最近よく齢について考えている、日本初!授業をしない武田塾長崎校で講師をしております樫本です。
外に出るのはそこまで好きではないのですが、体を動かすことは好きで、よく運動をしています。
毎晩6kmほどのランニングをしているのですが、最近よく考えることがあります。
「これいつまで続けられるんだろう・・・。」
というのも、私はこれから就くであろう職業柄、先輩たちの姿を見る機会も多いのです。
その先輩方の殆どがどんどんだらしがないふくよかな体つきになっていくのを見て、怖くなってしまうのです。
その姿を見るにつけ、「あぁ自分もこうなってしまうのか。」と思わずにはいられないのです。
そして、何よりも怖いのが、高校を卒業してからの時間の流れが非常に速いと感じていることです。
私も気が付けば大学に4年半近く在籍しています。
中学校の3年間、高校の3年間に比べていかにこの時間の流れが速かったか。
そんな、時間の流れの速さに愕然としている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
時間をうまく使えていますか?
割と上手に使えていると思います。という貴方。
うらやましい。ずっとそうあれるように頑張ってください。
どうだろう・・・。と思っている貴方。
今日はそんなあなたのために書く記事です。
導入部分の話に共感していただく必要はないです。いずれ分かります。
ですが、時間があっという間に過ぎてしまうということは、受験生の皆さんにも実感できることではあるのです。
少し振り返ってみてください。
もう9月になろうとしていますよ?
ついこの間学年が変わったばっかり、或いは新しい生活が始まったばかりという気がしませんか?
ですが、もう夏休みも明けてしまっています。
時間というものは本当にあっという間に過ぎてしまうものなのです。
この調子だと、本当にあっという間に共通テストなどの試験当日を迎えることになってしまいます。
焦りますよね。
今日はそんな時間をどのように使っていけばいいのか、ということについて考えていこうと思います。
偉い人の言葉
時間が早く過ぎる原因は何でしょうか?
昔、私にこう教えてくれた偉い人がいました。
「毎日同じようなことをしていると時間の流れが速く感じるんだよ。」
当時まだ中学二年生。
はぇ~。そんなもんなのか・・・。と感じた私は、長期休みの時などは意識して毎日何かしら違うことをしようとしていました。
ですが、学生は学校が始まってしまうと、どうしても同じような行動をとってしまいます。
時間割がありますし、部活の曜日や時間も決まっています。
私も例外ではありません。
学校が始まると、本当に淡々と毎日を送るだけになってしまうのです。
学校に行っている以上しょうがないことなのです。
そして、毎日違ったことをしていた時と、同じような毎日を送っていた時でどう違ったのかを振り返ってみたのです。
結果わかったのは、毎日違ったことをしていても特に時間の流れが遅くなるわけではない、ということです。
相変わらず夏休みはあっという間に終わりましたし、その後の二学期(後期?)もあっという間に過ぎ去っていきました。
あれ?偉い人の話はどうなった?
ですが、もちろん違いはあったのです。
違い
少し話は変わりますが、昨日の夕飯は思い出せますか?一昨日の夕飯はどうでしょうか?
昨日の夕飯を思い出せる人は多くても、おとといの夕飯の内容になると結構難易度上がりますよね。
ちょっと前の内容でも、食事という日常の内容はあまり覚えていないものです。
ですが、これが特別な食事だったらどうでしょうか?
例えば、一昨日は家族で焼肉に行った、とかなら、夕ご飯の内容は焼肉と即答できるかもしれません。
これが一週間前でもちょっとカレンダーを見れば思い出せる可能性は高いですよね。
いつもとちょっと違う事をすると、その内容は結構頭の中に残るものなのです。
これが、そのまま毎日の中身を変えた時とルーティンを過ごしていた時との違いになるのです。
要は、毎日過ごす中身を変えている日々は振り返った時に、記憶として残るのです。
記憶として残す
ふとしたときに焦ることってありますよね。
特に受験生は、試験が近づいてくるにつれて、どれだけ勉強していても焦りを感じるものです。
むしろ、たくさん勉強している人ほど焦るかもしれません。
この焦りを収めてくれるものが記憶なのです。
焦りはほとんどの人が感じるものです。
しかし、振り返った時に、何をしていたか分からない、どれだけやってきたかがイマイチ掴めない、この状況が焦りを増幅させます。
逆に、自分がした内容をしっかり思い出すことが出来れば、自分がやってきたこと、費やした努力で落ち着かせることが出来ます。
そこに根拠があるからです。
このままで間に合うのか、今のままの勉強でいいのか。
この様な考えが頭に浮かぶと、頭の中をどんどん占拠していきます。そして、勉強に手がつかなくなっていくのです。
この記憶に残す、という事は勉強を続けていくうえでも非常に大事なことなのです。
毎日違う事をする必要はない
でも、学校もあるし、部活もあるし、毎日違ったことをするなんて難しすぎる!
間違いありません。非常に難しいでしょう。
ですが、振り返った時にしっかり思い出せる日々を送る方法は毎日違ったことをするという事ではないのです。
今まで言ってきたことをひっくり返しているような言葉ですね。
ただ、目的は、振り返った時に思い出せる、つまり、記憶に残すことです。
毎日漠然と過ごしていては、記憶に残らないのは、先ほど挙げた夕飯の内容の話でなんとなく実感できたと思います。
漠然と過ごすからいけないのです。
意識して毎日を過ごすことが大切になってきます。
意識するためには、明文化していかなければなりません。
一番手っ取り早いのが計画です。
「今日は~をしよう。」と決めて一日を過ごすことで、その日は「~をし(ようとし)た日」になります。
記憶に残りますし、「~はした(やることはやった)」と自信をつけることもできます。
計画を立てることは、一日を意識して動く上で非常に大切なのです。
最後に
今回は、時間について書いていきました。
偉い人が言った、「毎日同じようなことをしていると時間の流れが速く感じるんだよ。」という言葉。
あれは、「毎日意識せずにボーっと過ごしていると時間の流れが速くなる。」という意味だったのだと思います。
これから先、どんどん時間の流れは速くなります。
私も、よく親戚や一緒に遊んでくださっている人たちから言われています。
今以上に早くなるのかと考えたら恐ろしいくらいです。
そして、その流れはおそらく止めることは出来ないでしょう。
で、あれば、1つでも多くその時間の中でした内容を思い出せるように過ごしたいものですね。
受験生の皆さんにとっては自信をつけるという意味でも、一日の中身をしっかり吟味し意識して過ごすことは対ア節だと思います。
計画を立て、一日一日をかみしめながら生きていきましょう。
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