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【完全攻略】〇〇から覚えろ!物理のオススメ勉強法【教科別勉強法シリーズ】

 

はじめに

学校の教科のイラスト文字2 | かわいいフリー素材集 いらすとや

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!

今回は物理の勉強法を全解説していきたいと思います!
理系の人がこのブログを見ていると思いますが、みなさん物理はどうでしょうか?
得意な人や大好きな人もいれば、全然わからず苦手な理系の人もいると思います。
理科の中で物理はどんな科目か、何ができれば成績が上がるのかを紹介していくのでぜひ参考にしてみてください!

また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!

物理の特性

数学者のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

物理は理科の中では数学に近い科目です!
大まかに物理の勉強法は

①基本となる公式を覚える
②簡単な問題からチャレンジしていく
③その場で考える応用問題へ

という流れでやっていきます。
数学と同じように物理も解き方や公式を覚えてその場で考える科目になります。
生物や科学は暗記がメインになる科目であり、物理とは違うということを理解しておきましょう!

物理が苦手な人へ

物理は数学と同じように問題集で一問ずつ仕上げて、解き方を完璧にすることが王道の勉強法になります。そこでも注意点があるので順番に解説していきます。
まず物理がすごく苦手という人向けに話していきたいと思います。
物理が苦手と言う人はすぐに公式を暗記してしまいましょう!
物理は「理解」よりも「解ける」ほうが簡単です。
理屈を理解していなくても公式を当てはめると答えはでます。
本当に物理が苦手な人はこの訓練を行うことで教科書レベルの問題には対応することができます!

物理の勉強の本質

勉強が分からない男の子のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

しかし理屈を無視した勉強では大学受験には通用しません!
ここで必要になってくるのが「現象の理解」です。
ただ公式を覚えるだけでなく前提となる物理の各現象を正確に理解していく勉強が重要です!
例えば「ドップラー効果」という現象を聞いたことがありますか?
物理基礎の波動の範囲の現象なのですが、救急車は近づいてくるときは高い音で来て、遠ざかるときは低い音で消えていくという現象です。
例題として「ドップラー効果を利用して振動数・周期を求めよ」という問題が出たとします。
公式だけを覚えればいいわけではありません!
そもそもドップラー効果とはどういう現象なのかを理解して、公式を覚えて実際に問題を解くことが重要です。
しかし「現象の理解」は分野によっては本質まで理解することが困難な場合もあります。
そのため先程も話したように苦手な人は一旦公式を覚えて問題を解くことを優先しましょう!
定期テストレベルであれば理解はできていないが解けるようになります!
ただ、最終的には現象の理解が重要になるので可能であれば最初から理屈を把握しておきましょう!

物理の勉強法

物理の勉強法は先程も話しましたが、物理の問題集を使用して解き進めましょう。
初見で解ければOKです。初見で解けない場合は解答解説を読んで理解しましょう。その解答を真似て自力で解けるまで繰り返しましょう。

武田塾流の勉強法「4日まで進んで2日復習」

武田塾では「4日進んで2日復習」という勉強法を薦めています。
4日目までは1日の範囲をその日に仕上げましょう。
2日間の復習日では初見で解けなかった問題を解きましょう。
解けなかった問題を1週間で3回解き直すことで完璧になります!

物理のポイント

物理で大事なのは情報の可視化です。
まず問題文を正確に読み解き与えられた状況を図示する必要があります!
さらにそれぞれの物体にどんな力が働いているのかも図示しましょう。
情報の整理が大事です!
状況を正確に図示する訓練を行うことで、ミスが減り問題文の本質を理解することができます!

法則の理解

また、法則を正確に理解し直すことも重要です!
何をいつどのように使用するのかを整理しましょう。
状況を完璧に整理できたとしても法則を知らなければ解けません!
・「状況を正確に図示する」
・「法則の理解」
上記2つのポイントを抑えていくことが重要です!

