皆さんこんにちは、武田塾国分寺校の上山です。
本日は、武田塾での数学勉強には欠かせない、『数学1・A基礎問題精講』
について、お話していきたいと思います。
是非、基礎からの受験勉強の参考にしてみてくださいね。
数学を基礎から学びたい人におすすめ『数学1・A基礎問題精講』
『数学1・A基礎問題精講』は、中堅私大レベルやセンター試験を解くための基礎固めをしたい人におすすめの教材です。
解説がかなり詳しく、基礎的なところから学べるため、数学を初めて学ぶ人でも学習を進めやすくなっています。
同じような基礎を網羅しているタイプの参考書としては「チャート式」などが有名ですが、こちらは問題数が多く途中で挫折してしまう人も少なくありません。
一方、基礎問題精講は問題数が絞られているので効率よく学習を進めることが可能です。
数学に苦手意識がある人や、初学者にもお勧めできる参考書です。なお、数学1・Aは文理問わず、入試の必要科目になることがあるため、文系でも数学の基礎固めをしたい人は、この参考書に載っている問題をしっかり解けるようにしましょう。
本記事では、基礎問題精講の詳しい特徴や学習のポイントについてご紹介します。
青チャート・黄チャートと基礎問題精講の比較
基本事項から典型的な問題まで網羅した参考書として有名な「チャート式」は、「基礎問題精講」とどのように違うのでしょうか。
いくつか異なる点があります。
まず、問題数ですが、青チャートや黄色チャートと比較すると、基礎問題精講に掲載されているのはチャートの三分の一程度です。
単純計算ですが、一通り解き終わるまでに必要な時間も三分の一だけで済みます。
チャートで3か月かかる問題量でも、基礎問題精講なら1か月でマスターできるため、短期間で基礎固めしたい人におすすめです。
次に、問題の難易度についての比較ですが、基礎問題精講には、青チャートよりもやさしめな問題が多いです
基礎をきちんと理解するために、必要最低限の難易度設定なので、解きやすくなっています。
さらに、解説についても違いがあります。チャート式は簡潔な説明が多く、ゼロから学習するのにはあまり向いていません。
どちらかというと、入試で頻出の問題がもれなく網羅されているというのがチャートのメリットなので、辞書的な使い方をする場合チャートの方が良いでしょう。
一方、基礎問題精講は詳しく解説があって分かりやすいので、一から基礎を学習していく人でも使いやすい参考書です。