皆さんこんにちは!
武田塾岸和田校です。
もう6月という事で、2022年も折り返しの時期になってきましたね。
やはり1年という時間は一瞬で過ぎ去ってしまいます。
生きていく中で色んな体験をして、価値観や感動するものに触れていくと思いますが、
そういった経験が歳を重ねると共に減ってきます。
つまり、新しい刺激が少なくなっていくという事です。
生きていけば色んな事を知っていきますし、経験してきます。
ですので、新鮮さというのが無くなってしまいます。悲しいものです。
今、中学生や高校生の方々は、まだまだ素敵な経験や将来が目の前に広がっていますので
希望と共に、未来へ突き進んでください!
さて、今回は要注意な勉強法についてお話します。
もう6月という事で、部活動を引退された受験生が増え
いよいよ受験戦争が本格化してくる頃です。
これから、勉強を開始するという方はどうやって勉強をすれば良いのか分からない方もいると思います。
しかし、今回はこの勉強はあまりおすすめしないという勉強法を紹介します。
おすすめの勉強法に関しては、今までも紹介してきていますので
そちらのブログを参考にしてください。
それでは始めていきましょう!
はじめに
皆さんは、普段どのような勉強を行っていますか?
勉強法は人それぞれで、一人一人絶対に違うものだと思います。
自分に合ったやり方で勉強することは非常に大事なことです。
しかし、あまりおすすめ出来ない勉強法もたくさんあります。
ここで注意して欲しいのは、あまりおすすめしないという事です。
つまり、その勉強方が必ずしも間違っているという事ではありません。
その点だけご注意ください。
それでは、あまりおすすめしない勉強法を5つ紹介してきます!
あまりおすすめしない勉強法
①参考書をころころ変える
「よし!受験勉強を始めるぞ!」となった後、皆さんはまず間違いなく本屋さんに行くはずです。
そこで、単語帳や文法帳、問題集といった参考書を購入すると思います。
そして、購入した参考書を元に受験勉強をするはずです。
ここまではほとんどの受験生が共通することです。
ですが中には、参考書コレクターのような受験生がいます。
これはどういうことかというと、次から次に参考書を変えていっている人の事です。
参考書を始めたはいいものの、途中で投げ出して違う参考書に手を出したり
友人から進められたから、ネットに書いてたからという理由で、色々な参考書に手を出したり
こういう人が受験生には多いです。特に夏休みにかけて増えてきます。
参考書コレクターになってしまう理由は単純です。
不安だからです。
「このままの勉強で大丈夫なのか。」から始まり「この参考書で合っているのか。」に落ち着きます。
ですが朗報です。単語帳や文法帳に関しては、どの参考書も書いてることに差はありません。
基本的にどれも同じです。レイアウトなどの見やすさは多少ありますが、内容に差異はありません。
問題集や講義系はもちろん異なります。
しかし、6月から8月にかけては基礎を固めなければならない時期です。
ですので、一冊の単語帳と文法帳を完璧に仕上げれば問題ないです。
参考書コレクターなってしまうと、結局だれに手を付ければ良いのか分からなくなりますし、
本棚に並んだ参考書を見て満足してしまう可能性があります。
数多く参考書をこなしているとかっこよく見えるかもしれませんが、全然そんなことないです。
一冊を完璧に仕上げる方がかっこいいし難しいです。
②勉強方法が毎日バラバラ
日によって勉強する内容や科目は異なると思うので、それごとの勉強方法は異なると思います。
しかし、同じ科目であるにも関わらず勉強方法が日によって違うという方も少なからずいます。
これはよくありません。
勉強を習慣化して、日常のルーティーンに組み込むためには、決まった勉強方法をする必要があります。
とはいっても、まだ自分の勉強方法を確立してないという方も多いですよね。
冒頭にも話したように、部活を引退した方はこれから受験勉強開始ですから。
そういった方は、自分に合った勉強方法を確立することを優先して下さい。
といっても、何日も何週間もそこに時間をかけていてはいけません。
すぐに時間は過ぎ去りません。
極論、初めにこの勉強法で行こうと決定してしまえば、毎日の繰り返しの内に定着します。
今日はこの方法で、明日この方法、という風に毎回違うのは効率的ではありません。
ですので、自分の勉強法を確立して、しっかり毎日取り組みましょう。
③だれにも頼らずに一人で勉強する
勉強は確かに一人で出来ます。教材と筆記用具さえあれば問題ないく出来ます。
