みなさんこんにちは!武田塾岸和田校です。
はじめに
皆さんは普段古典を勉強するときにどんなことをしていますか?
古典は現代から見て、とても古い時代に書かれた書物です。
情景や登場人物の心情、行動などを瞬時に把握し、現代文のように内容をスムーズに理解することは
とても難しいと思います。
文章を読んでいるとたくさん出てくる文法の活用法。
たとえば同じ「なり」でも意味や使い方、種類が全然違ったりします。
さらに、主語が出てくるたびに毎回どの登場人物にあてはまるのかを確認したり
言葉の意味を調べて、漢字の読み方をチェックして、、、
ほかにもまだまだあると思います。
基本、文章を読むのは問題を解くためですが、
問題を解く前に文章の読解でたくさん時間を費やしてしまいますよね。
その読解作業を効率良く行うためのコツを今回ご紹介します!
時間がかかっても、勉強には教科書ではなく手書きのノートを使う!!
時間を効率よく使うために教科書に訳や文法の意味などを
書き込む、という人も多いと思いますが、NG!!
教科書は文と文の間が狭く、たくさんの内容を書き込むことができません。
教科書の文を、ノートを横向きにして、上のページに文と文の間を3行~5行ほどあけて
古文を写し、下のページに上の文の日本語訳を書いていくのがおすすめです。
(下のページに日本語訳を書くことで、日本語訳の暗記をする際に答えを見ずに
勉強することができます)
なお、ノートのページ3分の1あたりに横線を引き、
写した文章のメモ欄にするのもおすすめ。
文の横にたくさんスペースが空いていると思うので
文法の活用法、単語の意味、その他のポイントを書いていきやすいですね!
授業の前に文章を写しておくことで、
授業で教わったポイントや単語の意味、訳などをすぐに書き込むことができます!
尚、余裕のある人は訳もわかる範囲まで書いておきましょう!
これでほかのみんなとの差が一気につくはずです!
色分けはたくさんした方がいい!?
よく、勉強をするときには色分けはしない方がいいと言いますが、
古文の場合意味のある色分けはたくさんしたとしても、とても見やすいです。
逆に、動詞や助詞、形容詞や接続詞、さらには登場人物や物の名前などを黒一色、赤と黒の2色のみで
分けるのは正直無理があります。
動詞は赤色、形容詞は黄色、単語は青色、などとわけるととってもわかりやすいです!
そのペンの色で、あらかじめ書いておいた文章を囲んだり、線を引いたりすると楽ちんです!
ちなみに私は形容詞、形容動詞の分け方をオレンジ色の二重線が形容詞、オレンジ色の一重線で分けていました!
同じ色で違った強調をすると、理解しやすくてわかりやすい場合もあります。
同じ色でも、四角形で囲んだり丸で囲んだりするだけで見方が変わるので、登場人物の色は緑でそろえて、
人物ごとに形を変えたりするのもいいかもしれませんね!
ちなみに、ペンは1本で何色もレヒィルが入れれるのがいいですよー!
ペンを持ち帰る手間がなくなり、ペンケースもすっきりします(^^)
おわりに
簡単にまとめてしまったので、もう少しわかりやすい工夫がほしい、見本を見たいという方は
「古典のノートのとり方」と検索すると色々な面白い、そしてわかりやすい書き方をしている方を
たくさん見つけることができます!
自分にあったノートのとり方を探してみてくださいね!
学校がお休みですることがなくなってきた、という方は是非
予習もかねて古典ノートを作ってみてください(^^)
ちなみに、漢文でも同じようなノートのとり方ができますよ(^^)
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