こんにちは！
武田塾北久里浜校です。
武田塾北久里浜校には多くの学生講師が在籍していますが、
現在就活中のＩ講師が実体験をもとに今回ブログを書いてくれました。
今回は、Ｉ講師のブログと、実際に学歴フィルターは存在するのかをブログにまとめてみました。
Ｉ講師から皆さんへ
今回は、早稲田大学商学部三年（執筆当時）で就職活動真っ只中の私から
受験生の皆さんに、受験をする大切さについてお話したいと思います！
皆さんは「なぜ受験をするのか」について考えたことがありますか？
答えは人それぞれですが、
私は
「選択肢を減らさないため」
だと思います。
小学生の時のクラスを想像して思いだしてみてください。
クラスの友達の将来の夢は何でしょう。
プロ野球選手、宇宙飛行士、アイドル・・・
誰もが夢は無限大だったのではないでしょうか。
次に今のクラスを想像してみましょう。
友達の夢は何でしょうか。
同じ夢を持ち続けていた人は何人いるでしょうか。
大人になっていくにつれ人は手の届かない夢を諦めるようになります。
就職活動においても同様です。
学歴フィルターという言葉があります。
企業が大学名だけで志望者を絞っていると言うのです。
企業は否定していますが、学歴フィルターは間違いなく存在します。
事実、私も東大生、京大生しか受けないような企業にエントリーした際に、
大学名しか書いていないのに落とされたことがあります。
自分をアピールする前に、大学名だけで落とされてしまう。
自分の可能性を、自分の選択肢を、自分以外の何かによって否定されてしまう。
こんな悲しいことはありません。
ですが、これが現実です。
だからこそ、誰もが同じフィールドで平等に戦えるチャンスは大学受験が最後だと思うのです。
隣の席のアイツに勝つチャンスは実はあと一回しか残っていないのかもしれません。
さあ、私たちと一緒に「逆転」しませんか？
※6月20日追記 Ｉ講師、無事就職先決定しました。
実際に、学歴フィルターは存在するのか？
まず、大前提として
「学歴フィルターを行っている」と公言する企業はありません。
企業イメージが悪くなるため、一般的には公にしている企業はありません。
しかし過去に、某企業の説明会を日東駒専の大学と東京大学の2つのアカウントで応募して一方は満席、他方は登録ができる件がツイッターで報告され、話題になりました。
企業へのエントリーは気軽に行えるため、学生に人気の企業は募集定員よりも大幅に多い就活生が来ます。
限られたリソースで優秀な人材を確保するために、能力はあるが「学歴の高くない学生」を採用できないリスクを負ってでも、学歴フィルターによって学歴によって就活生をふるいにかけたほうがメリットがあるのでしょう。
別の考え方として、企業の求める人材に、「学歴の高い大学の学生」のほうがマッチしやすいということも言えます。
例えば、専門的な学習や研究を高いレベルで行っている／英語や他の言語が話せる／資格試験の結果が良い／著名な教授の研究室で研究している／留学経験がある…等。
「大学でアルファベットを一から勉強している」なんてのも一昔前、大学全入時代と騒がれたころに話題になりました。
このような学生と、英語の資格試験で高得点を取っている学生の、どちらを企業が欲するかは火を見るよりも明らかです。
したがって、エントリーシートと履歴書で比較したときに、学歴の高い学生が相対的に選考に残りやすいため、自然と「学歴フィルターをかけたようになった」っと考えることもできます。
フィルターについて
「株式会社アイデム－人と仕事研究所：新卒採用に関する企業調査」
によって、2017年に興味深い調査が行われました。
上記のリンクから詳細は確認していただければと思います。
端的に言うと、就活生を選考する際のフィルターに関しての調査です。
これは、「2018年新卒採用活動において、学生の属性や特徴に対してフィルターを設けているか」という質問に対する企業の回答です。
半数近くが何らかのフィルターで学生を振り分けています。
こちらは、「ある」と答えた企業に具体的な項目を挙げてもらった結果です。
ご覧いただいた通りです。フィルターは存在します。
受験生の皆さんは、4年後の就職活動を見据えて企業研究を今からして
適切な大学の適切な学部に入り、適切なゼミに所属し企業の求めるサークルに入りましょう！
・・・というのは冗談ですが、
大学に入ってからでは、どれだけ頑張っても覆せないモノがかなりあるのが実際のようです。
7月13日追記
先日、塾生の保護者さんと面談した際にお聞きした話です。
その方は、大手企業の子会社にお勤めされているようでしたが、
子会社に入社する新卒は、皆さんＭＡＲＣＨ以上だったそうです。
逆に早慶以上はおらず、どうやら早慶以上は親会社の方で採用しているとのこと。
「ＭＡＲＣＨがメイン層の職場に、早慶東大の人材が来ても浮いてしまうから」と、
お互いのことを考えてそうしているそうです。
企業側も慈善事業ではないので、入社後のことを考えて採用のためのフィルターを設けているようです。
受験生の皆さんへ
学歴がなくても成功している人はたくさんいますが、学歴は10代のころに頑張った証！
元ライブドア代表の堀江貴文さんの「東大の学生証」の話は有名ですが、書類審査で判断するうえで学歴は唯一無二のアピールポイントです。
Ｉ講師も言っていましたが、
「同じフィールドで戦える最後のチャンスは大学受験」
です。
つまるところ、入試当日までに合格最低点より高い点数が取れるようになっていればいいんです。
市販の参考書を自学自習して1冊ずつ完璧にして、企業の選考に強い大学に合格しましょう！
まとめ
企業の求める人材を選考するためのフィルターは存在します。
フィルターにかけられても選考に残るような大学選びをしたいところです。
大学合格も、就職活動も特効薬はありません。
地道に今できることをコツコツやっていきましょう。
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