「源氏物語」を癒されながら楽しく読むことができる本

皆さんこんにちは。武田塾岸和田校です。

突然ですが皆さん古典は好きですか？古典は好き嫌いがはっきり分かれる教科ですよね。

現代文は好きでも古典は苦手、という方も多くいると思います。

現代文は現代の言葉で書かれているため分かりやすく、内容を理解しやすいものが多いです。

しかし古典は昔の言葉で書かれているうえに、登場人物などの主語も省略されていることが多く

わけがわからなくなりますよね。

そんな古典嫌いの敵、「源氏物語」が授業でたくさん出てくるわけです。。。（TT)

源氏物語の複雑さ

次から次へと出てくる登場人物、時間や背景、季節の移り変わりが本当にややこしいです。

光源氏が恋をする何人もの女性が出てくるだけでなく、貴族仲間の男性や主人公の光源氏の上司にあたる者、親戚、家来などが

たくさん関係していて、どの人物が重要人物なのかもわからなくなってきます。

そして、とにかく物語が長い。。（笑）

源氏物語は三部、または四部構成となっており５４帖の話から成る長大な物語です。

世界最古の長編小説ともいわれています。源氏物語の内容をすべて理解したいと思ってもなかなかできないですし、

読み始めても挫折してしまいます。言葉や内容も難しいもので、

理解しながら読解しようとするととても時間がかかってしまうと思います。
さらに、たくさんの登場人物がいるため、名前や特徴、試験に出そうな

内容まで覚えたり思い出したりするのはとても大変です。

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私は古典は得意なほうでしたが源氏物語でつまづいてしまい、、現役時代悩みまくっていました。。。

そこで、古典の先生がある本を紹介してくれました。

そこで今回ご紹介したいのが、こちらの本です！

大摑源氏物語　まろ、ん？

(画像引用：e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030933817&Action_id=121&Sza_id=B0)

著者／編集：小泉吉宏
出版社：幻冬舎

この本は１帖8コマ、全５４帖が解説付きで書かれている漫画形式のオールカラー書下ろしの本になっています。

なんと、光源氏がかわいらしい栗になっています。

光源氏が自分のことを「まろ」といっていたという説から「まろん（栗）」になったらしいです。

とにかくイラストが可愛いし、この発想はなかなか面白いです（笑）

その他にも登場人物はかわいらしいユニークなイラストでどんどん登場してきます。

(画像引用：e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030933817&Action_id=121&Sza_id=B0)

栗男や豆男、女性たちの顔立ちも血筋によってわかるようにイラストが描かれていて、

系図も見れば関係が整理できるように描かれています。

絵が独特でそれぞれの登場人物により顔が全然違うのですぐにこの顔は〇〇だ！ってわかりますよ（＾＾）

イラストがシンプルでかわいらしいので恋の物語も感情移入せずサクサク客観的に読めちゃいます。

さらに現代の感覚で理解しがたい古典の物語の背景を図などを使用して、理解しやすいようにしてくれています。

ありがたい！！！

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授業や宿題などで源氏物語を扱ったり、もちろんふとした時でも、あれ？この時の登場人物は？とか

この時の時代背景は？とか、もやもやしてしまった時に簡単な辞書としてこの本を使ってみてもいいかもしれません。

他の源氏物語に関する本と併用して読むとさらに理解力が身につくと思うのでオススメです。

コラムも豆知識もなかなか充実していますし、

各帖の左下のところに源氏香の図があしらわれているのも工夫されていて素敵です。

一度見てみてくださいね（＾＾）

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