こんにちは!
武田塾金沢文庫校のNです。
今回は現在世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)についてです。
元々は中国の武漢が感染発生地と言われているこのウイルス。
2月には日本でも感染者が確認され始め、これ以上の感染拡大を防ぐために全国の小中学・高校の休校要請が出されました。数日前には2020年東京オリンピック・パラリンピックの延期も決定したばかりです。
世界保健機関(WHO)が
「世界的なパンデミック(感染爆発)とみなせる」
と宣言をしたこともあり、ニュースやネットは常にコロナウイルスの話題で持ちきりで、「これからどうなってしまうのか」という心配は膨れ上がりますね。
そこで今回は、
- 新型コロナウイルスの特徴
- 何に気をつけるべきか
- これからどうなるの?
の3つに分けて、少しでもみなさんの役に立つ情報をお届けしたいと思います。
1. 新型コロナウイルスの特徴
これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は7種類見つかっていて、その中の一つが今回問題となっている「新型コロナウイルス」です。
そもそも「新型」ではないコロナウイルスは、主に子供の風邪のウイルスとしてありふれたもので、多くの人が年に1〜2回は感染しています。
そのため、子供・子育て世代・小児科医などは新型コロナウイルスに対しても免疫を持っているかもしれません。
初期症状について
新型コロナウイルス感染症の初期症状としては、
・喉の痛み
・発熱
・せき
・筋肉痛
・体のだるさ(倦怠感)
など、風邪のような症状が生じます。
特に、37.5℃程度の発熱と強い倦怠感を訴える人が多いそうです。
人によっては鼻づまりや鼻水、頭痛、痰や下痢などが生じることもあります。
これらの初期症状はおよそ5~7日間程度続き、重症化しなければ次第に治っていきます。
重症化すると...?
上で述べたような初期症状が5〜7日経っても治らず、重症化すると、肺炎を発症し、呼吸困難に陥ることがあります。
また、肺炎だけではなく、上気道炎や気管支炎など、そのほかの呼吸器系器官にも炎症が生じるケースがあります。
ただし!
このように重症化して肺炎が生じたとしても、半数以上の場合は症状に対する治療を行えば徐々に回復します。
治療をしても肺炎が悪化し、重篤化すると、多臓器不全などが起こり、場合によっては死に至るケースもあるということです。
どんな人が重症化するの?
今回の新型コロナウイルス感染症は、新型ではないコロナウイルスによる一般的な風邪よりも重症化しやすいと言われていますが、必ずしも重症化するわけではありません。
現在の時点ではよくわかっていないのですが、高齢者、糖尿病、心臓や肺などの持病を持っていたり、免疫機能を低下させる薬を摂取している人は、重症化のリスクが高いと言われています。
インフルエンザとは違い、乳幼児や子供がリスクが高いということはないようです。
2. 何に気をつけるべきか
まずは、頻繁な手洗いとうがい、マスクの着用による咳エチケットに気を配ることが第一です。
これは、自分自身の感染予防のみならず、感染拡大のスピードを遅くし、重症者の感染者が増えて医療機関が対応できなくなることを防ぐことにも繋がります。
また、この基本的な予防対策に加え、3月9日の専門家会議の記者会見で注意点が発表されました。
① 換気の悪い密閉空間
② 多くの人々の密集
③ 近距離(互いに手を伸ばせば届く距離)での会話や発声
という3条件が同時に揃う場所や場面を予測し、避けるようにしましょう。
会話やくしゃみによって飛沫が飛び散ります。大きな飛沫は地面に落ちますが、目に見えないくらいの小さな飛沫(エアロゾル)は室内を数時間は空気のように浮遊します。
①に当てはまるとエアロゾルによる感染のリスクが高まり、
③に当てはまると大きな飛沫による感染のリスクが高まり、
②に当てはまると「その場にウイルス保持者がいる」リスクが高まることになります。
「3条件が同時に揃う場所を避ける」ということは「1条件でも解消されていれば良い」ということです。
十分な換気ができなければマスクをする、マスクができなければ距離をとるなどして自分の身を守りましょう!
3. これからどうなるの?
日本全国で見た時の感染者数は、3月28日現在1595人に達し、1日の感染確認数は今までで最多を記録しました。
最多は東京都の359人で、その後には大阪府、北海道、愛知県、兵庫県、神奈川県が続いていることから、首都圏や大都市圏を中心に感染が拡大していることが分かります。
特に東京都は、先日
「今が感染爆発(オーバーシュート)の重大局面である」
と強い危機感を示し、週末の不要不急の外出は控えるよう要請を出しました。
そのほかにも、
平日の仕事は出来るだけ自宅で行うこと、
少人数であっても飲食を伴う集まりは控えること、
大学の授業の開始を後ろ倒しにするなど効果のある対策を講じること
なども要請しています。
感染者の増加が止まらない場合、一時的な都市封鎖(ロックダウン)つまり基本的な外出禁止もあり得ます。
まだ油断はできないどころか、これからが正念場であるようです。
最後に...
一人一人の行動が社会全体に様々な影響をもたらすという自覚を持つことが大切です。
例え症状がなかったとしても、ウイルスを保有している可能性はあります。
一人一人が、自分の生活の中で出来るだけの対策を講じ、危機感を持ち続けることを意識しましょう!
お読みいただきありがとうございました。
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