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文系生徒必見!歴史の”流れ”ってなんだ!?歴史科目を徹底解剖!

こんにちは!

武田塾高円寺校です!

今日は文系の生徒は避けて通れない科目

日本史世界史

に注目して、その勉強法を考えていきましょう!

今回は“歴史が苦手”という生徒さんを対象にした内容です!

日本史世界史完全解剖

 

歴史といえば、単なる暗記科目?

歴史が苦手、嫌いという生徒さんの多くは

「漢字の羅列の暗記がつまらん!」

「カタカナの人名が長い!こいつは何世だよ!」

という部分に大変さやつまらなさを感じているのではないでしょうか?

 

結論から言うと、その苦しみ…

半分くらいに圧縮できます!

すみません、やはり科目の特性上、ゼロにはできないんです…

 

でも、半分にはできる!

これは大きな違いですよね?

そのための考え方、参考書の使い方をバッチリお伝えします!

 

ちゃんと言えるか?歴史の”説明”!

歴史が好きだ、歴史は難しくないという生徒さんたち

彼/彼女らが口を揃えて言うことに

「歴史は流れで覚えれば楽だよ」

というものがあります

歴史が苦手な生徒さんたちも、同級生や先生から

一度はこう言われたことがあるのではないでしょうか?

でも「流れってなんだよ!わかんねーよ!」って

生徒さんも多いと思います

そこで今回は「流れ」についてちょっと解説していきます

今回は、例として日本史を取り上げます!

世界史が苦手な方も、同じ整理で流れがつかめますよ!

予想ではありますが、

歴史が苦手な生徒さんの脳内は、いまはきっとこうなっているはず。

歴史が苦手な人の整理

これをどう変えていくか見ていきましょう

 

 

歴史の流れその1 超でかい範囲で覚えろ!

さて、日本の歴史をこれ以上ないくらい大きな括りで説明すると

どうなるでしょうか?

試しにやってみましょう

「昔の昔(古代)は天皇や貴族が支配する世の中で」

「昔(中近世)は武士が支配する世の中で」

「今(近現代)は主権国家が統治する世の中」

はい、これが歴史の流れの一番大きい部分です。

日本の長い歴史をたった3行で説明してしまいましたね!

 

※実際にはもっと昔もあるわけですが、意図的に省いております

 

さて、この3行の説明ならみなさんわかりますよね。

この3行に従って脳内の歴史マップを整理してみましょう

たぶん、こんな感じになっているはず!

整理1段階め

ここまでは準備体操!

ここから先が歴史の流れを抑えているか、いないかの差になってきますよ!

 

少しだけ細かい範囲で覚える!「〇×時代」を言えるか!?

もう少しだけ細かい区切りで歴史を考えてみましょう

「古代」、つまり天皇(と、そのご先祖様?)や貴族が世の中を納めていた時代は、

重要な出来事や特徴ごとに名前がついていて、それぞれ

古墳時代」→「飛鳥時代」→「奈良時代」→「平安時代

と呼ばれています。

それぞれざっくりと

古墳時代…天皇のご先祖様(推定)が徐々に台頭する時代

飛鳥時代…天皇が制度化され、中国の制度や仏教を頑張って取り入れた時代

奈良時代…中国の制度が根付き、中央集権国家が出来上がる時代

平安時代…出来上がった集権国家を、日本風にカスタマイズする時代

とまあ、とても乱暴に説明するとこのようになります

・・・ところで歴史が苦手な文系生徒のみなさん

この超ざっくりとした説明、自分で言えましたか?

おそらく、忘れていたのではないかなと思います

 

なぜなら、これが歴史好きの言う「流れ」の正体だからです!

 

流れがわかる!歴史が解ける!覚えられる!

 

さて、3分ほど時間を取って、上の古墳時代~奈良時代の特徴を覚えてみましょう。

そのうえで、次のよう聞かれたらどうでしょうか?

〇富が徐々に都に集中し始め、都で豪華な唐風の文化が花開いたのは何時代?

〇唐が高句麗に侵攻したことで、日本でも中国の制度を取り入れた強い国家をつくろうという危機感が高まった。そして天皇へ権力を集中させる過程で騒乱がおこった。これは何時代?

〇当初は唐風の文化が花開いたが、貴族の館などには日本独自の様式が現れ始めたのは何時代?

 

・・・もう答えられますよね!

上から奈良時代、飛鳥時代、平安時代について述べた一文です!

 

だいぶ流れが見えてきたのではないでしょうか!?

さあ、次のステップに行ってみましょう!

”時代”の年号を覚えよう!

さあ、流れを覚えるのも終盤になってきましたよ!

次は、各時代がいつからいつまでなのかを覚えてみましょう!

古墳時代:3世紀~7世紀ごろ

飛鳥時代:592年~710年

奈良時代:710年~794年

平安時代:794年~1183から1192年ごろ

10分くらいで覚えられると思います

ここまでくれば、歴史の流れは抑えたも同然!

脳内の歴史マップは、

こんな感じに整理されたのではないでしょうか!?

整理2段階め

出来上がった歴史マップに出来事を当てはめていく!

最初の脳内予想図を思い出してください

あの図では、出来事や特徴が乱雑に散らかっていましたよね

それを、ここまでで覚えた”大雑把な歴史”の上に

覚えなおしてみましょう

すると、出きごとの順番や理由、背景、人名、文化の特徴などが

前よりもぐっと効率的に覚えられるようになるのです!

さらには、各時代をさらに分割して覚えるのも有効です

たとえば…こんな感じに

整理3段階め

ここまで抑えてから歴史上のできごとを覚えると、

これまでとは違う、超・高効率で暗記を進めることができます!

日本史ならほかの時代についても同じように整理してみましょう。

世界史なら、国ごとにこれを整理してみましょう。

特に世界史なら、この整理がついた段階で偏差値60と言っても過言ではありません!

流れを生かした参考書の使い方!

さあ、ここまでが”流れ”の説明でした

ここからは、実際に参考書や問題集を使って覚えていく方法です。

しかし、それはとても簡単でシンプルです!

用語集で暗記に取り組む→覚えにくい、よくわからない時代がある

→教科書や講義系の参考書を読むんでその”時代”を知る

・・・これだけ!

方法としてはとてもシンプルなのですが、

なぜこういうやり方をするのか

どういう歴史マップを脳内に築くべきなのか

それがわからず「なんとなく」でやると効果がありません

それを理解してもらうために、ながーい前置きが必要だったのです!

まとめ

歴史を覚える際には、まずは大きな枠組みを覚えましょう。

そのあとに、各時代ごとの特色を端的に覚え、

さらに時代の中の特色(平安前期、平安中期、平安後期などのように)を覚える

そして、最後に出来事や人物を覚えていくのです

参考書は用語集を中心にやっていきますが、

わからない、苦手というところは

この脳内歴史マップがうまくできていない証拠なので、

教科書や講義系参考書を見て概観をつかみましょう!

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