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参考書1冊使用方法徹底解説【数学 基礎問題精講編】

参考書1冊使用方法徹底解説【数学 基礎問精講編】

みなさんこんにちは。

武田塾金沢文庫校のTです。

 

今回は、

参考書1冊使用方法徹底解説

というテーマで数学の参考書である、

『基礎問題精講』の使い方

について

徹底的に解説していきます!!

 

 

 

1.数学『基礎問題精講』とは

基礎問題精講』とは

旺文社が出版している

”基礎問題精講”シリーズの中に含まれる

数学の参考書で、

数学では以下の3種類があります。

・数学Ⅰ・A 基礎問題精講

034918

数学Ⅰ・A 基礎問題精講 六訂版 | 旺文社 (obunsha.co.jp)

・数学Ⅱ・B 基礎問題精講

034919

数学Ⅱ・B+ベクトル 基礎問題精講 六訂版 | 旺文社 (obunsha.co.jp)

・数学Ⅲ・C 基礎問題精講

034920

数学Ⅲ・C 基礎問題精講 五訂版 | 旺文社 (obunsha.co.jp)

 

基礎問題精講は名前に”基礎”とありますが、

教科書よりも少しレベルが高い

入試問題の基礎レベルの参考書です。

 

この参考書は入試数学の

最重要事項を短時間で学べる

と受験生から人気の参考書です。

 

また、旺文社が出版している”問題精講”シリーズは

以下のように段階的にレベル分けされており、

入門<基礎<標準<<上級

基礎は2番目に易しいレベルなので

受験勉強をはじめたばかりの方でも

取り組みやすい参考書だと言えます。

 

2.基礎問題精講の構成

基礎問題精講は一冊の中で

数学の各分野がそれぞれの章となるように

構成されています。

 

また章の中では

1つのテーマに対して

例題と演習問題が

1つずつ設定されていて、

特に例題には模範解答のほかに

その問題のポイントや発想が

まとまっている「精講」と、

その問題で学べることが書いてある

「ポイント」が設けられています。

 

そのため、例題を完璧にした後に

演習問題をこなすことで

演習量

稼ぐことができるようになっています。

 

『基礎問題精講』は

旺文社のシリーズである

『入門問題精講』を

使用したことがある人や

学校の教科書レベルの問題が

すらすら解けるようになった人、

青チャートなどの

分厚い参考書を解く時間がない人に

おすすめの参考書です。

 

3.メリット・デメリット

①基礎問題精講のメリット

この参考書を完璧に仕上げると、

・日東駒専レベルの大学の入試で

合格点をとることができるようになる

・学校の定期テストで勉強しなくても

高得点を狙えるようになる

・難関大学の

入試問題が読めるようになる

のような学力を

身につけることができるといわれています。

 

上記には

”日東駒専レベルの大学の入試”

とありますが、

自分の志望校は

日東駒専以上だからと言って

基礎問題精講が

使えないわけではありません。

 

日東駒専以上の難関大学や

国公立大学が第一志望校の場合には

基礎問題精講だけでは不十分ですが、

数学の基礎の内容

学習する際には

非常に有効的な参考書であるといえます。

 

また、基礎問題精講は

例題と演習問題

多くのスペースを確保することで、

少ないページ数

たくさんの問題に触れられるように

工夫されていることも特徴的で

良いポイントです。

 

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②基礎問題精講のデメリット

基礎問題精講のメリットとして

少ないページ数で

たくさんの問題に触れられる一方で、

 

デメリットとして、

問題を解く以前に必要な基礎事項である

定義や公式の成り立ちなどが

あまり書かれていないことが挙げられます。

 

ですがこのデメリットは、

基礎問題精講の一個前のレベルである

入門問題精講や、

教科書などに適宜戻って学習することで

解決することができます。

 

4.基礎問題精講の注意点

参考書の具体的な使い方を

ご紹介する前に非常に大切なことは、

絶対に丸暗記をしない

意識することです。

 

先ほどのデメリットで挙げたように、

基礎問題精講では公式や

定理の成り立ちや導入が説明されておらず、

ポイントとして

小さくまとめてあるだけになっています。

 

そのため、自分が

丸暗記してしまっている公式や定理がないか

常に意識しながら

問題を解き進め、

もし丸暗記してしまっているものがあれば

その都度必ず入門問題精講や教科書に戻って

復習するようにしましょう。

 

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5.基礎問題精講の使い方

①問題文だけを見て例題にチャレンジ

まずは、問題文だけを見て

例題を解いてみましょう。

 

大問1つあたり2分ほど考えても

手が止まってしまった場合は、

解法のヒントが書いてある”精講”

読んでみましょう。

 

精講を読んで

解き方が浮かんで来たら

自力で問題を解いてみて、

それでも手が止まってしまう場合には

模範解答を確認しましょう。

 

②模範解答を読み、完全に再現できるようにする

数学の勉強をする際において、

ここが最も重要なステップになります。

 

①の手順で問題文だけをみて

例題を解けた場合にも、

精講や模範解答には

必ず目を通すようにしてください。

 

模範解答を

完全に再現するための意識として、

2か月後も自力で

その問題を再現できるのか?

という意識をもって

取り組むようにしましょう。

 

ただ模範解答を読んで

理解するだけの学習や、

解法を丸暗記するような学習では

意味がありません。

 

自分で手を動かしながら解法を理解し、

なぜその解き方になるのか考えることで、

記憶力に頼らない数学力を

身につけていきましょう。

 

③アウトプットする

1日に取り組んだすべての内容が

完全に自力で再現できるようになったら、

基礎問題精講をいったん閉じて

その日に学習した内容を

頭の中に思い浮かべてみましょう。

 

その際は、その問題の解き方を

他の誰かに説明できるか

ということを意識して

復習するのがおすすめです。

 

④演習問題に取り組む

まずは例題の部分を

上記の①から③のステップに沿って

完璧にすることを優先しましょう。

 

基本的に演習問題は

必ずしも解かなければならない

というわけではないですが、

演習量を稼ぎたい場合は

演習問題

取り組んでみるのもおすすめです。

 

6.基礎問題精講が完璧になったら

・すべての問題が自力で解けるようになる

・すべての公式の内容と導出が理解できるようになる

・やや発展的な内容や別解も理解できる

これらをすべてクリアできたら

次の参考書や問題集に進みましょう。

 

そのタイミングで一度

日東駒専やMARCHレベルの過去問

挑戦してみるのも非常におすすめです。

 

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7.まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、参考書1冊使用方法徹底解説ということで、

数学の基礎問題精講の使い方について

ご紹介しました。

 

ぜひこのブログを参考に、

基礎問題精講に

取り組んでもらえたらと思います。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

【参考文献】

数学 基礎問題精講の使い方・勉強法【難易度・特徴】 (takeda.tv)

 

 



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