こんにちは。
小田急線経堂駅から徒歩2分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 経堂校」です!
今回は、模擬試験の有効活用法について書きたいと思います。
正確な目標設定や学習計画を立てる上で、模試の結果は重要な情報となります。
適切な活用方法を身につけることで、自分の弱点を把握し、対策を立てることができます。
バランスの取れた学習を心がけ、着実にステップアップしていくことで、受験勉強の成果を最大限に引き出していきましょう!
今回は、模擬試験の活用方法を
「受験前」「受験時」「受験直後」「結果返却後」
の大きく4つに分けて解説をしていきます!
模試の受験前
模擬試験を受験することになったら、次の三つを行って準備しましょう。
・出題範囲の確認
・問題形式の確認
・目標設定
それでは順を追って見ていきましょう!
出題範囲の確認
これは、特に未習分野の多い現役生にとって重要です。
模試を出題する側もそうした事情をくみとってくれており、夏ぐらいまでの模試では「出題範囲は~時代まで」「数IIIは微積まで」といったように学習進度が遅めの生徒さんに配慮してくれています。
しかし、それでもなお未習の分野や自分の中での完成度が低い分野が出題されてしまうという方も中にはいるでしょう。
その場合は、模試までに完成度を高めるべく自学自習したり、どうしても間に合わない場合は他の分野に注力するということも考えておくとよいでしょう。
問題形式の確認
受験前に予め問題形式を確認しておくことも、今の自分の実力を十分にはかるために重要です。
特に、出題形式が特殊で時間配分がシビアな共通テスト形式の模試や、各大学の形式をまねた冠模試では、事前に確認しているか否かで大分解きやすさが違ってきます。
申込の際に、出題範囲と並んでしっかりチェックしておきましょう。
目標設定
模試を受ける目的としては、現在の実力をはかることが第一です。
それは判定や偏差値という相対的なものかもしれませんし、「~の分野をどれだけ攻略するか」という個人の中の基準かもしれません。
そうした実力測定の中でも、ある程度目標を定めることは非常に重要です。
目標があるからこそ、そこに向かって具体的な努力を積んでいくことができるのです。
模試の難易度や母集団によって大分目標とずれてくる可能性もありますが、何回か受験を重ねる中で修正をはさみつつ達成していきましょう!
模試の受験時
模試は受けることで本番に向けた状況判断や時間配分のトレーニングを行い、受験での緊張感に慣れることができます。
時間配分や解答数の制限、厳密な採点基準など、本番の試験に近い条件で行われるので、
受験本番での緊張感やプレッシャーに慣れることができます。
模試の受験時で重要なのは「実際の試験の場に慣れる」ことです。
これは「試験そのものに慣れる」ことと「試験会場の雰囲気に慣れる」ことの2つに大別できます。
試験そのものに慣れる
たとえ全く同じ問題を解いていたとしても、自宅や自習室、あるいは図書館等の慣れた場所で解くのと実際の試験会場で解くのとでは全く体感が違ってきます。
試験会場は良くも悪くも緊張感に包まれており、それが心理的に影響してくることも多いでしょう。
また、「模試の受験前」の項目で触れたように、模試によっては大分形式が独特な場合もあります。
これを時間制限あり、周りを受験生に囲まれた条件下で実際解き切ることができるかという形式面での力試しにもなります。
心して臨みましょう!
細かい話ですが、共通テスト形式の場合は鉛筆の消費量を確認したり、自己採点のための解答を記録しておいたりすることも重要です。
共通テスト本番に向けて、今のうちから準備を進めていきましょう。
試験会場の雰囲気に慣れる
「試験そのものに慣れる」の項目でも若干触れましたが、試験会場の雰囲気は相当程度独特です。
特に現役生は、他の学校の生徒さんや浪人生の存在によりさらに緊張してしまう場合も少なくありません。
実際の試験会場には全国津々浦々から受験者が集うものもあります。
こうした会場では、知り合いがいることのほうが少数派です。
そんな完全アウェイな環境下でもしっかり試験問題と向き合うための練習と思って試験に取り組みましょう。
試験中にやっておくべきこと
ここでひとつやっておいてほしいことは、
「自分の答えを問題用紙に書いておく」ことです
これは、模試のあとに自分で解き直しをするために大事になってくるので、忘れずにやっておきましょう!