単位の重要性

単位を理解しておくことで理解度が高まりミスに気づくこともできます!
共通テストの選択肢の見極めにも役立てることができるので、公式や物理の現象を理解する際は単位まで注目して勉強していきましょう!

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物理の分野について

科学・理科の実験のイラスト(男の子) | かわいいフリー素材集 いらすとや

物理は全部で5分野になります。

力学
波動
熱力学
電磁気
原子

があり、各分野が独立していることが特徴です。
そのため分野ごとにしっかりと仕上げていくことが重要です!
大学入試の過去問を研究すると、各大学で出題される分野が偏っていたりします。
時間がない人は大学ごとの出題傾向を把握して、優先順位をつけて対策することが必須です!
特に力学は正確に把握していないと熱力学や電磁気も力学の知識がないと解けない場合があるので、力学を最優先で固めていきましょう!

また物理の勉強のステップ
①現象の理解
②公式を覚える
③解き方を把握する
④演習を繰り返す
という流れを分野ごとにセットで行うようにしましょう!
しっかりと縦割りの勉強を実施して基礎から演習レベルまで分野ごとに積み上げていくことが大事です!

参考書選び

注意点

参考書を選ぶにあたって注意点があります。
それは参考書によって切り口が大きく異なるということです。
物理が苦手な人向けの参考書や、理系で物理を得意科目にする人向けなど様々な参考書があります。
人気度で参考書を選ぶのではなく解説を確認して自分に合う参考書を選んで使用していきましょう!

オススメ参考書 物理を得意にしたい人向け

武田塾では物理を得意にしたいという人には『浜島清利物理講義の実況中継』をオススメしています!
『物理のエッセンス』シリーズと相性が抜群です!
セットで学習すると効果的です。

浜島清利物理講義の実況中継―物理基礎+物理 (実況中継シリーズ) | 浜島 清利 |本 | 通販 | Amazon

オススメ参考書 苦手な人向け

苦手な人には
・『秘伝の物理講義』シリーズ
・『橋元の物理をはじめからていねいに』シリーズ
・『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズ
をオススメしています!
丁寧で分かりやすい内容になっています。
物理の本質の理解は奥が深いため本当に自分に合う参考書を選ぶことが重要です!

物理の勉強時に意識すること

『物理のエッセンス』や学校で配られている『リードα物理基礎』でも大事にしてほしいことは一問ごとに解き方を身につける勉強です!
そのために復習を徹底的にやりましょう!
答えを導けるだけでなく、なぜその解き方なのかを説明できるようにすると、他の問題への応用力に繋がります。
①講義系参考書で現象を理解する
②問題集で解き方を学ぶと同時に解き方の説明までできるようにする
という流れができるようになれば大丈夫です!

オススメ参考書 上級者向け

もっと物理の本質をとにかく理解していきたい人は『大学入試物理の質問91』という参考書もオススメです。

大学入試 物理の質問91[物理基礎・物理] | 旺文社
この参考書は物理でみんなが曖昧な部分を「突き詰めるとこういうこと!」、「この物理現象はこういう理論で起きている」ということをかなり噛み砕いて深く説明してくれています。
内容をしっかりと呼んで説明が行えると物理の本質の理解が大幅に深まります!
他にもMARCHレベルだと『良問の風物理頻出・標準入試問題集』
早慶レベルだと『名問の森物理』シリーズ
最難関レベルだと『難問題の系統とその解き方』シリーズ
というようにレベルごとに物理の問題集はあるので、自分に合った参考書を使ってほしいと思います。

まとめ

今回は物理の勉強法の全解説でした!
物理は問題のレベルが上がると設定が複雑になり、その場で考える要素も増えていきます。
その中で重要になってくるのが基本の理解です。
基本の理解ができていれば複雑な問題も基礎の組み合わせなので対応が可能になってきます。
物理は独立性のある科目なので力学を中心として分野ごとに対策していきましょう!

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