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立文系志望で数学受験はアリ?!ナシ?!社会と比較!

こんにちは!武田塾 長岡校です。

 

今回は新しい受験生に向けて「私立文系志望なのですが文系数学の受験はありですか?」という質問に

アリ・ナシ両パターンの話をしたいと思います。

 

アリ

【数学はハイリスク・ハイリターンの科目】

問題がはまれば満点を取れる科目だと思います。

3問とも今までの問題集や参考書でやったことがある問題なら満点を取れる可能性があります。

 

【数学は得点調整で得】

私立大学は基本たくさん受ける人が多いと思いますが、例えば10回受けたら10回受けた中でどこか1校突き抜けた点数を取ってしまえば絶対その大学は合格すると思います。

日本史・世界史は良くも悪くも安定するので、数学で満点を取って突き抜ける可能性があるところはおすすめはできます。

日本史・世界史のデメリットは80~85%を取ったとしても-10%~-20%の得点調整があり得るところです。

逆に数学はどういう調整のされ方をするかにもよりますが、日本史・世界史に比べると平均点が低いことが多いので、自分が取った点数より上がる可能性があります。

となると同じ点数で高く評価してもらえる数学のほうがおいしいかとは思います。

 

ナシ

【数学が苦手な人にはおすすめしない】

数学を選ぶ場合に苦手な人は安易に手を出さないほうがいい科目だと思います。

数学をゼロスタートする人や他の科目と比較した場合、自分がそれを1年間勉強できるか考えると危険が多いのでおすすめしづらいです。

 

【数学の不安要素】

数学は考える科目なので思考力が求められる分、一気に成績が伸びていきません。

1・2年生から数学が苦手ではなくそのまま使えそうであれば問題ないかと思います。

日本史・世界史は覚えたら覚えた分だけ点になる科目なので努力が報われやすいですが、

数学は覚えたからといって本番の問題が解けるとは限りません。

計算ミスも起こり得るので、思っていた点数を取れないこともあります。

 

 

 

 

数学は苦労する科目であるのは間違いありません。

単純に勉強時間で考えると日本史・世界史のほうが少ない勉強時間でいい結果が出やすいのも事実です。

数学の方が勉強時間がかかりますし、理解力が求められる科目なので一定数は今までの勉強経験が必要になってきます。

ひとつの基準として『基礎問題精講』の解説が理解できるなら数学受験でも大丈夫かと思います。

基礎問題精講の解説が理解できない場合、基礎の『やさしい高校数学』からやらないといけなくなるので、その分時間がかかります。

その時間を多く費やしてしまうのであれば、覚えた分だけ点数になる日本史・世界史をやったほうがいいかと思います。

 

もちろん数学受験で合格している人もいますし、日本史・世界史でもいますので、どの科目でも合格は可能です。

その科目を選んで大丈夫か生徒自身の個別の判断になってきます。

日本史・世界史と決めている人が多いと思いますが、文系数学も意外とアリですし、逆に高校で数学を習っているから必然的に数学を使う思考になっている人もいるので、数学を使わない選択肢もあるというお話でした。

 

数学が使えない大学・学部もあるので文系数学を選ぶ場合は注意しましょう!

 

今回のまとめ

★文系数学は苦手で続けられなさそうならナシ!

満点狙い得点調整の底上げを期待するならアリ!

受験スケジュールを左右するので慎重に選ぼう!!

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