模試や試験の休み時間でやってはいけないこと
また逆に、知り合いと一緒に受験した場合に絶対に避けてほしいことがあります。
それは「休み時間に前の時間に受けたテストのことを話題に出す」ことです。
模試はほぼ間違いなく初見の問題となり、それに色々心が揺さぶられてしまうという気持ちも痛いほどわかります。
しかし、試験がまだ残っている状態で終わったことにどうこう言っていても、次の試験の点数アップには全くつながりません!
ここはぐっとこらえて、次の時間の試験の用意に移りましょう。
たとえ友だちが話題に出してきても、上記のように説得して次に備えさせましょう。
模試の受験直後
模試の受験直後、解答冊子が配布されたらすぐにやってほしいのは、自己採点・解き直しです。
直前の項目で「試験の休み時間には前のテストの話題を出すべからず」と書いたのですが、
それは「次の試験があるため」「解答解説がまだ渡されていないため」です。
正式な解答解説が配布されたら、その日のうちに自己採点や解き直しを行ってください。
特に共通テスト形式の場合は受験科目が多く、試験が終わるころには疲れているとは思いますが、
できればその日のうちに行った方が復習の際にも良い結果をもたらします。
その日のうちが厳しい場合でもできる限り早く自己採点や解き直しを行いましょう。
解き直しの際に大事なこと
解き直しは、模試の成果を最大限に引き出すために欠かせない作業です。
間違えた問題をただ解き直すだけでなく、自己分析や学習計画の改善につなげることで、
次回の模試や本番試験に向けて着実な成果を上げることができるでしょう。
模試の解き直しで特に重要なのは「自分の今の実力・進度に照らして正解すべき問題」を取り落としていないかチェックすることです。
せっかくの得点源となれるはずだった問題を落としてしまっていることは非常にもったいないことであり、
実はその範囲が理解しきれていないかもしれないという重要なサインになります。
その場合はその範囲をもう一度しっかり復習し直す必要があります。
本番の試験で得点源を点数に繋げられなったということは合否に直結する可能性があります。
そうならないよう、取りこぼしてしまった原因を徹底調査しましょう!
模試の結果が返却されたら
模試の結果が返却されたら、次の二つを行ってください。
すなわち
「自己採点とのズレを確認する」
「当初の目標の達成具合を確認する」
この2点です。
自己採点とのズレを確認する
これは特に共通テスト形式の模試でより重要になってきます。
実際の共通テストでは、自分で問題冊子にメモしてきた情報をもとに自己採点を行い、その結果をもとに出願校を選定します。
ここで大きなズレがあった場合、ボーダーライン前後では受験結果が予想と大きく異なってくるという事故が発生してしまう危険性があります。
そのようなことをなくすためにも、自己採点とのズレが生じた原因を徹底調査し、実際の共通テストに備えてください。
当初の目標の達成具合を確認する
模試の受験前にあらかじめ目標を設定していたと思いますが、その目標を達成できたか確認しましょう。
達成できていたら次の段階に進み、できていなかったらその原因を究明しましょう。
模試を活用する上での注意点
模試を活用する上での注意点もあります。
まず、過度な模試の受験は逆効果です。
毎週模試を受けることで疲労が蓄積したり、時間がなくなることで普段の勉強が遅れてしまう可能性があるので、適度なペースで模試を受けることが大切です。
また、模試の解答だけに集中せず、解説や模試後の振り返りも行いましょう。
正答率が低かった問題については、解説をしっかりと読み込んで理解を深めることが重要です。
間違えた問題を繰り返し解くことで、同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。
おわりに
今回は、模試を有効活用する手段・方法について書きました。
模試を受ける際には、適切な心構えが必要です。
模試はあくまで練習であり、失敗や低い点数が出ても落ち込む必要はありません。
むしろ、模試は自己の弱点を明らかにするための貴重な機会です。
そのため、模試を受ける前には、結果にこだわりすぎず、
「今回の模試ではどのような点が課題となるのか」
「どの分野を重点的に対策するべきか」
という目的を持って臨むことが大切です。
せっかく受験するのですから、骨の髄まで有効活用してしまいましょう!
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