こんにちは。
大学入学共通テストが終わり、次は二次対策のシーズンに突入しました。
高校二年生の方は「次は自分の番だ…」とそわそわし始めているころではないでしょうか。
高校一年生の方も、部活やテストで忙しくしていると1年はあっという間ですよ。
ここで、受験勉強を始めるにあたって、多くの人が壁にぶち当たる科目があります。
共通テストに一つだけ癖が強い科目がありますね。
リスニングです。
この中にもリスニングが一番苦手!という人も多いのではないでしょうか?
リスニングが嫌われる理由として、
1.やってもあまり伸びない
2.聞いて勉強するだけで勉強した感が得られない
3.話し手のスピードに置いて行かれて絶望する
4.そもそもリスニングの勉強方法がわからない
5.日本を出る気がないのでモチベがない(!)
などをよくお聞きします。
(実際私自身もリスニングは一番嫌いで、大門一個分全部2を塗ったことがあります)
リスニングの勉強法が分からず、最後に急いで対策しようとしたり、最後まで何となくで行っちゃう人も多いのではないでしょうか。
帰国子女、もしくは家族に英語をしゃべる人がいない限り、リスニングが得意な人はなかなかいないのではないかと思います。
しかし、 そこで逆にリスニングが得意になってしまえば、周りとぐんと差をつけることができると思いませんか?最近はリスニングの重要性が注目され、共通テストのリスニングの配点の割合を高めに設定している大学も増えています。
また、リスニングができるようになることで、外部試験として役に立つ英検、就職にかなり役に立つTOIEC、留学で役に立つTOEFLに大いに役に立ちます。
前置きが長くなってしまい申し訳ありませんでした。
今回はそんな嫌われ者のリスニングが得意になってしまう方法を紹介したいと思います!
この方法を行うことで、1.2.3.4.は克服することができますよ。
また、その勉強法で最大限に点数を伸ばすことが出来るお勧めの参考書も紹介します!
勉強法
聞き流しはNG!
みなさんは今どのようにリスニングの勉強を行っていらっしゃいますでしょうか。
文法や単語、熟語などの基礎が固まっていないまま、ただ音声を聞き流していませんか? 聞き流した後にスクリプトを確認して、「こんな単語もあったんだ、へー」で終わらせている方は要注意です。
日本語でも、授業の前半を寝ていて聞いていなかったとき、先生の話している言葉が呪文のように聞こえた経験はないでしょうか?
リスニングでも、それと同じことが起きているということです。
それでは効率がよくないのです!!
どんなリスニングの勉強をするにしても、聞き流さず理解するまでスクリプトを追いながら聞いていきましょう。
普段の勉強から工夫する
当たり前ですが、そもそも知らない単語や熟語は音を聞いてもわかるはずがありません。
知っている単語でも、前の単語とつながって違う言葉に聞こえたり、「これってこういう発音するんだ…」と思ったりすることもありますよね。
なので、普段の単語や熟語の勉強で発音もしっかり暗記していきましょう。
音声付きの教材は特に活用することができます。例文の音声もついている教材なら、その単語が文中ではどのような聞こえ方になるのか知ることができます。
有名な英単語帳(システム英単語やターゲット、LEAPなど)なら音声をダウンロードできたりアプリから聞くことが出来るはずです。
他にも、皆さんは長文読解で精読が終わったら、最後に長文を最初からスラスラと内容が入って来るまで読み込むと思います。
その時に長文の問題集に付いてる音声も聞きながらだとリスニングの対策が出来ます。
リスニングが志望校の受験に必要そうであれば、
今やっている英単語の暗記や長文読解を、音声を聴くなどして工夫してみましょう。
それぞれの入試に合ったリスニング対策をしよう
例えば、共通テストを受ける皆さんはちゃんと共通テスト用のリスニング教材を使っていますか? センター試験用のリスニング教材を使ったりしてませんか?
もしセンター試験用の教材を使っていたら今すぐ切り替えましょう。
共通テストのリスニングはセンター試験のそれよりも配点が高いうえに傾向も違うので対策が大きく変わってきます!
純ジャパである私たちにとってリスニングは「聞く力」をがんばって伸ばしたつもりでも点数が伸びないことが多いです。
やはり問題を「解く力」が合わさって初めて点数に結び付くので、共通テストなら共通テスト、二次試験なら二次試験のリスニングを対策するようにして、「解く力」も鍛えていきましょう。
おすすめの参考書
きめる!共通テスト英語リスニング
共通テスト対策に打ってつけの参考書です!
この参考書の特徴は、聞き取りや発音のコツなどリスニングの基礎が細かく解説されていることに加え、
大問ごとの対策も収録されているので共通テストに対応した「解く力」を十分に鍛えることができます。
これを一冊しておけば、あとは予想問題や過去問を演習するだけで本番に臨むことができます。
リスニング全般を鍛えるというよりは、共通テストのリスニングの対策に特化しているので、リスニングが共通テストでだけ必要な人には必須の一冊でしょう!
関正生の英語リスニングプラチナルール
レベルとしては基礎レベルから二次試験レベルまで段階的に鍛えることができます。
共通テストの先の二次試験でもリスニングが必要な人はまずこれから手を付けると良いでしょう。
この参考書の特徴はリスニングの勉強の仕方や正解する力の身につけ方を説明してくれるところです!
他の多くのリスニング教材だと耳を鍛えよう!とか 音読をしよう! とか方法論としては曖昧なまま進んでしまいがちなところ、リスニングの勉強の仕方や解き方を文法などと同じように説明してくれるので、安心して取り組むことができます。
さいごに
今回はリスニングの勉強法とおすすめの参考書を紹介してきました!
勉強法をまとめると
・聞き流しはNG
・普段の勉強から工夫する
・それぞれの入試に合ったリスニング対策をしよう
紹介したおすすめの参考書は
・きめる!共通テスト英語リスニング
・関正生の英語リスニング プラチナルール
これらを是非参考にしてリスニングの勉強を頑張っていきましょう!