こんにちは 武田塾有松校 内田です。
皆さん、「のり弁」って知っていますか。ごはんの上に鰹節、その上に海苔が敷いてあって、魚フライにちくわ… あれではないです。ここでは肝心なところをマジックや墨で隠してある真っ黒な公開資料のことです。塗ってある場所は、本来知りたい重要な単語や文です。そこが伏せられているわけですから、読んだ人には意味が分かりません。
さて、ここからが本題です。皆さん、英語の長文問題やっていますね。中にはもう赤本なんかで志望校の過去問を解いている人がいるかもしれません。さて、問題集のページを適当に開いて問題文を読んでみましょう。設問は解かなくて結構です。とにかく最後まで一度読んでください。読み終わったらマーカーを持って、もう一度読みます。今度は知らない単語をチェックします。知らない単語がいっぱい出てきます。まさにのり弁です。こんなのり弁英文を読んで設問が解けるわけがありません。
私が伝えたいのは、単語学習の重要さです。まず英単語をしっかりと覚える。次に熟語です。それから英文解釈(文型理解）と英文法。そして長文読解と英作文です。物事には順序があります。焼き肉を食べるときサラダから食べると太りにくい（?)のと同じです。
単語、熟語、文法、英作、長文読解を同時進行させても意味がないとは言いませんが、やり方次第で目的地への到達の時間が変わります。受験にもダイエットにも戦略があります。昨日、講師の女子学生が焼き肉の食べ方を私に教えてくれた時、この話をみなさんにお伝えしたくなました。
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