皆さん、こんにちは。
武田塾岸和田校です!
いよいよ4月が目の前まで近づいてきましたね。
つまり、新学年の始まりという事です。
中には1つ学年が上がるだけでなく、中学から高校、高校から大学と環境が変わる方もいるはずです。
環境が変わるという事は、人間関係や関わる社会体系など様々なことが変化します。
新たな環境に飛び込むというのは、不安と期待で感情がぐちゃぐちゃになってしまいますよね。
でも、自分で選んだ進路です。素敵でないわけでありません。
ドンっと期待に胸を膨らませて、新たなステージに突き進んでください!
さて、話は変わりますが皆さんは勉強は好きですか?
もちろん、好きだという人もいると思いますが、あまり多くはないと思います。
やはり勉強は苦手だし、好きではない人の方が多いです。
冒頭で、学年や環境の変化について軽くお話しましたが、
学年や環境が変わっても変わらないものがあります。
それは「勉強」です。
この「勉強」というのは厄介なもので、学生の間だけでなく社会でても必要となってきます。
それだけ、人間と勉強というのは切っても切れないものなのです。
という事で今回は、学生の勉強法についてお話していきます。
今まで、岸和田校のブログでは、オススメの勉強法については再三話してきましたが
今回は、NG勉強法についてお話します。
「こんな勉強法では意味ないよ。」「これでは成績は伸びないよ。」
という勉強をしている学生が実はかなりいます。
そういう学生に向けて今回はブログを書いていきますので
最後までよろしくお願いします!
はじめに
そもそも、勉強が嫌いな人にはある共通点があるのですが
何だかわかりますか?
それは、「思うように成績が伸びていない。」ということです。
「勉強はしているのに、結果がついてこない。」
「時間をかけてやれたはずなのに、成績が伸びない。」
こういったことが繰り返されることで、勉強をする意味を失ってしまい
勉強離れが起きてしまいます。
そういう人たちにあえて厳しいことを言います。
勉強をしている気になっているだけで、無駄な時間になっていないですか?
一体どういうことかというと、自分は勉強出来ている気になっているだけで、全くの無意味な勉強をしているということです。
「そんなはずない。」と思われる方がいるかもしれません。
そういった方は今から紹介する5つのNG勉強法と自分の勉強法を比べてみてください。
一致するものが多ければ多いほど、危険です。
それでは、5つのNG勉強法を紹介してきます。
NG勉強法まとめ
①知識を詰め込んで満足。
勉強で成績が伸びるというのはどういうことか。
それは目に見えて分かります。
簡単な例で言うと、定期テストや模試、そして偏差値です。
これらの数値があがること=成績が伸びることです。
定期テストや模試では何が求められるのか
それは覚えて知識を正確に扱えるかどうかです。
つまり、勉強して覚えたこと、授業で習った事を覚えたことが
精確に使えて初めて、成績が伸びるのです。
精確に使うには自分に定着させる必要があります。
それは復習を繰り返し、何度も反復することで達成されるのです。
それなのに、一度参考書や授業内容を頭に詰め込むだけ詰め込んで放置する人が多いです。
それでは意味がありません。
知識を頭に詰め込んだ後は、内容を復習し、自分で使えるように訓練しなければなりません。
②いきなり勉強を開始する
何にも考えずとりあえず勉強を始めていませんか?
それだと長続きしません。
目標や目的を定めてから勉強を開始しましょう。
例えば、「定期テストで450点以上をとる。」「偏差値を55まで上げる。」などです。
どんなに大きな目標でも小さな目標でも構いません。
何か明確な目標を掲げた方が頑張れるものです。
部活動をイメージしてもらうと分かりやすいです。
何も目標もないのにきつい練習を毎日するのと、全国優勝に向けてきつい練習をするのとでは全く気持ちが違います。
前者は途中で嫌になって投げ出していしまうでしょう。
しかし、後者は目標達成のためだと努力を続けるでしょう。
目標や目的が決まれば、それを達成するのに必要な事を考えましょう。
勉強内容や、勉強に充てる時間の事です。
要はスケジュールを組む必要があるということです。
自分のやるべき事が明確な上で勉強をする方が、精神的にはかなり楽です。
とりあえず、なんとなく勉強をしていても続きません。
③休憩なしで勉強をする
休憩しない事、休まない事が美学となっていませんか?
