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講義系参考書の中身が本当に身についているかを確認する方法教えます!

こんにちは、武田塾奈良西大寺校です。
みなさん日々の受験勉強の調子はどうでしょうか?順調に進んでいますか?
今年度がスタートしてすでに1ヶ月が経ちました。早いですね…。
新学期が始まったところなので4月から本格的に受験勉強をスタートさせた方の多くが取り組んでいるであろう、「講義系参考書」

今回は受験生からも特に質問が多い講義系参考書の進め方に関する以下の質問にお答えします。

「講義系参考書の中身が本当に身についているかはどうやって確認すればいいのですか?」

 

①講義系参考書って何?

講義系参考書とは、授業を受ける代わりのサポート教材として使用し、わからない箇所を調べたり、(歴史系であれば)全体の流れを理解するための参考書です。基本的に一問一答などの問題集と並行しながら進めることが多いですね。具体的には、英語でいうと「総合英語 Forest」、日本史だと「石川の実況中継」などの参考書です。一問一答などの問題集で用語を覚えて、用語の意味を確認する役割が講義系参考書です。

 

②基準は”セルフレクチャー”できるかどうか!

講義系参考書の中身が身についているかどうかを確認する際は「セルフレクチャーできるかどうか?」を基準とするのが良いでしょう。セルフレクチャーとは「それぞれのテーマについて自分自身に講義すること」です。

具体的な手順としては、まず、講義系参考書を読み終わったら参考書を閉じます。次に、その日に読み進めた範囲について覚えている範囲で自分自身に授業してみてください。ポイントは講義系参考書を閉じて行うということです。

講義系参考書を見ながらセルフレクチャーしても、それは内容が身についているかどうかの確認にはなりません。ただ音読しているだけですね。講義系参考書を読み進める際、理解を深めるために参考書の内容を見ながら音読するのはアリですが、ここでは内容が身についているかどうかの確認をするのが目的なので、必ず参考書を閉じて、セルフレクチャーするようにしてください。

日本史を例に挙げれば、「満州事変について説明してください」と言われた時に、満州事変に至るまでの経緯やその後どうなったのかを説明できなければ、満州事変について理解していることにはなりません。

セルフレクチャーをするときの注意点としては、セルフレクチャーをやる時にあまり詳しくやりすぎないことです。あまり詳しくやってしまうとそれだけで相当な時間がかかってしまい、前に進めなくなります。概略をザッと説明できればOKです。

例えば、満州事変なら「1931年、中国の柳条湖で関東軍(日本の軍)が鉄道爆破事件を起こしたことをきっかけに始まった満州の支配。結果、満州国を建国。」くらいの説明が出来るといいと思います。

今日のまとめは、講義系参考書の中身が身についているかどうかを確認するときは、「セルフレクチャーできるか」、「用語の意味を説明できるか」、「ある程度の流れを説明できるか」を基準にするのが良い!ということです。

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