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【受験生向け】私立大学を受験する準備は進んでいますか?

こんにちは! 武田塾西那須野校の鈴木です。

共通テストまで約1ヶ月となり、受験生の緊張も高まっています。

受験カレンダーの作成や、調査書を発行するために受験する大学を高校に報告するなど、

具体的な受験計画を検討している人も多いのではないでしょうか。

 

この西那須野校でも、12月に入ってから受験生の各家庭と面談を行っており、

家庭で話し合って欲しいことを伝えたり、相談に乗ったりしています。

国公立大学については共通テストが終わってからでないと出願先を決められないので、

このタイミングでは主に私立大学の受験に関する見通しを立てることになります。

 

今回の記事では、どの私大を受験するか検討する際に必ず確認して欲しいこととして、

1.入試形式や受験科目を確認する。

2.過去問を見て出題形式や出題傾向を確認する。

以上の2点についてお伝えしていきたいと思います。

 

受験科目だけでなく、判定の方法や定員の内訳も確認しよう!

まずは受験科目についてお伝えしていきます。

さすがに受験科目を確認しない人はいないと思うので、特に注意する点だけ挙げていきます。

 

国語なら古文と漢文が含まれるか、数学ならⅠA,ⅡB,Ⅲの出題範囲を必ず確認しよう!

同じ教科でも、大学のレベルや学部によって範囲が異なります。

大東亜帝国や日東駒専はレベルごとに足並みが揃っていて併願しやすく、

MARCHは大学によって変わるので自分に合った大学を選びたいという印象です。

 

文系受験をする場合、社会と数学の選択の可否を確認しておこう!

経済系の学部を中心に、文系の受験科目は英語と国語が必須で、

残りの1科目を社会と数学から選択可能となっている大学が多いです。

ただしこれは大学や学部によっても異なりますし、

社会なら地理や政治経済を選択可能かどうか、数学ならⅠAのみかⅡBを含むかも異なります。

受験科目が自分の勉強してきた範囲でカバーできているかを必ず確認してください。

受験科目で定員が分かれている場合は、自分の科目が有利か不利かも見ておくと良いです。

 

英語の外部試験スコアを持っているなら、スコアの基準や活用方法を確認しよう!

英語の外部試験を大学入試に活用する場合、その主な基準は合否ではなくスコアです。

自分が持っているスコアがいくつか確認するのは当然として、

その基準は大学や学部によって異なるので、必ず確認しましょう。

活用方法は大学によって異なりますが、主な方法としてはスコアを試験の点数に換算して、

当日試験の点数とスコア換算点数の良い方を採用する形式と、

外部試験利用方式として定員枠を別に設定している形式の2種類が多いです。

良い方の点数を採用する形式は、当日の試験を失敗しても点数が保証されるので使いやすく、

外部試験利用方式は定員が少ないので、一般入試と併願するのがお勧めです。

 

受験する私大を検討する場合、自分が行きたい大学だけでなく、

合格を勝ち取るための併願校も検討する必要があります。

併願先を決める時には、第一志望の大学の受験科目の範囲で受けられる大学を探したり、

自分の得意な科目配点が高かったり、苦手科目が回避できる形式を探してみるとよいでしょう。

 

受験する大学を検討したら、必ず過去問を確認しよう!

受験する大学を検討する際に、模試の成績を参考にする人が多いと思いますが、

私立大学の受験に関しては、模試の成績を過信すると痛い目に合います。

 

受験生が受ける模試は、主にマーク模試と記述模試の2種類ですが、

マーク模試は共通テストに合わせて作られているので、私大受験には参考になりません。

では記述模試なら参考になるかと言うと、首都圏を中心に多くの私立大学の問題は、

記号による選択問題、つまりマーク形式となっており、記述問題はあまり出題されません。

 

また大学によっては毎年同じような問題が出て、事前の対策で高得点を狙えるケースもあります。

つまり、私立大学の受験には模試の成績がそこまで当てにならず、

さらに模試でA判定だから余裕だと思って対策無しに入試を受けるようなことをすると、

合格すると思っていた大学が不合格になることも珍しくありません。

 

従って、受験する可能性がある大学については必ず過去問を確認しましょう。

大抵の場合は、出題傾向に合わせて対策をしていくことになると思いますが、

問題の相性が極端に悪い大学は、たとえ模試の判定が良くても回避することをお勧めします。

 

まとめ

今回は、どの私立大学を受験するか検討する際の注意点についてお伝えしました。

 

調べた人は分かると思いますが、私立大学の受験にはお金がかかります。

1回の受験料でも安くないのに、それを複数回受けたら膨大な金額になります。

さらに地元以外で受験をする場合は交通費や宿泊費までかかってきます。

 

だからこそ、私立大学の受験計画については、家族で相談する必要があります。

遅くとも年末年始には家族での相談を終えられるように、まだの人は早めに動きましょう!

 

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