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【国公立理系志望】共通テスト後に絶対やってほしい2次試験対策

こんにちは、ブログ読者の皆さん!
今日のテーマは「共通テスト終了後の理系学生へのアドバイス」です。
共通テストが終わったばかりの皆さん、お疲れさまでした。
テスト後の複雑な感情に包まれていることと思います。

今回は、理系志望の学生に向けて、これからの一ヶ月の準備期間に何をすべきか、具体的なアドバイスをします。
まずは、2次試験までにどんな勉強計画が必要か、全体的なアプローチについてお話しします。

2次試験までの勉強計画の作成

  • 全体像の明確化:
    • まず、2次試験までにカバーするべき内容を明確にします。
    • 各教科で解くべき過去問の年数を決めます。教科によっては得意・不得意に応じて解く年数を変えることが重要です。
    • 不安な分野や苦手なトピックをリストアップし、「できないことリスト」として管理します。
  • 週単位のスケジューリング:
    • 全体の勉強計画を週単位で分割します。約1ヶ月の期間があるので、それを4週間に分けて、各週に集中するべき内容を決めます。
    • 最初の1週間は基礎固め、2週間目は応用問題の練習など、段階的に学習の深度を増していく構成が理想的です。
  • 戦略の適応:
    • 共通テスト後に戦略を変える必要がある場合、早急に新しい対策を立てます。
    • 秋の2次対策と現在の対策は異なる場合があります。この違いを理解し、適応することが重要です。
  • 計画の柔軟性:
    • 計画は現実に合わせて柔軟に調整する必要があります。予定していた内容が完了しない場合は、計画を見直し、必要に応じて調整します。
  • 直前期の対策:
    • 試験の数週間前には、全体的な復習と弱点の克服に重点を置きます。
    • 直前期に新しい内容を始めるのではなく、これまでの学習を強化し、自信を持って試験に臨むことが大切です。

このように、2次試験までの計画を立てる際には、全体像を把握し、段階的に進めることが重要です。
計画は現実に即して柔軟に調整する必要があります。
最終的には、自分のペースで学習を進め、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備することが肝心です。

また、勉強計画を立てるにあたって、過去問を入れ込むことを強くオススメします。

過去問を活用した勉強計画

  • 過去問の役割の理解:
    • 過去問を解くことで、試験の傾向と対策、問われる内容、問題の難易度を理解することができます。
    • 志望校が変わった場合、過去問を通じてその大学特有の問題のスタイルや求められる知識の範囲を把握できます。
  • 過去問解答の開始:
    • 過去問をまだ解いたことがない受験生は、すぐに解き始めることが重要です。
    • 初めに1年分の過去問を解いて、問題形式や出題傾向を把握します。
  • 戦略の立案:
    • 過去問を解くことで、自分の得意分野と苦手分野を明確にし、それに基づいた戦略を立てます。
    • 過去問の結果を分析して、どの分野やトピックに重点を置くべきか決定します。
  • 過去問の量の決定:
    • 1年分や2年分の過去問を解くことは有効ですが、解く量は自分の状況に合わせて調整します。
    • 時間が限られている場合は、最新の過去問から解き始めると良いでしょう。
  • 計画の見直しと調整:
    • 過去問を解き進める中で、計画を定期的に見直し、必要に応じて修正します。
    • 学習の進捗に応じて、学習計画や目標を柔軟に変更することが重要です。
  • 残りの期間の活用:
    • 残りの4週間は、過去問に基づいて特に重点を置くべき分野やトピックに焦点を当てます。
    • 直前期には、全体的な復習と弱点の克服に集中し、自信を持って試験に臨みます。

過去問を解くことは、試験の形式や傾向を理解し、自分の準備状況を評価する上で不可欠です。
それをもとに、残りの期間で効率的に学習するための計画を立てることが重要です。
そして、常に計画は進捗に応じて調整する柔軟さを持つことが求められます。

それでは、勉強計画の全体を見据えることができたところで、教科ごとの勉強計画について見ていきましょう。

数学の勉強計画

  • 基本的な計算能力の復習:
    • 共通テスト後の数学の学習では、まずは基本的な計算能力を取り戻すことから始めます。
    • 一時期、数学の練習から離れている場合は、基本的な計算問題で感覚を取り戻すことが大切です。
  • 使用していた問題集の復習:
    • 既に使用していた問題集や教材を復習することで、これまでの学習内容を再確認します。
    • キャンパスの数算やリケ数学入試確信など、具体的な教材による復習が有効です。
  • 重要分野の集中的な復習:
    • 数学の基本分野、特に2次試験に頻出のトピックに集中して復習します。
    • 関数、微分積分、幾何などの基本的な分野を重点的に見直すことが重要です。
  • 過去問の分析と演習:
    • 過去問を解いて、出題傾向を理解し、どの分野にどのような問題が出やすいかを分析します。
    • 過去問を通じて、試験の難易度や問題の形式に慣れることが大切です。
  • 苦手分野の克服:
    • 自分の苦手な分野やトピックを特定し、それらを集中的に練習します。
    • 理解が浅いトピックや解けなかった問題を重点的に復習することで、苦手分野を克服します。
  • 時間管理と実践練習:
    • 実際の試験の時間配分を意識して、時間を計測しながら問題を解く練習をします。
    • 本番の試験に近い形式で模擬試験を行い、時間内に解けるよう練習することが重要です。

