みなさんこんにちは！ 京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校です！
武田塾寝屋川校では、随時無料の受験相談も行っておりますので気になった方は、ぜひ相談してみてください！
ところで、これから受験を迎えようとしている皆さん！受験勉強の計画は立てましたか？
無計画な学習を続けると、入試本番に間に合わなかったりするなどトラブルが発生します。
そこで今回のテーマは、「1日に並行していいのは〇科目まで！」です。
是非、受験勉強の計画を立てるのに役立ててください。
【9割に当てはまる】同時並行できる科目数はコレ！ - YouTube
1日の勉強科目数は何科目？
それでは早速、1日の勉強科目数についてですが、これは現役生か浪人生、国公立志望か私立志望かによって大きく4つに分けられます。
浪人生
まず、浪人生は現役生に比べて圧倒的に勉強時間を確保できるので、
春から勉強時間をたくさん確保し、様々な科目を勉強できるという特徴があります。
ただし、まず基本となる科目数は私立大学・国立大学にかかわらず1日3科目です。
そして、時間を三等分した後に科目の優先度を決め、重い教科に時間を充てましょう。
私立大学志望
私立大学志望の浪人生では、受験科目の「3教科×3時間」で勉強を進めましょう。
そこで、たまに受ける質問として、
私立大学志望の浪人生が現役時代あまり勉強しなかったため英語の基礎ができておらず、
勉強科目を英語に絞るか、並行して3科目を進めるべきかと聞かれることがありますが、
基本的に3科目で進めましょう。
その理由として最終的な合計点数を高くするために三科目を並行して勉強するのがおすすめだからです。
国公立大学志望
国公立大学志望の浪人生では、2次試験の科目数によって科目数が変わってきます。
①2次試験で3科目以上必要な場合は優先度の高い3科目を重点的に勉強しましょう。
②2次試験で科目数が少ない場合はそのうち1科目と共通テストの科目から選びましょう。
③2次試験で4科目必要な場合は、全ての基礎を一気に固めるのは難しいので、重い科目から配分を決めて進めましょう。
そして基本的に、重い科目である英語・数学は毎日必ず勉強しましょう。
なぜなら、科目によって必要な勉強時間は異なり、特に英語と数学は時間がかかります。
ただし、当然この考え方はあくまで平均的な学生を対象にしているので、
「中学英語から分からない」などの場合は、英語の比率を上げて英語・国語に絞って勉強するべきです。
現役生
現役生は時間がありません。そのため、勉強の並行の仕方は気を付ける必要があります。
4月ぐらいで部活を引退した人は、長くて7時間ほど勉強時間を取れる人が多いと思います。
私立大学志望
私立大学志望の人は三科目の中で重要度の高い2科目を選びましょう。
英語や数学は特に優先して勉強しましょう。
国公立大学志望
国公立大学志望の人は2次試験で使う優先度の高い2科目を選びましょう。
特に、部活や学校などで時間が取れない人は科目を絞って勉強することが重要です。
例えば、2次試験の比率が高い国公立大学志望なら理系であれば英語・数学・理科が圧倒的に重要です。
そこで、これらの科目は当然勉強しているが、国語・地理などの共通テストの中で配点が少ない科目を早い時期に手を出してしまい、逆に主要な科目に使う時間が減ってしまうと本末転倒です。
そして残った科目に関しては夏が勝負です。
夏休みや部活の引退などで時間が増えたら他の科目を始めて追いつかせましょう。
なぜ科目数を絞った方が良いのか
他の科目もあるのに絞った方が良い理由としては、科目数を絞った方が効率がよいからです。
分かりやすく言うと、1日中英単語しか勉強しない場合多くの英単語を覚えられるでしょう。
一方で、「1日で英単語・英文法・英熟語・長文・数学・国語をやる」とした場合、1つ1つが手薄になり、
結局すべての進捗が悪くなり、長い時間勉強している割に何も仕上がらないという状況になりやすいです。
さらに、毎日終わらない勉強量を残したまま中途半端に進むことは、勉強の整理ができずに計画の崩れを招きます。
そのため、ここでおすすめするのが「1日1冊法」です。
これは、1科目に絞り短期間で完成度を高くする勉強法で、長期的に見てコスパが良い勉強法です。
この勉強法の利点としては、完成度の高い勉強をできるという点に加えて、
モチベーションの向上を招くという点があります。
例えば単純に考えて1科目だけ勉強するのと5科目並行で勉強するのでは
1科目だけやっている方が結果が出るのが早いでしょう。
そうして結果が出ることで、モチベーションの向上を招きます。
たとえ1科目でも、
「自分が本腰入れて受験勉強を始めた。そうしたら結果がついてきた。模試でいい点数が取れて順位が上がった。」
となると、勉強意欲が向上し、自信を得ることにもつながります。
そしたら、次の科目に本腰を入れて、同じ要領で勉強を始めましょう。
あと少し補足すると、1科目の中でも分野ごとに分けて、段階を踏んで勉強することが大事です。
英語に関してだと、単語・文法→熟語・解釈→音読・英語長文といった順番で勉強し、並行して取り組むのは大体2分野ぐらいだが、この6分野を同時に勉強しようとしたら失敗します。
そもそも単語も覚えきれていないのに長文の勉強をするのは非効率な勉強法です。
長文読解で分からない単語が出てきた時に辞書やスマホで調べている時間があるなら先に重要単語を覚えましょう。
（この英語の勉強法については以下の動画でも紹介されています↓。）
【2023年版】全受験生必見の英語のルートを解説！武田塾参考書ルート！ - YouTube
ということで現役・浪人・志望校によって、それぞれやるべき科目数は変わるが、
重要なポイントとして絶対に抑えてほしいのは、
今の科目数を並行して勉強した場合にそれぞれの科目を仕上げられるかを意識することです。
あとは優先度が大事になります。
配点・優先度の観点から今やるべき科目を戦略的に決めましょう。
まとめ
浪人生で私立大学志望：3教科×3時間
浪人生で国公立大学志望：
①2次試験で三科目以上必要な場合：優先度の高い三科目から選びましょう。
②2次試験の科目数が少ない場合：二次試験の科目から一つと共通テストの科目から選びましょう。
③2次試験で四科目必要な場合：英語・数学を中心に比重の重い科目を優先に配分を決めて進みましょう。
現役生で私立大学志望：三科目の中で重要度の高い二科目を選びましょう。
現役生で国公立志望：二次試験で使う優先度の高い二科目を選びましょう。
以上が今回の記事になります。
受験の天王山と呼ばれる夏が徐々に迫ってきています。
受験生はなるべく早く正しい勉強計画を立て、幸先良いスタートを切りましょう！
