こんにちは！
武田塾横須賀中央校と北久里浜校で講師をしています梅原克優です。
逗子開成高校を卒業し、現在は東海大学の医学部に通っています。
私は高校生時代武田塾に通っており、ここで特訓を受けて何とか合格をもぎ取る事が出来ました。
武田塾に通い始めた最初の私の学力は 、
数学はⅡBまで微かに覚えているレベルで数Ⅲは全然やっておらず、
化学はイオンぐらいまで、物理に至ってはほぼ初学と言っていいような壊滅的なレベルでした。
英語はある程度の単語を知っているぐらいで文法や構文はボロボロといった状態でした。
そうなんです！
受験で悩んでいたり、塾をどこにしようか決めかねていてこの文章に行き着いた皆さんと
学力は同じかそれ以下だったというわけです。
今回はそんな私から皆さんへ受験勉強に向けたアドバイスが出来ればと考えています！
ただ自分に学力がない事を嘆いていてもしょうがないので、
もう仕方がない、むしろ 0 からのスタートだと思って
基礎から一つ一つの積み上げていくしかない、
そんな思いで日々勉強に励みました。
だからこそ「こんなの解けるはずがない」だとか「理解できるはずがない」だとか
「自分には無理なのか」といったような、辛い気持ちはものすごくわかります。
ですが、そこで諦めてはダメです！
たとえ最初はちんぷんかんぷんでも、
長く勉強していくにつれて、何となくコツのようなものは掴めてくるものです！
特に理系科目についてそれを少し紹介したいと思います。
数学について
数学は理解するところと暗記に頼るところをしっかり仕分けすること、
そしてその仕分けを自分が把握しているということが大事だと思っています。
全部理解するに越したことはないのですが、何より他の科目に比べて量がありますから
やはりそれは難しいです。
そうなると、「この問題は確かこうやればよかったよな」
「この問題はまずこれから始めれば良いやつだよな」という、記憶に頼ることになります。
これが有効な問題も多いので、全て理解しようとするのではなく時には暗記に頼る事も重要です。
一方で、しっかり理解していないと応用問題が解けなくなるタイプの問題も多くあります。
従って、
理解すべき問題と暗記でも良い問題の区別はしっかりとするようにしていました。
化学について
化学は細かい暗記の部分は、とにかく多角的に覚えていました。
化学は暗記したことがそのまま点数に直結しますから、暗記問題は絶対に落とせません。
多角的というのがポイントで、例えば、身近なことに置き換えてみることが多かったですね。
一例として、水の蒸発が吸熱反応というのは当たり前のことなんです。
なぜかと言うと...
"体を良く拭かないと風邪引くよ" なんてよく言いますけど、
それは体表面に残っている水の液体が蒸発する際に体の熱を奪っていくので、
急に体が冷えるからなんですね。この事を考えれば、水の蒸発が吸熱反応である事は当然です。
また、ゴロもよく使ってました。
代表的な所では、周期表や炎色反応や金属のイオン化傾向などなど...。
多角的な情報やゴロなど使えるものはなんでも使って、
徹底的に暗記を行う事が重要です。
物理について
物理は、一つの問題の別解を先生とディスカッションしながら色々な方法で解いてみた経験が
力に繋がったと感じています。
問題によって最適な解き方、楽な解き方はありますが、
どんな時でもエネルギーは保存されているし、運動方程式は成り立っているんですよね。
そのことを計算して再確認しながら問題を解いていました。
また、それができた環境が成績に直結したと思います。
物理は物理現象を理解する事で立式出来るものなので、
どういった物理現象が起きているか深く考えることが重要です。
今こうして文章を書きながら、改めて振り返ると受験勉強は楽しかったです！
やはり新しいことを学ぶというのは楽しいことだと思います。
一緒に楽しみながら勉強しましょう！
Let’ enjoy!
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