こんにちは！ 武田塾北久里浜校です！
今回は２０２２年度の国公立大学の入試動向について、
みなさんにお伝えしていきたいと思います。
２０２２年度 国公立大学の出願状況は？
旧帝大など、難関10大学全体の前期日程の志願者数は前年を上回り、
積極的に難関大学に挑戦する動きがみられました。
東京大学や京都大学では、前年の入試の確定志願者数を上回りました。
国公立大学の2次試験志願者数は、出願最終日となった
2月4日午後3時時点で40万9,259人となり、
前年最終日同時点と比較すると、前年比102％と増加。募集人員に対する志願倍率は、
前年最終日同時点の4.05倍から、0.1ポイント増の4.15倍となりました。
日程別にみると、前期日程の志願者数が22万3,999人（前年比100.4％）と前年並みとなり、
後期日程は前年比102.8％と増加しました。
コロナ禍でありながら、今年度の共通テストは難易度が高かったのにも関わらず、
2022年度は共通テストの平均点が大幅ダウンとなった状況でも前向きに
出願した受験生が多くみられました。
公立大学の中期日程では、前年比113.0％と1割以上増加しました。
人気学部である薬学部、2022年度入試で新たに中期日程を実施する前橋工科大学、
新設の大阪公立大学等が志願者を押し上げたと思われます。
学部系統別では、「人文・社会」学系は前年比99.6％と、
法学系で堅調に志願者が集まっている一方、経済系の学部で志願者が
減少していますが、おおむね前年と同じ程度だと思われます。
理系・医療系では、「理工」が前年並みとなり、
「農・水産」「医」は志願者増にともない志願倍率が
上昇する形となりました。
「薬」は前年から1割以上増加し、
「看護・保健」系は前年から1割減少しました。
「教員養成」「その他」学系は、前年並みとなりました。
旧帝大を中心とする難関10大学の志願状況については、
難関10大学全体の前期日程の志願者数は5万5,096人と前年を上回っており、
積極的に難関大に挑戦しようとする受験生が多く見られました。
大学別に見た、前期日程の出願状況は、
・北海道大学（前年比106.8％）
・東京大学（同104.6％）
・東京工業大学（同104.5％）
・一橋大学（同100.9％）
・京都大学（同102.5％）
・大阪大学（同107.2％）
・東北大学（同97.5％）
となります。
後期日程においては、
・北海道大学（同117.3％）
・一橋大学（同119.7％）
・名古屋大学（同79.5％）
となり、堅調に志願者数を増やした大学で、
1割以上増加するかたちとなりました。
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