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【国公立志望必見】高3夏休みが重要!共通テストの必勝法

こんにちは!武田塾川西能勢口校です。

酷暑に悩まされる時期ですが、皆さん受験勉強は恙無く進められているでしょうか?

今回のテーマは「高校3年夏休みの共通テストへの取り組み方」についてになります。

二次試験の科目はメインで学習を進めているため、ある程度計画的に進行できていると思いますが、その一方で共通テスト科目はついつい後回しになっていませんか?

共通テスト勝利への鍵である夏休みでの共通テスト勉強のコツを紹介していきたいと思います!

世界史 の 学習法

 

① 配点を考える

スポーツでもゲームでも、相手の弱点を知って、そこを攻めていくことが勝利への近道です!

大学受験においても同様で、各大学の配点を分析して攻めどころを探していきましょう。

実際に具体的な大学の事例を見ながら解説していきます。

ケース① 大阪大学 外国語学部

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例えば大阪大学外国語学部の場合、二次試験で数学未選択のとき数学の配点は全体の5%(500点中25点)しかありません。

仮に共通テスト数学80%と50%の人がいたとき、その差は7.5点(500点中)です。

配点の大きい英語は全体の65%で325点にもなりますから、数学が苦手な受験生の場合、英語やその他の二次試験科目の完成度を上げる方向性の方が効率的に合格可能性を上げていけます。

投資する労力・時間と、そこから得られるリターンを天秤にかけて、取り組む時間を決定していきましょう!

 

ケース② 神戸大学 理学部 

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事例2つ目は神戸大学理学部です。

化学が共通テスト+二次試験で配点95点なので、概ね有機化学はその3分の1の31.6点分です。

一方国語は共通テストのみで配点125点なので、漢文は4分の1の31.1点分です。

以上より、理系学部にはなりますが効率的に点数を稼いでいくためには文系科目も無視できません

取り組む科目で迷っている場合、漢文のような点数を上げやすい科目から学習を始めていきましょう。

以上のように自分の志望校の配点を確認していきながら、以下の科目を重点的に進めていきましょう!

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「文系だから理科はやらなくてもいいか」

「理系だから国語は後回しにしよう」

といった先入観で受験勉強を進めていると、直前期に取り返しのつかない事態になったり、成績の伸びに頭打ちが出てきたりするケースに陥りやすいです。

必ず配点を確認して効率的に学習を進めていきましょう!

 

② 共テ科目を1周する

「秋:共テの基礎固め→冬:演習」という風に考えている受験生は要注意です!

高校3年生の2学期以降は非常に多忙です。

以下は実際に多くの高校で見られる事例になります。

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2学期以降は思っているよりも時間が少ないですから、1日が自由に使える夏休み期間に共通テスト科目をある程度まで引き上げておかないと非常にピンチです。

そのため、夏休み中に共通テスト科目の基礎部分については1周して秋以降に備えておくようにしましょう。

 

夏休みのオススメ勉強法

具体的にどういった方法で1周していくかについてオススメな勉強法を1つ紹介しておきます。

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「この日は現代社会の日だ」と決めて1日ぶっ続けでその科目を行います。

1冊の参考書を短期間で1周すると、知識同士が繋がって全体像を把握しやすくなります。

また、一旦ある程度できるようになるとその科目の面白さが分かってきてモチベも増進されます。

他の科目の進行を大きく阻害することなく効率的に学習を行えますのでぜひ試してみてください!

 

③ 我流ではなく戦略を立てる

 共通テスト専用の参考書は数多く出版されており、質の高いものも多いです。

しかしそういった共通テスト特化型の参考書を使っていない受験生を多く見てきました。

講義系のコピー

二次試験科目はいろいろ拘って良い参考書を進めている一方で、共通テスト科目は何となく学校のプリントや過去問を回しているといった状況に陥っていませんか?

共通テストは、出題される知識のレベルは基礎的なもので、それらの繋がりや試験での使い方が重要になってきます。

名称未設定のデザイン (13) 

そうした部分は一般的な教科書・二次試験用の参考書には記載が薄いですから、特化した参考書を使うようにしましょう。

そのため、まず間違いなく共通テスト専用の参考書を用いた方が効率的に点数を上げていくことができます!

 

④ 共通テストの「演習」は秋以降でOK

夏休みの時期は「基礎知識を1周する」ことを優先させてください。

これから学校の授業や模試等で実践演習は数えきれないほどやっていくことになるので、今は知識の定着に集中しましょう。

講義系のコピー (1)

すぐに点数を出したいという気持ちはあると思いますが、夏で身につけた知識を秋以降で得点化していくイメージで進めていきましょう。

また、主要科目についても私立大や国公立の難しい問題を取り組んでいると自然と点数が出てくる場合が多いですから、今はじっくり実力養成に時間を使いましょう。

 

最後に

共通テストで高得点をとるには夏休みを有効活用することが不可欠です!

本稿を参考にして効率良く学習を進めていってほしいと思います。

 

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