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大学入試共通テストの現代文はどこが変わるのか!?

 

皆さんこんにちは。武田塾甲府校です。

今年の7月は史上初の台風の出来ない

7月となるかもしれないというニュースを見かけました。

確かに今年はまだ台風の話を全く聞かないですね。

もうすぐ8月になるというのに梅雨も明けていないし

コロナウイルスの影響で夏休みも遅れているので

まだ夏が来たという実感はありませんが

セミの鳴き声だけが夏を感じさせてくれます。

本来だったら今頃東京オリンピックが開催されて

日本中がオリンピック一色に染まっていただろうに

こんなことになるとは全く予想もしていませんでした。

はやく悪い天気もコロナウイルスも

全部吹っ飛んでほしいですね。

受験生はもうそろそろ共通テストの

模試があると思います。

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また、もう受けた人という方もいるかと思います。

これからどのように勉強をしていけば

いいのだろうかと途方に暮れている人も

いるかもしれません。

共通テストの国語はどう変わる?

ほとんどの科目でセンター試験から出題傾向や

出題形式が変わります。大学入試共通テストは

当初英語の外部試験の導入と記述式の導入で

大きな話題になりましたがどちらも見送りになりました。

国語、特に現代文では、記述式の導入が見送られたので

センター試験から大きな変化はないと思いがちですが

実は問題傾向は大きな変化があります。

大きな変化は2つ!!

それは「実用文の出題」「複数テクスト化」です。

まず、「実用文の出題」とは

今までのセンター試験では評論、小説、古文、漢文の

4つの種類の文が出題されましたが、

共通テストからはここに実用文が追加されます。

実用文とは生徒会規約や法律の条文、契約書といった

実用的な文章のことです。

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これが共通テストからは出題されます。

グラフや写真、イラストのような図や表なども

問題に織り込まれることになると思います。

次に「複数テクスト化」とは

今までのセンター試験では

基本大問1つにつき1つの文章が

載せられていたのに対して大問1つに

複数の文章が載せられるという事です。

共通テストでは国語は大問が全体で4問と

変わらないので5つの文章を出題するためには

ジャンルの違う文章が1つの大問で

出題されることになるでしょう。

その他にも小説の部分で詩や随筆が

出題される可能性もあります。

どのような力が必要になるのか

実用文はこれから高校生に教えていくことが

指導要領で決まった分野なので

今の高3生や既卒生は習っていません。

なので、自分でこの分野は対策をする必要があります。

この分野で一番必要な力は要点を素早く見抜くことです。

また、複数の文章や図表を組み合わせながら

照合していく力も必要になります。

ここまで読んで絶望している人もいるかもしれませんね。

それでも土台となる基礎が一番重要!

共通テストでもセンター試験と同じ

基礎がとても大切です。

センター試験と同じ対策をすれば良いのです。

そこに少し新しいことを入れるだけです。

共通テストは複数の文章が出ることによって

文章の読解に時間がかかることが予想されます。

今から文章をはやく読む事に

慣れていくと良いと思います。

その方法は新聞を読むという事です。

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新聞を毎日読むようにすると毎日たくさんの

文章に触れることが出来ます。そうすることで

文章を読む力が付きます。また、実用文の対策として

一番身近にある実用文として取扱説明書を

読んでみることをおすすめします。

嫌いな人も多いとは思いますが

頑張って読んでみましょう!

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