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日本史と世界史、どちらがいい？
国公立大学の前期試験も終わり、
高1～2生も受験を意識する季節になってきました。
今から受験勉強を始める人は、
日本史と世界史のどちらにするか迷っているかもしれません。
そこで今回は、日本史・世界史どちらがおすすめかについて
お話しします。
それほど差はない！
結論から言うと、
好き嫌いが逆転するほどの差はないので
基本的には好きな方を選んでください。
しかし、世界史の方が挫折率は高くなります。
というのも、日本史は
日本のことだと分かっていて
どの時代化も見たらすぐに分かるので
覚えたらすぐに使えますが、
世界史は年代も国もばらばらに出てきます。
先に進まず別の地域が出てくるため
縦・横の知識がこんがらがるのです。
一通り終わったけれどよくわからない単語が頭の中に残っているだけ
という状態にもなりやすいです。
日本史は中学時代の勉強で
時代や順番などがある程度頭の中に入っていますが、
世界史は複雑で覚えたことがぐちゃぐちゃになり
整理しきれなくなってしまいます。
また、日本史は権力者の名前が
苗字で統一されていて、
「藤原」なら中世の貴族の藤原か
奥州藤原氏だとすぐに分かります。
対して世界史でジェームズと言われても
どこの時代の人か分かりませんよね。
文字による情報量の少なさも難しさの一つです。
そんな中、MARCH、センター・共通テストなら日本史、
早慶なら世界史と言われることもあります。
これは世界史の場合同じ知識の使い込みになってくるので、
基礎が仕上がってしまえば
あとはどれだけ体系立てて覚えられているかに
かかってくるためです。
日本史はマニアックになっていく印象です。
また、日本史をMARCHレベルまで走り切った人は
早慶レベルに上げたときもそこまで苦労しません。
好き嫌いと挫折率を考えると
日本史の方が楽だと思っている人が多いようです。
マニアックな用語も早慶レベルだと出るのは出ますが
そこまでではないので安心してください。
好みで選ぼう！
世界史は挫折率が高いとは言いましたが、
心配するほどではありませんし、
基礎が終わると難易度もあまり上がりません。
本当にどちらでもいい人なら
中学でやった知識が出てくる日本史の方が楽です。
しかし好きな方があるならばそちらを選びましょう。
また、地理・政治経済は日本史・世界史に比べて
覚える量は少ないですが
考える問題や別の視点が必要になります。
本当にどちらでもいいなら日本史で、
基本は好みで選びましょう！
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