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今回は「入試の面接のコツ」についてお話ししていきます。
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面接で確実に聞かれること
入試の面接というのは、大学側の試験官が受験者になぜその大学や学部に入学したいと考えているのかや人となりなどあらゆることを知り、それをもとに誰にその大学や学部で学んでほしいかを判断する場となります。
そのため、あらゆる質問を投げかけられるのですが、必ず聞かれること、言い換えれば面接の軸になるものがあります。
これは皆さんも予想がつくと思うのですが主に2つです！！
・志望動機
・自己PR
これが全くできなければ、まず合格することはあり得ません！！
もともと、その大学や学部への志望度が高く準備万端という人であれば自分の考えを言葉に置き換えることができますので、それを深掘りするとよいでしょう。
しかし、中には本来の志望校には及ばないけれど志望校を下げて自分の学力なら受かりそうということで受験する人がいます。
そんな人たちで多いのが、志望校を下げただけなので特に志望動機がないという人です。
そんな人たちでも当然志望動機を聞かれるわけですから、その志望動機を考えて作り上げる必要があります！！
そんな人たちに向けて、次の項目で志望動機を作り上げる際の注意点を挙げていきます！！
志望動機作成の注意点
大学のホームページ上の情報・文章を切り貼りしただけ
この失敗は最も多いと考えられます。
確かに、大学側の考え方や求める生徒像といったものが記載されているのですが、あくまで外部に向けてわかりやすくまとめたものにすぎません。
そんな言葉を切り貼りしただけでは正直言って中身が薄く、面接官からもすぐに見抜かれてしまいます！！
大学の情報を集めた後にすべきこと
その大学にどんな教授がいてどんな授業や研究がおこなわれているのかを調べる
一言でいえば「大学や学部の内容を深掘りする」必要があります。
もしかしたら、その大学に在籍する教授がある研究で成果を上げていたり、大学や学部でどんなことを学ぶことができるのかであったりを調べて準備し、自分の言葉に落とし込みましょう！！
もしも、可能ならばその大学や学部に進んだ知人や先輩などに話を聞いて内部事情が聞き出せればベストです！！
大学の求める生徒像を確認し、卒業後に社会へ還元する方法を考える
大学は学ぶ場所ではあるのですが、志望動機を「学びたい」で止めていてはまだまだ弱いです！！
大学の学んだ後に「それを活かして社会に何を還元するのか(社会にどう貢献するのか)」までを伝えられるようにしましょう！！
それを考えるにあたっては、大学側が求める生徒像(アドミッションポリシー)も大きなヒントになりますので、それを絡めて考えましょう！！
面接の練習について
前の項目にあるように、志望動機や自己PRはきちんと考えることができた！！
あとは本番に挑むのみ…、まだまだ早いです。
話す内容はきちんと組み立てができたと思うのですが、面接の場は緊張してしまって思うように話せないこともありますし、想定外の質問が飛んでくることがあります！！
そのためには、面接の練習が必要です！！
本番までに繰り返し練習するのは当然のことなのですが、前述の志望動機や自己PRも含めて想定問題集(想定質問集)を用意して自分の答えを用意しておきましょう。
面接も、通常の入試問題(筆記試験）の対策として予想問題を解くのと似ているかもしれません。
面接本番で気を付けること
用意していた答えを一字一句間違えずに言う必要はない！！
前の項目で想定問題集とその答えを用意しようという話をしましたが、決して役者さんのセリフのように一字一句間違えずに言う必要はありません！！
大事なのは、自分の考えを自分の言葉で伝えることです。
一字一句間違えずに言おうとすると、セリフを覚えてきた感じが出てしまったり、たどたどしさが増してしまったりするのでお勧めできません。
例えば語尾を用意したものと違う言い回しをしたとしても、面接官に伝わればOKです！！
印象が大事！！明るくハキハキと！！
面接は皆さんと面接官、もっと言えば人と人とのコミュニケーションの延長線上にあるものです。
そのため、印象をよくするというのはとても重要です！！
面接は誰もが緊張するものであり、面接官もそのことは十分わかっているのです。
だから緊張するのは仕方ないと割り切りながらも、姿勢は正しく背筋を伸ばす、話すときには明るくハキハキと話すということを心がけましょう！！
ちなみに、人の印象というのは最初の10秒で決まるらしいので特に最初は上記のことを意識しましょう！！
まとめ
今回の内容をまとめると…
・志望動機と自己PRは最重要事項！！
うまく組み立てられない人は大学のホームページなどで調べるところから
・大学のホームページの文言の切り貼りだけはNG！！
教授や学べる内容、大学の求める学生像などを深掘りして調べ内容を固める
・想定問題集とその解答を用意しておき、面接練習をしておく
・面接本番では印象が大切！！明るくハキハキと答える！！
・答える内容は想定問題集の解答と一字一句一緒でなくてOK！！
大切なのは、自分の考え・意見を面接官に伝えること
以上となります。
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