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【入試情報】大学入試共通テスト・新課程について【数学編】

こんにちは! 武田塾横須賀中央校です!

大学入試共通テストについて、みなさんに重要なお知らせがあります!

2022年度4月(来年の新高校一年生)から、新学習指導要領がスタートします。

それに合わせて大学入試共通テストの内容も変わります。

今回は、最も重要な科目の一つである、【数学】から、その内容をお伝えしていきたいと思います!

 

2025年度 大学入試共通テスト・数学の変更点とは?

 数学の出題範囲は新課程より

数学①グループに分類される

「数学Ⅰ、数学A」

「数学Ⅰ」

から一科目選択、

数学②グループに分類される

「数学Ⅱ、数学B、数学C」

からの出題となります。

 数学Aについては、2項目の内容(図形の性質、場合の数と確率)した出題とし、

全てを解答する形となります。

 数学B及び数学Cについては、数学Bの2項目の内容

(数列、統計的な推測)及び数学Cの2項目の内容

(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)に対応した

出題とし、このうち3項目の内容の問題を選択解答

する形となります。

大きな変更点としては、数学Cが新設され、国公立を

受験する文系の受験者には必須となったことです。

「数学II,数学B,数学C」では数学IIに加えて、数学B「数列」、

「統計的な推測」、数学C「ベクトル」、

「平面上の曲線と複素数平面」の4分野から3分野を

選択解答することになり、「数学II,数学B,数学C」を

受験する場合には、数学Cの分野を少なくとも一つ学習する必要があります。

 また、試験時間は数学①、数学②ともに70分となるため、会話文形式の問題文の

出題が予想されます。

 CBT方式(パソコンを使った試験方式)の導入は見送りとなったため、

従来と同じ形の試験方式となります。

マークシートの記入ミス、記入漏れに気を付けたいものです。

 

新しく導入される数学Cとは?

 「数学C」は、「数学B」から移行された「ベクトル」、

「数学III」から移行された「平面上の曲線と複素数平面」、

「数学活用」から移行されたと思われる「数学的な表現の工夫」から構成される

学習内容となっています。

 最初の2単元は現行課程とほぼ変化はありませんが、

「数学的な表現の工夫」は離散グラフや行列を扱うとされています。

現行課程の「数学III」は5単位ですが、

新課程の「数学III」+「数学C」も5単位となります。

多くの高等学校で「ベクトル」と「平面上の曲線と複素数平面」が扱われることになると

思われますが、同じ5単位であっても内容は「ベクトル」がそのまま追加される形となります。

なお、「数学III」の「平面上の点の運動」は「ベクトル」の学習が前提となっております。

 ちなみに「数学III」の方は、課題学習が追加され、

「平面上の曲線と複素数平面」は「数学C」に移されたことにより、

「数学III」の内容は、ほとんどが解析的な内容となりました。

 

記述式の導入はどうなるのか?

 記述式の導入については、見送る形となりました。

記述式では、採点者の裁量に委ねる部分が大きく、一律公平な試験は難しいとのことでした。

 しかし、新課程のテーマである、思考力や総合的な力を測るべく、

数学の理解度や習熟度を測る目的で、問題文や解答に反映されてくる

可能性は十分にあります。

 特に、「日常や生活に即した問題」「課題解決能力」「文理融合」など

大学での研究や、これからの社会に必要な能力を身に付けられているか、

を測る問題になってくるのではないでしょうか。

 また、国公立大学や難関私立大学の個別試験では数学の記述式問題が

課されるため、自分の志望校について、事前によく調べておく必要がありますね。

 

文系の受験者はどうすればいいのか?

 数学Cの導入に伴い、文系学生の負担は増えるものと思われます。

ただし、個別試験で数学Cが出題されるかは各大学の判断に委ねるとされています。

 文系の受験者は、

「数列」

「統計的な推測」

「ベクトル」

「平面上の曲線と複素数平面」

の4項目から3項目の選択となります。

多くの受験者は数学Cの中から、「ベクトル」を選択すると思われます。

ですので、文系で数学を使う受験者は、

「数列」

「統計的な推測」

「ベクトル」

の三つを勉強していく感じになると思われます。

 また、個別試験では、文系における数学重視の姿勢は、

これから強まっていくと思われます。

 自分の進路や志望校に合わせて、しっかり対策を考えていく必要が

あると思われます。

 

全体的な難易度はどうなるのか?

 大学入試共通テスト・数学の難易度は上がると思われます。

 大学入試共通テストの難易度は、旧センター試験と同程度されていますが、

新試験の導入時には試験の難易度が上がる傾向にあります。

 問題文が長くなる、会話文形式の問題が出題される、一読しただけでは

分かりづらい問題文が出題される可能性があります。

 特に、新課程では、統計分野や数列、ベクトルなど、データサイエンスや

コンピュータサイエンスの基礎的な部分を重視する傾向が見られます。

そのため、図やグラフなどを用いる問題も多く出題される可能性があります。

 単に公式や問題の解法を暗記するだけでなく、図を書いたりグラフを読み解いたり

する「分析力」が必要になってくると思われます。

 また、会話文形式の問題を読み解いていくための、「想像力」や「総合力」も

重要になってくると思われます。

 

まとめ

上記のことをふまえ、大学入試共通テスト新課程・英語の内容をまとめていきたいと思います。

 

・数学Cの導入に伴い、学習すべき範囲が増える。

・図やグラフを読み解く問題が増える可能性がある。

・会話文形式の出題など、問題文が増える。

 

つまり

難しくなる!

 

ということです。

 

言い換えれば

早めに対策すれば

それだけ

有利になる!

 

ということでもあります。

 

共通テストに関しては、これからも新しい情報が入ってくると思います。

新しい情報が入り次第、みなさんにお伝えしていきたいと思います!

 

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