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【要注意】9割の人が誤解している英語の勉強法5選

こんにちは、皆さん!
今日は、一般的に行われているものの、実はあまり効果的ではないとされる英語学習法を5つ取り上げ、その真実に迫りたいと思います。
私たちは、効果的な勉強法を皆さんに提供することを目指しています。
しかし、それは私たちが一方的に「正しい」と信じ込んでいるわけではありません。
実際、多くの学習法が受験生にとっては非効率的で、時には逆効果となることさえあるという現実があります。

このブログを通じて、そういった誤った常識に挑み、より良い英語学習への道を皆さんと一緒に探求していきたいと考えています。


①辞書で調べないと覚えられない

皆さんが入学式や学校で、辞書の重要性について聞かされた経験はありますか?
有名な「ジーニアス」や電子辞書を始め、辞書を強く推奨されることは、多くの人にとって共通の記憶ではないでしょうか。
しかし、実際には辞書を頻繁に引くことが、必ずしも効率的な学習方法だとは限りません。

たしかに、辞書を使うことは学習において重要な場面があります。
例えば、長文を読んでいてわからない単語が出てきたときに、その意味を調べることは理解を深める上で役立ちます。
蛍光ペンでマークすることで、過去に調べた単語を視覚的に確認しやすくするなど、辞書を活用することで学習効率を上げる方法は確かに存在します。

しかし、現代ではインターネットの普及により、必要な情報をすぐに検索できるようになりました。
Googleなどの検索エンジンを使えば、辞書を物理的に引くよりも速く、必要な情報を得ることができます。
これは特に、日常的に英語を使う機会が少ない人にとって、非常に便利な方法です。

また、辞書をただ引くだけでなく、出会った新しい単語を繰り返し見ることで記憶に定着させることが重要です。
この点で、辞書は単語帳のように使うことが推奨されます。
つまり、辞書を使うこと自体が目的ではなく、どのように使うかが学習効果を左右するというわけです。

最終的に、辞書は学習ツールの一つであり、その使用方法を工夫することで、より効果的な英語学習が可能になります。
学校で「辞書は重要だ」と教えられても、それが全てではないことを理解し、自分にとって最適な学習方法を見つけ出すことが大切です。


②英単語は書かなければ覚えられない

「英単語は書かなければ覚えられない」という考えは、多くの学生に共通するものかもしれません。
特に中学生の頃、アルファベットを覚える段階では、書くことで記憶に残りやすいと感じる人もいるでしょう。
しかし、高校生や大学受験を控える学生にとって、何千もの単語を一つひとつ書き留めて覚える方法は、非常に非効率的です。

実際、大学受験では長文問題が中心となりますから、単語のスペルを完璧に覚える必要はありません。
読めれば十分というのが、私たち武田塾のスタンスです。
確かに、基礎レベルの単語に関しては、書くことで覚える必要があるかもしれませんが、大部分の単語においては、読めることが最も重要です。

書かずに単語を覚える方法として、音読やテストを繰り返すことが有効です。
音読することで、単語の発音と意味を同時に記憶に定着させることができます。
また、テストを繰り返すことで、自分がどの単語を覚えていて、どの単語をまだ覚えていないのかを確認できます。
この方法では、覚えられていない単語に集中的に取り組むことができ、学習効率を大幅に向上させることが可能です。

私たちが提案するのは、10回書いても覚えられないよりも、音読とテストを繰り返すことで、より多くの単語を効率的に覚える方法です。
このアプローチは、時間を有効に活用し、より多くの単語を短期間で記憶に残すのに役立ちます。

詳しくは、武田塾が公開している「英単語を1日で100個覚える方法」という動画をご覧ください。この方法を試すことで、皆さんも効率的な英単語学習法を見つけることができるでしょう。
▼▼「1週間で英単語を1000個」覚える方法!誰でも真似すれば覚えられる究極の勉強法https://www.youtube.com/watch?v=t6h6A_Zs83A&t=0s


③英単語はコツコツ覚えよう

「英単語はコツコツ覚えよう」というアドバイスは、一見すると理にかなっているように聞こえますが、実際にはこの方法が必ずしも最も効率的な方法ではないかもしれません。
確かに、日々少しずつ学習することは、習慣を築く上で大切です。
しかし、英単語を学ぶ際には、より集中的かつ効果的なアプローチが求められる場合があります。

例えば、最初の数ヶ月を英単語と文法に集中して費やし、一気に数千の単語をマスターする方法があります。
この方法では、短期間で大量の単語を覚えることにより、その後の長文読解がぐっと楽になります。
単語を少しずつ覚える方法では、全体としていつになったら終わるのか見通しが立たず、途中で挫折する可能性が高まります。

また、単語を覚える際には、単に暗記するだけでなく、その単語が使われる文脈を理解することも重要です。
長文を読むことで、新しく学んだ単語がどのように使われるのかを実際に見ることができ、これが理解を深める上で非常に効果的です。

さらに、英単語の学習においては、短期集中で学ぶことの重要性を見落としてはなりません。
例えば、マラソンを完走するためには、最初から長い距離を走るトレーニングを積む必要があります。
同様に、英単語も最初のうちは集中的に学習することで、その後の学習がよりスムーズになります。