私は学校や部活が休憩や休むことへのハードルが高すぎると思っています。
そういう環境でいると、休憩することや休むことを後ろめたく思ってしまいますが
勉強の合間合間にはしっかり休憩を挟みましょう。
何事もメリハリが大事です。
これは②と少し被るのですが、1時間勉強、10分休憩というようなスケジュールを組むことをお勧めします。
「今日はもう疲れたし、この辺でいっか。」
で休憩に入ってしまうと、その後、勉強に復帰するのにかなりの時間を要しませんか?
何故なら、休憩時間が決まってないし、次の開始時間も決まってないからです。
それに、「今日はこの辺で」という漠然とした範囲だと
その勉強時間は日に日に減っていき、最終的には「今日は勉強しなくていっか。」になります。
大事なのは、頑張る時はしっかり頑張って、休む時はしっかり休むことです。
このメリハリを大事に、休憩を取って下さい。
④いろいろな問題集をやる
これは本当によくある話なのですが、
一度、問題を解いたり説明を読んだだけで、内容を完璧に理解できる人はいません。
特に受験勉強でよくあるのが、一冊の参考書を一周しただけ、それも問題を1度解いただけで
次の参考書に進もうとする方がいます。
正直、言います。全くの無意味です。
問題は正解したら終わりではありません。
正解したうえで、何故その答えになるのか説明できること
他の選択肢では何故ダメなのかの説明ができて、初めて問題を理解したと言えます。
武田塾では一冊の参考書を完璧に仕上げるために、何度も何度も同じ参考書の取り組み
丁寧かつ完璧に内容を理解しています。
なぜなら、どんどん新しい参考書に手を出して、上辺の知識を得るより
同じ参考書の同じ問題を何度も復習し、確認するほうが深い知識を得られるからです。
一回目で出来るかできないかの判断、二回目で出来ない問題を復習し定着させる
三回目で総復習する。それでもわからない場合はもう一周、、、
このように、何度もやって一冊を極めるようにしましょう。
⑤インプットに時間をかけすぎている
インプットとは簡単に言うと、頭に知識を蓄えることです。
つまり、単語や文法事項、数式などを覚えることがインプットにあたります。
しかし、知識を蓄えるだけでは意味がありません。
①でも話したように、知識は正確に使えないと意味がありません。
例えば、野球のルールブックを完璧に読み込むだけで、野球は上達しますか?
車の操作説明を読み込めば、運転手になれますか?
ダンスの振り付け動画を観ていれば、ダンスは踊れるようになりますか?
格闘技の試合やルール見続ければ、格闘家になれますか?
どれもこれも、答えは当然「NO.」ですよね。
どれだけ知識があっても、実際、それ通りに出来るわけがありません。
では、どうすればいいのか。
それは実践するしかないのです。
勉強も同じです。
知識や内容を詰め込むのももちろん大事です。
武田塾では「受験合格は暗記が10割」というほどです。
しかし、ずっと知識を詰め込む作業だけをやっていては意味がありません。
インプットしたらすぐアウトプット。
アウトプットとは覚えた知識を外に吐き出すことです。
つまり、演習問題に取り組んだり、模試を受けたりすることです。
そこで初めて、自分の知識がどこまで正確に使えるかが分かります。
それに、何度も何度もアウトプットを行うことで、知識はより正確に頭に定着します。
折角覚えた知識も、ちゃんと使ってあげないと忘れてしまいます。
ドイツの心理学者のエビングハウスによる「エビングハウスの忘却曲線」では
人間は覚えたことを1日経つと66%忘れると言っています。
インプットした知識を忘れないためにも、アウトプットは大事です。
大事なのはインプットした後のアウトプットの質です。
それをしっかり覚えておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
意外と自分に通ずる勉強法があったのではないでしょうか?
ただ、勉強法に正解というのは無いですから、今の勉強法で問題ないという方は参考にしなくて良いです。
しかし、今回紹介した勉強法をしていて、現状に満足していない方は今すぐ、勉強法を変えましょう。
おすすめの勉強法に関しては、今までかなり紹介してきたので
そちらの方を読んで見て下さい。
それにまだまだ4月です。
今から正しい勉強法で取り組めば、全く問題はありません。
では、今回は以上で終わりにしたいと思います!
最後まで読んでいただきたいありがとうございました!
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