ブログをご覧のみなさんこんにちは!
伊予鉄 松山市駅から徒歩3分、松山市の予備校 武田塾松山校です!
夏休みもあっという間に終わり、2学期の始まりですね。
暑い夏が終わると、秋がきて寒い冬がきて…。
ついに受験本番がやってきます。「受験本番の日なんて本当に来るの?」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、本当に来ます。その日に今までの力を全て出しきれるように勉強を続けていきましょう!
ところでみなさん、「古文の単語ってなんで覚えにくいの?」「単語は英語と同じなのになかなか頭に入らない…」と思ったことありませんか?そこで、今回は「古文単語の覚え方のポイント」についてお話していきます!!古文単語と英単語は覚え方の注意すべきポイントが全く異なるんです!!!
古文単語の覚え方がうまくいかずに放置してしまうことあったりしませんか?!
意味を楽に覚えられたら文章の読み間違いが各段に減っていきます!
このブログで正しい覚え方のアドバイスをしていきますね!!
詳しく解説した動画もこちらにありますのでぜひ合わせてご覧ください!!
意味を複数 覚えよう!!
英単語の場合は1語1訳で覚えますが、古文単語の場合、最初から複数の意味を覚えていく必要があります。理由として、古文単語の場合、プラスのイメージとマイナスのイメージの意味、両方を持つことがありますよね。
例として「めざまし」という単語は
①心外だ・気にくわない・興覚めだ マイナスイメージ
②素晴らしい・立派だ プラスイメージ
という意味があります。
このようにプラスとマイナスがあります。
そこで特に形容詞を中心に古文単語は覚えていってほしいです。文章の途中で「めざまし」と出てきて、片方しか覚えていない場合だと、「心外だ」と思ったら実は「素晴らしい」という意味だったというようなこともあり得ます。単語を逆で解釈すると、文章の内容が真逆になってしまいますよね。
なので、古文単語は特に形容詞を中心に意味を複数で絶対に覚えて行ってほしいです。
やばい!と同じ?!
「プラスもマイナスもあるなんてやってられませんよ!!」このような言葉を生徒からよくもらいます。
例えば「いみじ」これの意味としては
①並々でない
②よい・すばらしい
③ひどい
がありますが、「こんなのいやだ!!」という受験生もよくいます。
そこで受験生に考えてほしい、思い出してほしい現代の私たちがよく使っている言葉があります!!
それが
「やばい!」です。
「やばい」の意味は、
①非常に危険だ
②非常に気分が高揚する
とあります。本当になにか大失敗してしまったときに使う「やばい!!」というときもあれば、とても美味しいものをみんなと食べていて「これやばいよ!」という時もありますよね。
この意味がプラスとマイナスのどちらなのかというのは文脈でしか判断できません。
逆にいうと、文脈があるからこそ伝わる言葉になります。
しっかりと単語にあるプラスとマイナスの両方の意味を押さえて、「この本文中ではどういう意味なのか」を文脈から考えるようにしていきましょう。
古文単語のいろんな覚え方!
古文単語は単純暗記ではなくて、
・語呂
・意味の成り立ち
・漢字を当てはめる
・イラスト付きの単語帳で覚える
などの様々な暗記方法があります。
そう!覚え方に工夫ができるのも古文単語の特徴です。
『新・ゴロゴ古文単語』などの語呂で覚えられる古文単語帳もおすすめすることが多いです。
ただ無理して全部語呂で覚える必要もなく、漢字を当てはめてスッと入るモノはシンプルに覚えていただいてかまいません。
どれか一つの方法というわけではなく、単語によって覚え方を組み合わせて使っていってください!工夫次第でできるだけ楽に覚えられますし、みなさんにはそのようになってほしいと思います。
高田先生もやっていた!
高田先生が受験生の時代も、古文単語帳はハイブリット形式でした。メインとして使っていたのは『読んで見て覚える重要古文単語315』です。ですがこの単語帳ではどうしても覚えられない単語がありました。
それが「すずろなり」です。これは3つ以上の意味がある古文単語です。いっきに全部は覚えられないと思い悩んだ結果、違う古文単語帳を確認しました。その時に使ったのが『新・ゴロゴ古文単語』で「鈴六個やったらなんとなく思いがけない」という語呂が作ってあり
①やたらに
②なんとなく
③思いがけない
という風に覚えることができたようです。
古文単語帳おすすめ!
『読んで見て覚える重要古文単語315』
『新・ゴロゴ古文単語』
『古文単語330』
『古文単語FORMULA600』
などいろいろあります。どれを使ってもらっても大丈夫ですので自分に合う古文単語帳を選んでもらえればと思います!
今回のまとめ!
・古文単語は最初から意味を複数覚えるようにしましょう
・覚え方は語呂や漢字を当てはめたりと工夫が必要
・文脈で判断できるように確実に押さえていきましょう!
どうしても入ってこない所は工夫をしましょう。この工夫の結果、うまくいっきに覚えられると、受験から何年経っても結構意外と覚えているものです。語呂をうまく使ったりしながら覚えていってくださいね。