどっており、呼吸、体温、

睡眠、性機能などの中枢として、生きるための基本的な働きを担っています

 大脳は、右脳と左脳に分ける考え方が一般に広まっています。

しかし、これはかなり大雑把な分け方で、近年の脳科学では機能別に、

前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉の4つに分けるのが普通です。

 

右脳・左脳理論(単純化した古い理論)と最近の理論

 

 大脳を右脳と左脳に分けることができ、右半球と左半球に分かれた真ん中に脳梁

という神経線維があります。右脳と左脳は働きが異なり、脳梁は両者の連絡橋の役割

を担っています。

 右半身の運動は左脳、左半身の運動は右脳が命令を下します。これは、大脳と体の

各部分をつなぐ神経が延髄のところで交差しているからです。

 右脳と左脳の違いは次のとおりです。

左脳は、言語の認識と言語的推理、計算と数理的推理、論理的思考などを受け持って

います。

読む、書く、話す、計算するなどの行為は左脳の役割になります。

そのため、左脳は、言語脳、論理脳、デジタル脳などと呼ばれることがあります。

人間の知性の源となるものが集まっていると考えてもいいでしょう。

右脳は、図形や映像の認識、空間認識、イメージの記憶、直観・ひらめき、全体的な

情報処理などを受け持っています。

絵を描いたり、楽器を演奏したりするのは右脳の働きです。

右脳は、イメージ脳、感覚脳、アナログ脳などと呼ばれることがあります。

デザインや音楽などの芸術的な活動や、アイデア・ひらめきなどを必要とする企画の

仕事、学問的な研究や技術の開発などでは、右脳の働きが重要です。

 以上の右脳・左脳理論は、かなり単純化して考えたもので、実際の脳はそう単純には

できていません。

たとえば、言葉を聞いて理解するには左脳にあるウェルニッケ中枢という聴覚性の言語野

を使いますが、話すときはブローカ中枢という運動性の言語野を主に使います。

更に文字を読む場合は、右脳も活性化することが分かっています。

更に、「読む、書く、聞く」の作業には意欲や創造にかかわる前頭葉も働きます。

つまり、言語については大脳のほぼ全域が何らかの形で関与していることになります。

 音楽を聴くと、右脳だけでなく、左脳も活性化します。

音階を聴くだけで、左側頭葉の42野と呼ばれる聴覚野や、言葉を聴くときに使うウェルニッケ

中枢の一部も活性化されます。

また、音楽を聴くと、体を動かさなくても運動をつかさどる小脳が活性化します。

更に、楽譜を見ながら楽器演奏する場合は、後頭葉(視覚野)や頭頂葉(運動野)、前頭葉も

使われるようになります。

このように音楽は、右脳だけでなく、脳全体を使っています。

 

脳の司令塔としての前頭葉の役割

 

 大脳は機能別に、前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉の4つに分けられます。

1. 後頭葉

 頭の後ろの部分。視覚中枢があります。

2. 頭頂葉

 頭のてっぺんの部分。痛み、温度、圧力などの感覚をつかさどっています。

3. 側頭葉

 頭の側面、こめかみのあたり。聴覚、嗅覚、情緒、感情などをつかさどって

 います。また、言語、記憶に関わりを持っています。

4. 前頭葉

 頭の前半分、側頭葉の上前部にある領域で、前頭前野と運動野、運動前野に

 分けられます。運動野は頭頂葉に接する部分、その前方に運動前野がありま

 す。どちらも運動の遂行や準備に関わっています。

 前頭前野は、思考や創造性を担う脳の最高中枢と考えられ、生きていくため

 の意欲や、情動に基づく記憶、実行機能などをつかさどっています。

 前頭前野は、脳全体の司令塔、あるいはオーケストラの指揮者にたとえられ

 ます。

 前頭葉に最も特徴的な働きは、意欲、創造、実行です。

 そのプロセスは、以下の通りです。

 ①自分の環境や状況を認識する。

 ②行動の選択肢を発見する。

 ③計画を立てて決定する。

 ④計画を実行する。

 ⑤結果を評価する。

 前頭葉(前頭前野皮質)の全皮質に占める割合は、人間が約29%、チンパンジー

 が約17%、犬が7%、猫が3.5%となっているそうです。

 考える、記憶する、アイデアを出す、感情をコントロールする、判断する、応用

 するなど、人間にとって重要な働きをしているため、人間らしくあるために最も

 重要な領域といえます。

 

前頭葉の鍛え方

 

 前頭前野と記憶を司る海馬、および筋肉運動を司る運動野、運動連合野はつながって

おり、前頭葉の鍛え方にはいろいろ方法がありますが、ここではその一部を紹介します。

 

1. ジョギング、ウォーキング、片足立ちなどの運動

2. 簡単な計算問題を解く。

3. 2つの絵の間違い探しを解く。

4. クロスワードパズルを解く。

5. 本を音読する。

6. 塗り絵や折り紙をする。

7. 瞑想、マインドフルネス

8. 他人、パートナーのいいところを探す。

9. 料理をする。

 

 ここで、前頭葉を鍛えるには”コツ”が必要です。

1. 感情の刺激を加える。

 いつもやっていることであっても、感情を刺激するように行う必要が

 あります。

 「こうしてみよう」、「ああしてみよう」、「こうすればよくなるよね」

 というように、感情を入れて行動する。

2. 普段と違う状況・仕方や順序で行動する。

3. 2つのことを同時に行う。

 

 

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