こんにちは!武田塾奈良西大寺校講師の熊木です。
気温も低いままで、多くの人が体調を崩してしまう時期かと思いますが皆さんお元気ですか。
私は大阪教育大学に去年から通っているのですが、大学が山の上にあるため、
冷たい風が吹く中を階段380段分のエスカレーターで登校しています。
教員を目指すあなたへ!教育学部で学んでいること
私が大阪教育大学で学んでいるのは、小中学校の音楽教育についてです。
私の所属している小中教育学科音楽教育学部は男子1人女子9人の計10人で、
専門の授業はほとんど、12人所属している中等教育学科音楽教育学部と受けます。
専門の授業は前期に6教科、後期に3教科あり、自身の音楽スキルの向上を目標とした歌、ピアノ、作曲、ソルフェージュの授業や、
現在の音楽教育を実習を通して学ぶ教育入門の授業など、とにかく音楽に関係することを学びます。
歌の授業では、専門の教授に古代英語の曲や聖歌など歴史ある海外の曲から、
バッハのカノンや日本人が作ったカノンなど誰でもできる練習曲まで幅広く歌います。
一回生の間はソロで歌う機会はなく、合唱のような形で声部に分かれて歌ったり、
同じ歌を少しずつずらしてそのハーモニーを楽しむ輪唱をしたりします。
一番難しい授業はソルフェージュです。ソルフェージュの授業ではフランス独特の美しい旋律とピアノ伴奏を持つ課題曲を毎週一曲、
練習して弾き語りのような形で試験します。教授はプロの作曲家で東京から授業のために来てくださっているので厳しく、
みんなとても緊張して授業を受けます。
もちろん、専門授業以外の授業もたくさんあります。
心理学やICT(情報通信技術)など、どの大学でもある授業もあり、どれも100人ほど受講者がいます。
しかし、私は小中の教育学部なので、将来小学校教員になるとクラスの担任として専門の教科以外も受け持たなければいけません。
そのために、小学校専門という科目があります。
小学校専門では国語や算数など主な5教科はもちろん、書道や家庭科などの副教科の教育法を学び、
基礎から応用の問題も、もう一度勉強しなおします。課題も多く、単位を取るのが大変です。
また、大阪教育大学は実習の質と量で高く評価されていて、一回生から観察実習に行ったり二回生になると介護実習に行ったり、
とにかく様々なたくさんの現場体験を経験することができます。
私も大阪の小学校へ観察実習に行きましたが、
小学校の先生が一日どれだけの仕事量をこなしているのかや、児童の指導だけが教師の仕事ではないことがよくわかりました。
以上が、私が大阪教育大学で学んでいることです。
気になった方は、オープンキャンパス等、実際に足を運んでもらえると良いと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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