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【武田塾式!古文の勉強法】第1回~読めない人向け古文攻略法~

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武田塾の古文の勉強法とは?

古文は苦手な人が多く

好きな人は少ない教科です。

それゆえ勉強法を聞いても

いまいち心に響かないということになりがちです。

 

そこで今回から、現代文と並んで難しい

古文武田塾式勉強法

説明していきます。

 

今回は読めない人向け古文攻略法

について解説します。

前提として、今からお話しするのは

古文が苦手な人向けの勉強法なので、

得意な人にはもっと適したやり方がある

ということを頭に入れておいて下さい。

 

読めない人向け古文攻略法

「古文を読む」とは?

そもそも古文を読むとはどういうことなのでしょうか。

皆さんは訳せるか否かで判断していると思います。

訳そうと思うから単語や文法を覚えようとしますが、

古文の文章は英語と違って

単語だけで文章ができてはいないので

単語帳をやるだけでは訳せません。

 

学校の国語の授業では

文法を暗記させられますが、

それでもほとんどの人は読めていません。

これが「古文を読む」ということが分かっていないのに

知識だけを入れている状態です。

 

では単語はいらないのかというと、

そうではありません。

というのも、古文の単語・文法が必要な場面は

「解く」「精読する」の段階であり、

 

「大筋を押さえる」段階ではそこまで使わないからです。

英語は難しい文法を使わなくても

単語が分かれば大筋は読めますが、

古文はなぜか読めません。

 

それが英語と古文の違いです。

 

なぜ古文は読めない?

古文は本文より現代語訳の方が

圧倒的に長く、

本文が省略されており

不完全な文章なのです。

 

ここで省略されているのが

主語などの人物関係です。

古文では行動に「誰が」がついていないことが多く、

読める人でないと「誰が」何をしたのか

分からないようになっています。

 

最初に登場したときは主語が書かれていても、

2回目以降は書かれていないことがざらにあります。

それが分かるようにするために、

まず人物をはっきりさせ省略を補います

 

動詞や会話文が出てくるたびに

「誰が」を補えばよいのですが、

何を基準にして「誰が」を特定するのでしょうか?

 

それは「敬語」です。

例えば、天皇女房がいる場合

尊敬語がついていたら主語が天皇、

謙譲語がついていたら相手が天皇です。

 

このように、「どちらが偉いか」を基準に

人物を当てられます。

 

古文が読めない人は

まず「大筋の理解をする」ことを目指し、

そのために「人物を特定する」という

2点を意識しましょう。

 

この練習として

全ての動詞に主語を振り省略を補いましょう。

そうすると読みやすく、

内容も掴みやすくなります。

 

主語を特定するために

敬語の習得はかなり重要です。

助動詞や単語の暗記で

古文ができるようになるというのは

迷信です。

 

例えば英語でcan,will,must,shouldなどの

助動詞を覚え、

"can”の意味が分かっただけで

周りの文章が読めるのかというと

そんなことはありません。

古文もそれだけで周りの文章が読めるようには

なりません。

 

助動詞の意味よりも重要な部分があるはずです。

そもそも省略を補わなければ読めないのに、

知らずに全訳しようとするから

意味が分からなくなるのです。

 

この状況を何とかしようとすることから

古文の勉強は始まります。

敬語を利用し省略を補い

現代語訳と同じ長さの文章を作りあげましょう。

それに加えて前提の情報を入れれば

読めない原因はかなり解消されるはずです。

 

それでも全訳はできない?

この方法で古文を読んでも全訳はなかなかできません。

そもそも古文に全訳は必要なのでしょうか?

国立の二次記述・論述がある場合は必要ですが、

実は共通テストや私大の入試には

全訳はそれほど必要ありません。

 

また、共通テストの古文は大半の人が読み終わりません。

しかし古文には解くためのヒントがたくさんあります。

まずあらすじや登場人物が書いてある前文です。

そこを見れば「そういう場面を受けての話だな」

などと分かります。

前文には書かないと本文だけでは分からないこと

書いてあるのです。

また、和歌の解釈などの注釈もヒントになります。

 

もう一つは選択肢です。

選択肢は現代語なので訳として使えます。

ただし選択肢の中には間違っている部分もあるので、

主語を補い本文の概要を押さえた後

選択肢の”日本語”が本文のどこに該当するかを探します。

 

本文と選択肢を比べ

違いを見つけたらその選択肢を切り、

同時に違いを取り除いた部分を

訳として使いましょう。

ふぐは毒を除けば食べられるのと同じです。

 

さらに、選択肢を切るごとに

だんだん本文が読めてきます。

選択肢には常に間違いのリスクがあるので

しっかり本文を確認しましょう。

 

分からなくても何とかなる!

これが古文ができない人向けの読み方です。

これを極めれば本文の内容が

半分くらいしか分からなくても

何とかなります。

 

ただしこれは邪道と言われる方法です。

本来なら文法などもしっかり身につけて

読むのがよいのですが、

 

利用できるものを最大限利用して

「もし読めなくても何とかなる状況」を

作っておくことが重要です。

 

この読み方は普通の古文の勉強と並行して

身につけることをおすすめします。

私大や国立の文章は共通テストより短くなるので

そこで精読のやり方を覚えて

きちんと読めるようになりましょう。

 

「嫌いだから読めない段階」を超えれば

難関私大も解けるようになります。

「なぜ解けないのか」が分からないと

解きにくいのが古文の難しさです。

「読めなくても動ける手段」

手に入れたうえで動きましょう!

 

次回からは単語・文法などの

ジャンルごとに分けて古文の勉強法を伝授します。

 

武田塾久留米校(0942-36-7736)では

各科目ごとに詳細な勉強方法をお伝えしています。

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