このように、英単語を学ぶ方法には、一人ひとりに合った最適な方法があります。
しかし、大切なのは、ただコツコツと進めるだけでなく、効率的かつ効果的な学習方法を見つけ、それに基づいて計画的に学習を進めることです。
そうすることで、英語の長文読解能力を含め、英語力全体を大幅に向上させることが可能になります。

④長文は毎日触れよう
「長文は毎日触れよう」というアドバイスには、半分正解でありながらも半分誤解が含まれていると言えるでしょう。
確かに、英語のリズムに慣れ、長文読解能力を高めるためには、定期的に英語の長文に触れることが重要です。
しかし、これが全ての学習者にとって最初から最適なアプローチであるわけではありません。

多くの学習者がまだ単語や文法、熟語の解釈を十分にできていない状態で、いきなり長文読解に多くの時間を割くのは効率的ではありません。
長文を読むことの前に、単語や文法の学習に集中するべき時期があります。
この基礎がしっかりとしていないと、長文を読んでも理解できず、結果的に勉強の順序を誤ってしまうことになりかねません。

長文読解は、単語、熟語、文法、英文解釈の知識が総合的に結びついた上で初めて成り立つものです。
そのため、まずはこれらの基礎をしっかりと固めることが先決です。
基礎が固まっていない状態で長文に挑むと、わからない単語を一つひとつ辞書で調べたり、コツコツと覚えようとするなど、非効率的な学習サイクルに陥ってしまう可能性があります。

しかし、単語や文法などの基礎知識がしっかりと身についた後であれば、毎日長文に触れることは非常に有効です。
この段階になれば、長文を通して新しい単語や表現に出会い、それらを実際の文脈で理解することができるようになります。
このように、長文読解能力を高めるためには、まず基礎知識をしっかりと固め、その上で長文に定期的に触れることが重要です。

結論として、長文は毎日触れることが理想的ですが、それはあくまで十分な基礎知識があることが前提です。
初学者や基礎がまだ固まっていない学習者は、まずは単語や文法に重点を置き、その後に長文読解に進むことが、より効率的な英語学習への道となります。

⑤英文法や英文解釈はそこまで必要ない

「英文法や英文解釈はそこまで必要ではない」という意見については、実際にはかなりの誤解が含まれています。
確かに、現代の入試形式や共通テストでは、直接的な文法問題の数が減ってきているかもしれません。
しかし、これが文法や英文解釈の重要性が低下したことを意味するわけではありません。

文法や英文解釈の知識は、英語を正確に理解し、適切に使うための基盤です。
長文を読む際も、文法や英文解釈の知識がなければ、文章の意味を深く理解することは難しくなります。
また、英語を使用する上での正確性や自然さも、これらの知識に大きく依存します。

英語学習において、文法や英文解釈を徹底的に学ぶことは、長文読解やリスニング、スピーキングなどのスキル向上に直接的な影響を与えます。
基本的な文法ルールや英文の構造を理解していなければ、複雑な文章や高度な表現を読み解くことは困難です。
そのため、英文法や英文解釈の学習は、英語の総合的な能力を高めるために欠かせない要素と言えます。

また、文法や英文解釈を学ぶことは、英語を使って論理的に考え、表現する力を養う上でも非常に重要です。
これらの知識があることで、より正確で自然な英語を使って自分の意見を表現したり、他者の意見を理解したりすることができるようになります。

最終的に、英語学習においては、文法や英文解釈の知識が長文読解や会話などのスキル向上に直接的な基盤を提供するため、これらの学習を軽視することは避けるべきです。
文法や英文解釈をしっかりと学ぶことで、英語の総合的な理解と使用能力が格段に向上します。


まとめ
英語学習にまつわる多くの誤解は、効率的でない学習方法を長期間続けてしまう原因となり得ます。今回紹介した5つの英語学習法の誤解をまとめると、以下のようになります。

  • 辞書が必須であること - 辞書は有用なツールですが、現代ではインターネットやアプリを活用することで、より効率的に意味を調べることが可能です。また、辞書を使うこと自体が学習の目的になるべきではなく、どのように使うかが重要です。
  • 英単語は書いて覚える必要があること - 英単語を覚える方法は人それぞれ異なりますが、音読やテストを繰り返すことで効率的に覚える方法もあります。書くことに固執せず、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。
  • 英単語はコツコツ覚えるべきであること - 基礎知識の習得には、短期間で集中的に学ぶ方法も効果的です。長期にわたる「コツコツ」学習よりも、集中的に学習することで、より早く実用的な英語力を身につけることができます。
  • 長文は毎日触れるべきであること - 長文読解能力は重要ですが、単語や文法の基礎知識が不十分な状態で長文に挑むと、非効率的な学習になる可能性があります。基礎知識を固めた上で、長文に定期的に触れることが重要です。
  • 英文法や英文解釈はそこまで必要ではないこと - 英文法や英文解釈は英語を正確に理解し、適切に使うための基盤です。これらの知識がなければ、文章の意味を深く理解したり、正確な英語を使用したりすることが難しくなります。

英語学習においては、これらの誤解を避け、効率的かつ効果的な学習方法を見つけることが重要です。
自分に合った学習法を探求し、英語力を効果的に向上させましょう。

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