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バレンタインついでに♡ 勉強前にチョコレートで効率アップ!

武田塾長岡校です。もうすぐバレンタインですね!

でも、受験生だし…

勉強どころでそんなこと気にしていられない…

そうですよね…

しかし、美味しいお菓子を食べて、さらに勉強にも効果があるなら、

断然取り入れたいものですよね!

今回は、チョコレートが勉強に及ぼす具体的な効果とその理由、

そしてチョコレートの選び方・食べ方をご紹介します。

     バレンタインデー チョコレート イラスト!

カカオポリフェノールで学習能力アップ!

チョコレートが勉強に効く理由のひとつは、カカオポリフェノールの存在です。

最近、「高カカオポリフェノール」を全面に押し出したチョコレートをよく目にしますよね。

ポリフェノールには様々な種類があり、それぞれ効果も違います。

カカオ由来のポリフェノールで得られる効果とは一体どんなものでしょうか?

まず挙げられるのが、体の健康を促進する効果です。

カカオポリフェノールには血管を広げる作用があり、血圧低下が期待できます。

さらにカカオポリフェノールには、悪玉コレステロールの酸化を抑える働きもあります。

コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防できるのです。

そしてカカオポリフェノールには、脳の学習能力をアップさせる効果もあります。

これにはBDNFが関係しています。

BDNFとは、海馬や大脳皮質で活性化され、神経細胞の生存や成長・シナプスの形成を

コントロールし、記憶・学習能力の増強に関わる物質。

このBDNFの増加を促進するのが、カカオポリフェノールなのです。

つまり、チョコレートが勉強に効くのは、カカオポリフェノールによってBDNFが活性化し、

学習能力がアップするからだといえます。

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テオブオミンでリラックス!

チョコレートが勉強に効く理由には、テオブロミン」も関係します。

テオブロミンとはカフェインに似た物質。ダークチョコレート1オンス(28g)

あたり150~300mgも含まれているようです。

テオブロミンには、リラックス効果を期待することができます。

テオブロミンにはカフェインのような中枢神経刺激作用がありますが、覚醒作用はありません。

さらに、即効性のあるカフェインと異なり、テオブロミンは緩やかで持続的な効果をもたらします。

交感神経と副交感神経のバランスをとりながら体内でゆっくり作用するため、

リラックス効果を生むのです。

加えて、テオブロミンには血管を拡張して血流を改善する作用もあるため、

疲労回復にも役立ちます。チョコレートを食べると、テオブロミンのおかげで

疲れが取れてリラックスできるというわけです。

そのため、勉強で疲れたときにはチョコレートを食べると効果的なのです。

       部屋でリラックス中の若い女の子のイラスト

勉強に役立つチョコレートの選び方・食べ方

チョコレートが勉強に役立つ理由がわかりましたね。しかし、どんなチョコレートでも

効果的というわけではありません。

チョコレートの種類によって成分の含有量が違うので、選ぶときには気をつけましょう。

ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの原料は以下の通り。

  • ダークチョコレート:カカオマス、ココアバター、砂糖
  • ミルクチョコレート:カカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品
  • ホワイトチョコレート:ココアバター、砂糖、乳製品

乳製品の含まれるミルクチョコレートは、ダークチョコレートに比べてカカオ由来の

原料の割合が少ないため、カカオポリフェノールやテオブロミンといった効果的な成分の

含有量も減ってしまいます。また、ホワイトチョコレートにはカカオマスが使用されていないので、

カカオポリフェノールやテオブロミンがほとんど、あるいは全く含まれていないのです。

そのため、勉強に役立つチョコレートはダークチョコレートだといえるでしょう。

また、食べるタイミングにも気をつけなければなりません。チョコレートは勉強の最中ではなく、

勉強の前や合間に食べるべきなのです。

糖分を摂取すると、血糖値が急激に上昇します。急激に上昇した血糖値はその後、急激に降下。

もし勉強の途中に糖分を摂ったら、摂った直後は血糖値が上がりますが、しばらくすると

下がっていくため、集中力が続かなくなってしまいます

ですから、脳が活発になっている最中にチョコレートなどの糖分を摂ることはおすすめしません。

チョコレートをつまむなら、カカオポリフェノールで学習能力をアップさせたい勉強の前か、

テオブロミンで疲労を回復したい勉強の後にしましょう。

もちろん、チョコレートの過剰摂取は禁物です。糖分や脂質を多く含むチョコレートは、

摂り過ぎると肥満の原因となりますね。また、カフェインやテオブロミンの過剰摂取は、

興奮作用や利尿作用をもたらします。チョコレートを食べるときは節度を守り、

食べ過ぎないようにしましょう。

 

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