こんにちは!武田塾武蔵小山校講師の大石です。
いやー、暑い!暑いですね!
梅雨が過去最速で明け、連日35℃を超えるという日が続いています。
皆さん、体調管理は十分にできていますでしょうか。
少しでも体調がいつもと違うな、と思ったら熱中症を疑ってください。
熱中症を甘く見てはいけません。
私は高校時代、部活動の最中に熱中症になり救急車で搬送されたことがあります。
「少し体調が悪いだけだ」と思っていましたが、気づいたら倒れていました。
幸い点滴を打って治りましたが、命を落とすこともある病気なので、皆さんは気を付けてくださいね。
熱中症の話はさておき、とうとう夏休みを迎えますね。
高校3年生は勝負の1カ月。
高校1年生と2年生にとっては楽しい楽しい1カ月になると思います。
しかしどの高校生にもついてくるのは、「勉強」です。
高校3年生はもちろん受験勉強。
高校1・2年生は、「学校の宿題」です。
そして勉強をする際に越えなければいけないハードルが、
「始めるまでの腰の持ち上げ方」です。
勉強しようと思っても、宿題を終わらせようと思っても、気づいたら夕方になっている。そんなことはありませんか?
私は小学生から高校生まで、夏休みの宿題は8月の最終週にようやく取り組む人でした。
絶対に初めに終わらせてから遊んだほうが良いはずなのに、勉強のスイッチの入れ方を学ばずに11年間を過ごしました。
そんな私が高校3年生以来、いくつかのことを意識することですぐに勉強に取り掛かることが出来るようになりました。
ということで今回は、「夏休み直前!勉強を先延ばしにしない方法!!!」ということで、ブログを書いていきたいと思います!
(一応個人差はあると思うので、参考程度に・・・)
1. 先延ばしにする原因とは
私が勉強の開始を先延ばしにする癖を治そうとした際、まずは何が原因かを考えることから始まりました。
私を勉強から遠ざけている大きな原因、それは「きちんとした時間に始めようとする癖」でした。
私が高校時代によく見ていたのはYouTubeです。
面白そうな動画のタイトルを見てしまうと動画のリンクを押してしまい、時間が湯水のように消えていました。
「絶対に9時から勉強を始めよう。それまではYouTubeを見よう。」
と心に決めて見たものの、気づいたら9時を回っていて次は9時半、更に10時と勉強を始める時間が遅くなっていました。
YouTubeを見ること自体はリフレッシュになるので、勉強にそこまでマイナスな影響を与えることはないでしょう。
しかし、終わり時にきちんと終わらせることが出来なかったのです。
人はスケジュールを立てる際において、〇〇時0分や30分といったきりの良い時間に始まりや終わりを設定する傾向があります。
もちろん、その方がスケジュールを立てやすいです。
しかし重い腰を持ち上げる際(勉強やダイエットなど)には、始めることが出来ずに先延ばしになってしまうことがあります。
そしてもう一つ、先延ばしにする原因がありました。
それは「無計画に勉強を始めようとしている」ということです。
ただ机に向かってできるだけ多く暗記する、もしくは問題を解く。これが私の勉強でした。
人間は近い目標(定期テスト前日や小テストの朝)に対して、多くの力を割くことが出来ますが、目標が遠い場合(受験や夏休みの宿題の提出日)には力を注ぐことが難しいのです。
2. 私を変えた1冊の本
このように勉強をしようと思ってもなかなか始められない私でしたが、高校3年生の時に出会った1冊の本によって劇的に勉強の習慣が変わり、現役で大学に進学することが出来ました。
その本を皆さんにも特別に紹介しようと思います。
タイトルは「後回しにしない技術」です!
好きな漫画の最新巻を買いに駅前の書店に行くと、この本の帯が目に入りました。
「人生で最も破壊的な単語は『あとで』である。」
心がギクッ、と鳴りました。
まるで自分に語りかけられているような本。
これは運命だと思い、漫画を買うのをやめてこの本を購入しました。
家に帰り、1日もかからずにその本を読破しました。
本の中にある、後回しする人の悪い習慣のほとんどに私の習慣が当てはまっており、自分のだらしなさを痛感しました。
もう少し早くこの本に出会えていれば、もっと充実した夏休みを送ることが出来たかもしれない。
今でもそう思います。
しかし受験前に出会えたことは、私の大学受験を成功に導いたきっかけになりました。
3. 先延ばしをしないようにするには
「後回しにしない技術」に出会い、先延ばしの癖をやめるために行ったこと、意識したことを紹介します。
まず1つ目に、とにかく勉強机に座り続けることを意識しました。
この本の中に書いてある言葉の1つが、今でも私の心の中に残っています。
それは「何事も、ベストなタイミングは常に今だ」です。
勉強を始めるベストな時間は、0分や30分といったきりの良い時間ではなく、常に「今」なのです。
13分や39分などに始めればその分多く暗記できる。
この言葉を意識するようになってから、常に前倒しで行動できるようになりました。
そしてもう一つ。
前日の夜に「明日のto doリスト」を作りました。
そんなことで変わるのかよ、そう思うかもしれません。
しかし前日に作ることで、「明日は頑張るぞ」という想いから多くのタスクを書くことができ、やるべきことも整理することができます。
またその日を振り返った時の達成感は、次の日に頑張る力にもなります。
成功体験は、人の力を伸ばす大きな要因です。
この2つの工夫によって私は、先延ばしの癖を消すことができ、成績が大幅に上昇しました。
以上、先延ばしにしない勉強法、ということで長々と書かせていただきました。
私のブログを鵜呑みにする前に、是非「後回しにしない技術」を読んでみてください!
学生でもそうでなくても、生きる上で大切なヒントを与えてくれます!
読んできただきありがとうございました!