しかし、その勉強の仕方や内容の理解が合っているのかを客観的に判断することは出来ません。
そういった時は学校の先生や塾講師などに質問して下さい。
質問することは悪い事ではありません。
自分で何とかしようという姿勢は素晴らしいですが、果たしてそれが正解かどうかは分かりませんよね。
受験生の中に、質問をすることが恥ずかしいと感じたり、かっこ悪いと感じる人がたまに居ますが
そんなことはありません。
むしろ、どんどん質問するべきです。
それは勉強だけでなく進路のことも含めてです。
受験は一人で乗り越えるものだと思っている人はまずその認識を変えてください。
受験は一人では乗り越えられません。
関わってくれる人全員に支えられながらでないと無理です。
そういった人たちには、しっかり頼ってください。
正直言って、進路の事や大学の事は受験生の皆さんより、周りの大人の方が知っています。
ですので、進路についての悩み事も相談したりしましょう。
人に頼ることも大事です。
④模試の判定ばかり気にする
模試は、自分は何が苦手で何が得意かを可視化するためのツールに過ぎません。
確かに良い判定をとれば、自信にも繋がりますし、良い判定を取るの越したことはないです。
その模試の判定を自分中で処理できる人は、判定を意識してもらっても構いません。
「前回はⅮ判定だったのに、今回はE判定になってしまった。」
「前回はD判定だったけど、今回はC判定まで上がった!。」
という風にあくまでも自分の結果を比べて、反省することは大事です。
それによって、自分の得意な部分と不得意な部分が分かるからです。
大事なのは、あくまでも自分のために模試を受けているという事です。
しかし、中には周りの友人たちと自分を比べてしまう子もいます。
特に現役生に多いです。
「あの子はC判定なのに、私はEだった。」
「あの子はD判定だけど、私はBだった!」
はっきり言います。時間の無駄です。
特に、志望校が違うならより無意味です。
目指す大学の偏差値に寄って、当然ですが、判定の基準は異なります。
それなのに、他人と比べても仕方ありません。
もし、同じ志望校だったとしても関係ありません。
問題の相性が良かっただけかもしれませんし、あくまで受験は自分との戦いなので、
周りと比較しても良い事ありません。
自分が志望校合格に向けて足りない部分を知るために、模試を受けているのです。
志望校合格に近づくために、模試を受けているのです。
そこ抑えておきましょう。
⑤勉強した気になっている
参考書を読むことが勉強ではありません。
問題を解くことが勉強ではありません。
参考書を読み内容を理解することが勉強です。
問題を解き、解答までのプロセスを理解するのが勉強です。
理解出来ていないなら勉強できていない事と同じです。
受験生にとって時間はなによりも貴重なものです。
受験期の時間の使い方で進路の行方は決定されます。
その貴重な時間を、無駄な時間にしてはいけません。
この時期に特に多いのが、質より量の勉強している人が圧倒的に多いです。
これは、①の内容と若干かぶりますが。
まずは、基礎知識を理解し勉強することから受験勉強は始まります。
その部分の理解を疎かにして、でも参考書だけはどんどん進んでいって。
その時は、勉強できていると錯覚しますが、受験期後半にかけて借金が増えていきだけです。
そういった勉強で得られるのは、謎の達成感のみです。
受験後半にかけて、如何に基礎固めが完璧化が明暗を分けます。
今は、基礎が学力向上のための勉強をしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回紹介した①~⑤のような勉強をする人は実際に多くいます。
そして、きっとそういった人を目にすることとなります。
言ってしまえば、誰しもが通ってしまう可能性がある勉強法なのです。
最近、勉強を始めたばかりで焦っている方は特にやってしまいがちです。
受験勉強は遠回りだと思う事が最短ルートだという事がよくあります。
簡単な基礎も、これがしっかり定着していないと過去問対策の際に地獄を見ます。
骨組みや土台が弱い家は簡単に崩壊しますよね。
基礎知識はいわば家における骨組みや土台です。
そう考えると、如何に基礎が重要か分かりますよね。
まだまだ6月です。本気で取り組めば全然どうとでもなります。
ただ、今この時間をどう過ごすかが、今後の受験に大きく関わってくることは間違いありません。
悔いの残らないよう、有意義な時間を過ごしてください!
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