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【高1・2生向け】受験に向けて基礎の復習を始めよう!

こんにちは、武田塾西那須野校の鈴木です。

夏休みが終わって2学期が始まりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

受験生の方は、長時間の勉強を頑張っているのではないかと思います。

 

私は受験生を指導していて、毎年『もっと時間があればなぁ…』と思っています。

過去に受験をした人や、今年の受験生も、1度は思ったことがあるでしょう。

 

勉強時間を増やす方法は、趣味などの時間を勉強に回す、隙間時間を活用するなど

色々あると思いますが、受験勉強の「期間」を伸ばす方法は2つしかありません。

浪人して1年間延長するか、より早く受験勉強を始めるか、です。

 

私を含めた過去の受験生と同じ後悔をしないためにも、大学を受験する高校生には、

ぜひ1・2年生のうちから受験勉強を始めて欲しいと思っています。

 

とは言っても受験勉強と聞くと、大変とか時間がかかるといったイメージが強く、

課題やテスト勉強、部活などで忙しいとなかなか踏み出せないかと思います。

そこで今回は、1・2年生のうちからでも無理なくできて学習効果も高い勉強である、

基礎をしっかり身に付けることの重要性について伝えたいと思います!

 

「基礎」ってどんなイメージ?

基礎という言葉から受けるイメージは人によって様々だと思いますが、

その中で基礎を軽視するものの例を挙げると、「あたりまえ」とか「簡単」などがあります。

 

基礎を軽視し、おろそかにしてしまうと、必要な知識が身に付いていないので、

問題の解説を見ればわかるけど自分では解けないとか、答えを丸暗記しているだけ

といった状態になってしまいます。

そのようなイメージを持っている方は、今すぐに意識を変えましょう

 

私も基礎という言葉に対して色々なイメージを持っていますが、

ここでは「ルール」「お手本」の2つを挙げたいと思います。

これらによって、基礎を学ぶ際に気を付けたいことも合わせてお伝えしていきます。

 

基礎知識や基礎問題には、考えてもわからないものが多い

英語や数学を勉強をする際は、説明を読んでルールを学んだり、

例を見ながら実際に自分で問題を解いてみたりします。

ルールを理解して覚えたりお手本を真似したりすることは、

野球のようなスポーツをする際も、将棋のようなゲームをする際にも重要になってきます。

 

ここで、野球や将棋などを始めたばかりの人に対して、

「このルールがなぜ存在するのか考えなさい」とか、「お手本となる動きを自分で考えなさい」

と聞いたとしても、恐らく答えはわからないと思います。

そもそも答えが無い質問かもしれませんし、

答えがあったとしても、それがわかるのはある程度の経験を積んでからになると思います。

 

これは勉強についても同じことが言えます。もし苦手な科目でわからないことがあった時、

それが基礎の部分で躓いているなら、恐らく考えても解決しません

では何をすればよいかと言うと、調べることと、人に質問することです。

 

私は、調べるという行為は簡単ではないと思っています。

何を使って調べるのか分厚い参考書のどこに自分の求める情報があるのか

見つかった情報のうちどれをどのように使えばいいのか

それらを判断できるようになるには、試行錯誤などの経験が必要になってきます。

これは授業を聞いているだけでは決して身に付きません

 

自分で調べて解決できなかったのであれば、あとは人に質問するしかありません。

大学受験では学ぶ内容も必要な時間も非常に多いので、

考えてもわからないなら調べる調べてもわからないなら質問する、のように

時間に区切りを設けて切り替えていきましょう。

 

基礎は身に付けて終了するものではなく、後に活用するもの

私が中学3年生の時の話ですが、数学の授業で二次方程式の解の公式を暗記させられました。

その際、公式を見ないで書けて暗唱もできるのに、公式を使って問題を解くことができない

という友達が少なからずいました。

これはマズイと思って、「まずは公式を見ながらでもいいから問題を解けるようになろう」

と言って見本を見せながら解き方を説明しました。

(今思えば、それが私が人に勉強を教える原点だったと思います)

 

この事例を大学受験の勉強に当てはめてみると、

英単語を覚える目的は、単語テストをクリアすることではなく、長文読解などに活用すること。

古文の助動詞を覚える目的は、助動詞一覧表を埋められるようにすることではなく、

実際の文章のなかで活用や接続を意識しながら識別して訳せるようにすること。

などが挙げられるのではないかと思います。

 

また数学の教科書例題のような基礎問題についても、

そのレベルの問題が受験本番で出題されることはほとんどありません。

つまり受験に活用しようと思ったらその場で考えて解くようでは不十分であり、

背景となる知識や考え方を完璧に理解して説明できるようになったうえで、

どのような応用問題が出そうだというところまで想定しておくのが望ましいです。

よく武田塾の勉強法の説明に『完璧にする』という表現が出てきますが、

受験本番で実際に活用できるレベルにするには、非常に高い完成度が求められるのです。

 

今から始める基礎の定着

ここまで、基礎の重要さについてお伝えさせていただきました。

では実際に基礎を身に付けるためにどのような勉強をして欲しいかと言うと、

既に習った知識や、解けるようになった問題の復習です。

 

受験勉強を始める際には基礎を一通り確認していくと思いますが、

その中には既に習ったことがあるものがたくさん出てきます。

勉強をする際はどうしても、習ったことがないもの対して時間や意識を割いてしまいますが、

既に習ったことをちゃんと理解しているか、一度理解したことを忘れていないかどうか、

といったことの方が、テストで点数を取るためには重要になってきます。

 

つまり学校の授業で習った基礎知識や、テスト勉強をして解けるようになった基礎問題を、

繰り返し復習して忘れないようにし、高いレベルに仕上げることこそが、

1・2年生のうちから無理なくできる受験勉強の第一歩なのです。

 

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何を勉強すればよいかわからない方や、

自分のやっている勉強が間違っていないか不安だという方は、ぜひご活用ください。

 

また、この受験相談自体は入塾を前提としたものではないので、

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