こんにちは、武田塾奈良西大寺校です!
今日は、題して!
アウトプットした分、インプットは減らせるのか?~大学受験のコツ~
というテーマでお話ししていきます。
インプットとは
インプットとは、「知識を頭に入れること」をさします。
わかりやすく言えば、”覚える”ということです。
単語帳を使って単語を覚えたり、講義用参考書を使って流れを頭に入れるといった作業がインプットにあたります。
最低限の知識が頭に入っていないと問題は解けません。
勉強を進めていく上でまずはインプット(覚える)からスタートします。
アウトプットとは
続いて、アウトプットとは「覚えた知識を実際の試験で使えるようにすること」をさします。
言い換えると、”問題を解く”ということです。
数学の問題集を解いてみたり、単語のテストをしてきちんと覚えられているかチェックするといった作業がアウトプットにあたります。
数学を例に挙げると、メネラウスの定理の意味を理解していたとしても、実際に問題を解いている時にその定理が使えなければ意味がありません。
メネラウスの定理を使って解く問題だと気づいて、尚且つ実際にメネラウスの定理を使って問題を解けなければなりません。
アウトプットの作業では、
”覚えた知識を適切な場面で使える(知識をいつ使えばいいのか気づく)”
”覚えた知識を使いこなす(知識を必要な時に自在に使えるようにする)”
ということを訓練します。
結論
沢山アウトプットをしても、インプットすべき知識の量は減りません。
アウトプットを中心にしてランダムに問題を解くだけでは、覚えるべき知識がぐちゃぐちゃになってしまいます。
そのため、かえって理解しづらくなりますので、インプットは体系的に行うのがいいでしょう。
化学を例にするなら、いきなり全範囲がごちゃ混ぜになった問題集を解くのではなく、”理論”、”無機”、”有機”の順に体系的に知識をインプットするのが効率的です。
勉強をするときはまずは体系的にまとめられた参考書を使って知識をインプットすることからはじめてみると良いのではないでしょうか。
【関連の武田塾チャンネルはこちらから!】