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8月も終わり新学期がついに始まりました。
勉強できた人、思っていたよりは勉強できなかった人さまざまだと思いますが、夏休みが終わってしまったからにはいよいよ受験のラストスパートです。
しかし長期休み明けというのは精神的にも生活習慣の変化という面でもとにかく疲れるものです。
例えば長期休暇なので普段より遅い時間に起床していた人や夜更かししてきた人は少なくないのではないのでしょうか?
また朝から学校に行く生活が始まりました。急に生活リズムを戻そうとすると日中眠くなったり、食欲不振になったりするなど生活に支障をきたしてしまうことも多いといわれています。
狂ってしまった体内時計はすぐには戻りません。
コロナが流行しているこの危ないご時世を少しでも健康な体で受験を乗り切るため,今からでも少しずつかつての生活、またはより健康的な生活を目指しましょう!
今回は生活リズムを戻したい今の時期だからこそいくつか気を付けておきたいことを紹介したいと思います。
睡眠時間を最低限確保しよう
受験生として大切なことは睡眠時間を確保すること
睡眠は削ろうと思えば削れますし、忙しいときは睡眠時間が無駄に感じられることもあります。
実際受験生の方の中ではつい遅くまで起きてしまう人も多いでしょう。
夜のほうが勉強に集中できるという気持ちはわかりますし、実際暗記をするのに最適な時間は寝る30分前と言われています。
必要な睡眠時間は人によってそれぞれです。それほど寝なくても昼間普通に生活できる方もいることでしょう。
しかし睡眠には疲労回復だけではない沢山の役割があります。
ないがしろにすれば受験生活の邪魔になるばかりか、将来に悪影響を及ぼすかもしれません。
睡眠の重要性とは?
人間の脳の重量は体重の5%ですが、基礎代謝は体全体の20%もの割合を占めます。
というわけで多くのエネルギーを消費して働く脳を休めるために、夢を見ないノンレム睡眠が必要となってきます。
また日中学習した内容を脳に定着させたり、逆に不要な情報を消す作業が脳によって行われるのも睡眠時です。
そして受験生にとっての敵の1つが病気ですが、免疫力を高めるのが睡眠です。睡眠時間が少ないほど風邪になる危険性が高まるというデータもあります。
最後に何かとストレスがたまりやすい受験生活において睡眠不足はさらに精神状態にマイナスに働きます。また睡眠には日中あった嫌な記憶が消される効果もあります。
ということで当然といえば当然ですが、睡眠には様々なメリット、睡眠不足にはデメリットがあります。しっかり寝るに越したことはありません!
6~7時間の睡眠をとると気持ちの良い朝を迎えたり、記憶を脳に定着させることができるといわれていますので、なるべく健康的に受験生活を送りたい場合は最低そのくらいの睡眠時間は確保してみてはいかがでしょうか。
寝る前のスマホに注意
寝る前にスマートフォンをつい触ってしまう人がいるかもしれませんが、スマートフォンなどの電子機器から発せられるブルーライトは脳を昼間だと錯覚させ、人に眠りを促す「メラトニン」というホルモンの分泌を低下させ、睡眠の質が極めて低下することになるので、寝る1.2時間前の使用は避けたほうがいいといわれています。
どうしても使用しなければいけない場合は画面や部屋の照明を暗くしたり、ブルーライトをカットする眼鏡を作ることをお勧めします。
必要もないのになんとなく触りたくなる場合は手の届かないところか、いっそのこと寝室とは別の部屋に置くくらいしたほうが効果的かもしれません。
朝日を浴びよう
朝起きて15分ほど朝日を浴びることで「メラトニン」の分泌が抑制され、代わりに「セロトニン」というホルモンが分泌されます。
セロトニンは脳を覚醒させるほか精神を安定させたり脳の回転を良くしたりする効果があります。朝の散歩などもセロトニンを得るためには効果的なので休日の間だけでも試してみてはいかがでしょうか。
朝ごはんを食べよう
朝は何かと忙しいものなので、朝食を抜くこともあるかもしれません。しかし朝食を食べないと脳のエネルギー源であるブドウ糖が摂取できないので勉強に集中することができなくなる危険性があります。
また朝食を食べないということ一食抜くことになるのでダイエットになると思われるかもしれませんが、体は朝食を抜いた分不足したエネルギー源を体の筋肉を分解することで補おうとするため、筋肉が減り、結果的に太ります。
また空腹時に昼食をとると血糖値が急上昇し、それを下げるために分泌される「インスリン」というホルモンが糖を脂肪に変えるので太ります。ということでつい忙しいとないがしろにしがちですが朝食をとるに越したことはありません。
いくつかポイントを紹介していきましたが、受験勉強をするうえで無理をしなくてはいけないときがあるのはやむおえないことですし、元気に日々を過ごせる習慣は人によって変わってくると思うので、以上の内容はあくまで参考ということで自分に合った生活習慣を無理なく探していきましょう。
さいごに
夏休みは受験において最も重要な期間のひとつで、夏休みという時間をどう使うかで受験の結果が変わってくるといったことをさんざん言われたと思います。
もちろん夏休みという時間を十分に使えたなら受験で有利なことは言うまでもありません。
しかしたとえここまで思ったより勉強できなかったりしたことで夏休み明けの模試の結果が振るわなかったとしても、時間は戻ってきません。
もちろん反省は必要ですが、結局のところ後悔してる時間も惜しいので、失った時間を取り戻すぐらいの気持ちで勉強するしか道はありません。
計画通り勉強したはずなのに夏休み明けの模試の結果が思うように出ない場合はがっかりするには早いです。
しっかり学習したうえで身についた学習内容はすぐには無理だとしても、その後の模試や本番の役に立たないことは絶対にないのでめげずにいきましょう!
新学期になってクラスメイトと再会するとつい夏休みの充実度を比べてしまいがちですが、クラスメイトがどんなに勉強してようが自分の試験結果におそらく影響はありません。
周りは気にせず新学期も頑張っていきましょう!
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