共通テストで8割取った方法を徹底解説!政治経済の勉強法教えます!
こんにちは。
武田塾金沢文庫校のNです。
夏休みも終わり、本格的に副教科の勉強が始まり、少しずつ知識を定着させている頃かと思います。
そこで今回は、武田塾の勉強法を混ぜながら、私自身が第1回共通テストで8割取った政治経済の勉強法を、ご紹介します!
1. 政治経済とはどんな教科?
(1)政治経済を選択するメリット
共通テストで出題される政治経済は、日本の政治と経済、国際の政治と経済の4つの分野から構成されています。
現代社会とは異なり、倫理の分野などがなく、政治と経済に特化した教科となっています。
国公立を志望している人は、社会科目を選択すると思いますが、政治経済は社会の仕組みや、将来や常識を知ることができるので、個人的にはおすすめです。
私の場合は倫理の分野が苦手だったので政経を選んだのですが、実際勉強していて楽しかったです。
(2)政治経済が向いていない人
ただ、覚える量は少ないですが、すぐに点が取れるようになる科目ではなく、センター試験では高得点が取りにくい科目と言われています。
政治経済に関して興味が無かったり、今まで触れてこなかったりした人には得点を上げるために時間がかかるかもしれません。
2. 政治経済の学習の流れ
(1)基礎を学ぼう
まず、政治経済にあまり触れてこなかった人や基本的な流れを知るためにぜひ使ってほしい参考書がこちらになります。
『清水の新政治攻略 政治のしくみと時事 & 清水の新経済攻略 経済理論と時事』です。
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51lJ1DcUL8L._SX360_BO1,204,203,200_.jpg)
この参考書は基礎を知るためのものとなるので、覚えようとせず何度も理解できるまで繰り返し読みましょう。
政経とはどんな教科で、どんなことを学習していくのかを知ることが大切です。
こちらの参考書は、2冊を2週間~4週間で終わらせるのが目安となります。
(2)入試レベルの知識をつけよう
このステップからは、入試レベルの参考書や問題集を使っていくので、いきなりこのレベルに入っても大丈夫だという人は、ステップ1を飛ばしても大丈夫です。
このステップでは、講義系の『蔭山の共通テスト政治・経済』を使います。
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51h7+-D4MoL._SX351_BO1,204,203,200_.jpg)
この参考書は、教科書ほど詳しくは載っていないですが、重要なものがわかりやすく載っているものとなっています。
政治経済を負担なく学習していきたいと思っている人にはおすすめの参考書です。
ただ、この参考書だけではインプットだけになってしまうので、問題集の蔭山の共通テスト政治・経済を併用していきます。
(3)問題集を解いていこう
次の使う問題集としておすすめなのは、『マーク式基礎問題集政治・経済』です。
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51MYtZdXSiL._SX354_BO1,204,203,200_.jpg)
この問題集は、センター試験や共通テストの過去問をもとに、単元ごとに配列されています。
二つのstepに分かれていて、step1では単元ごとに知識や理解度をストレートに試す設問配列としたものになっています。
step2ではややレベルを上げながら、その分野の本格的・実践的な総合問題を取り上げたものとなっています。
この参考書は、実際の共通テストよりやさしめの問題が多く掲載されています。
共通テストの過去問に入る前に解いておくことで、スムーズに過去問につなげることが可能になります。
(4)共通テストを意識した問題を解こう
最後に、より実践的な共通テスト向けの問題集として河合塾出版の『共通テスト総合問題集 政治・経済』をやります。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Wzyism3jL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg
この問題集には、共通テストの模擬試験が5回分と、共通テストが2回分収録されています。
共通テストの出題形式に対応しているので、本番と同じような練習ができます。
画像のものは、2021年版となっておりますが、毎年新しいものが出ますので、最新版を購入することをおすすめします。
3. おすすめの参考書紹介
上記で紹介したものの他に、実際に私が使っていて良かったものを紹介します。
(1)基礎を徹底!『完全MASTER政経問題集』
まずは、清水書院が出版している『完全MASTER政経問題集』です。
(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41Y+eVrGQwL._SX356_BO1,204,203,200_.jpg)
この参考書は単元ごとにレベルが分かれていて、用語の確認と、センター試験の過去問からの問題が解ける1冊となっています。
センター試験の過去問では、政経だけでなく現代社会や倫理政経から出された問題も収録しているので、多くの問題を解けるようになっています。
1冊でかなり実力がつくので、ステップ3の代わりにやってもいいと思います。
(2)過去問は 黒本、赤本の2冊!
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51LBIcf+MnS._SY344_BO1,204,203,200_.jpg
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/516ZGl33j1L._SX350_BO1,204,203,200_.jpg
共通テスト用のマーク式問題集(河合塾出版)に加えて、センター試験の過去問が収録されている黒本(正式名称:共通テスト過去問レビュー)や赤本(正式名称:共通テスト過去問研究)をやるのもおすすめです。
共通テストと違って、センター試験では1問1答のような形式となっています。
基本を確認することができ、自分は何がわかっていて何がわかっていないのかを整理できるので、共通テストに入る前にやっておくといいと思います。
4. 実際に取り組むときのポイント
(1)必ず講義系の参考書から入ること!
まずは、講義系の参考書を読んで、なんとなくわかる程度までもっていきましょう。
最初から問題をやるよりも、断然解きやすいと思います。
その次に、入試レベルの参考書や問題集をやり始め、何がどうわからないのかがわかるようにしましょう。
ここでわからなかったところは、講義系の参考書に戻ったり、動画を見たりして解決します。
(2)頻出の時系列を要チェック!!
入試レベルの参考書や問題集を何週か繰り返したあと、ステップ3に入りますが、ここでかなりレベルが上がってくると思います。
参考書や問題集ではあまり聞かれなかった、時系列の問題などが聞かれてきます。
ただ、すべてのものの年代や時系列を覚える必要はなく、戦時の流れや人権の法律制定についての流れなど、ある程度頻出するところが決まっています。
なので、たくさんの問題を解いていくうちに、何度も間違える問題をノートにまとめるなどすると、だんだんと解けるようになってきます。
(3)国内の出来事、国外の出来事をまとめて覚えよう!
またこのときに、日本での出来事と、国外での出来事の時系列をまとめて覚えることが重要です。
しかし、テストでははっきりと日本と国際とで問題が分かれているわけではありません。
たまに両方の時系列を知っていないと解けない問題が出てくるので、注意しましょう。
(4)一問一答は”時間があれば”でOK
そして、1問1答のような単語帳についてですが、共通テストではあまり求められない力なので、時間があればやる程度で大丈夫だと思います。
特に共通テストでは、グラフや資料を読み取る力が求められるので、どちらかというとこのような力を鍛えたほうがいいでしょう。
例えば、日本経済のグラフが出てきたら、その背景には何が関連しているのかを理解したり、国際系の問題の場合だと、それぞれの国の特徴を知っておいたりしなければなりません。
ただの知識だけではなく、さらに深くまで理解していなければいけないので、時間がかかります。
そのため、共通テストに対応した理解の仕方が重要になってきます。
5. 最後に
いかがだったでしょうか。
政経は、出版されている問題集などは少ないので、勉強するのは大変だと思います。
この記事を参考にして、少しでも点数が上がれば幸いです。
ただ、政経はやってもやっても模試などの点数に反映されるのが遅いので、結果が出なくても、粘り強く頑張ってみてください!
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