数学は、基本的な計算能力の復習から始め、使用していた教材の復習、重要分野の集中的な復習、過去問の演習を通じて、試験に対する対策を練ることが大切です。
苦手分野を克服し、時間管理を意識した実践的な練習を行うことで、試験での成功につながります。

 

英語の勉強計画

  • 過去問の分析と演習:
    • 2次試験特有の問題形式に慣れるために、過去問を解いて傾向と対策を理解します。
    • 志望校だけでなく、似た傾向の問題を出す他の大学の過去問も活用すると良いでしょう。
  • 作文(英作文)の練習:
    • ほぼ全大学で出題される作文対策は非常に重要です。
    • 英作文ハイパートレーニング和文英訳編や英作文ポラリス2など、特定の参考書を用いて表現法や書き方を学びます。
  • 長文読解の強化:
    • 共通テストではリーディング中心だったので、その経験を活かし、さらに長文読解力を強化します。
    • 複雑な文章構造や専門的な語彙を理解する練習を行います。
  • リスニングの対策:
    • 2次試験ではリスニングも重要な部分を占めることが多いです。
    • 日常的に英語のリスニング練習を行い、様々なアクセントや話速に慣れることが大切です。
  • 記述問題の対策:
    • 解答要求が多様な記述問題に対する対策も重要です。
    • 問題の理解と的確な回答を書く練習を行います。
  • 時間管理の練習:
    • 実際の試験と同様の時間制限での練習を行い、時間配分を意識します。
    • 模擬試験を活用して、本番の試験環境を再現することが効果的です。

英語の2次試験対策では、過去問の分析から始め、作文、長文読解、リスニング、記述問題など、各セクションに対する練習をバランスよく行うことが重要です。
また、時間管理と試験の雰囲気に慣れるために、模擬試験を積極的に活用することをお勧めします。

 

理科の勉強計画

  • 基礎の復習:
    • 共通テストの学習を基盤として、基礎知識の復習から始めます。
    • 既に使用していた参考書や問題集の復習を行い、基本的な概念や法則を再確認します。
  • 過去問による演習:
    • 2次試験向けの問題形式に慣れるために、過去問を解きます。
    • 問題の長さや計算量の増加、難易度の上昇に対応するため、実際の試験に近い形で演習を行います。
  • 高度なトピックへの対応:
    • 2次試験では、共通テストでは扱われなかったような高度な内容が出題されることがあります。
    • 特定の分野やトピックに関して深い理解を求められる可能性があるため、それらの準備を行います。
  • 得意分野と苦手分野の特定:
    • 自己分析を行い、得意分野と苦手分野を明確にします。
    • 苦手分野には特に時間を割いて対策を行い、得意分野も維持・強化します。
  • 優先順位の設定:
    • 時間が限られているため、優先順位をつけて勉強する分野を決めます。
    • 全部の分野を網羅するのではなく、特に重要と思われる分野や自分の苦手な分野に焦点を当てます。
  • 実践的な演習:
    • 実際の試験のような状況で問題を解く練習をします。
    • 時間を計測しながら解くことで、試験時の時間管理能力を養います。

理科の勉強では、基礎の復習から始め、過去問を活用して実践的な演習を行い、苦手分野の克服に重点を置くことが重要です。
また、効率的な学習のためには、優先順位を設定し、時間管理を徹底することが求められます。
理科の2次試験対策は、高度な理解と実践的な演習をバランス良く組み合わせることで効果的に進めることができます。

ここまで勉強計画の立て方を見てきました。
計画のほかに大切なのがマインドのもち方です。
共通テストの後で、マイナスな感情を引きずっている方もいることでしょう。
以下では2次までにどのようなマインドで過ごせばいいかを解説します。

共通テスト後のマインドセット

  • 新たなスタートとして捉える:
    • 共通テストの結果に関わらず、2次試験は新たなスタートです。共通テストが終わったことをゴールではなく、次のステップへの出発点と捉えましょう。
  • 逆転の可能性を信じる:
    • 特に理系の受験生には、2次試験で逆転するチャンスがあります。数学や科学の得点で大きく差をつけることが可能です。
  • 最後まで全力を尽くす:
    • 最終結果は、最後の1ヶ月の努力によって大きく左右されることがあります。最後まで全力を尽くし、自分の最大限の能力を発揮しましょう。
  • 落ち込んだり自信を失ったりしない:
    • 共通テストの結果に落胆することなく、前向きに次の試験に向けて努力を続けることが大切です。
  • 計画的に進める:
    • 2次試験の勉強計画を立て、効率的に学習を進めましょう。計画に沿って一歩一歩進むことで、自信を取り戻すことができます。
  • メンタルヘルスを保つ:
    • ストレスを適切に管理し、必要であればリラクゼーションや趣味の時間を設けてバランスを取ることも大切です。

共通テストの結果に関わらず、2次試験へ向けての準備は新たなチャレンジです。
この期間を最大限活用し、過去の成績にとらわれずに前向きに取り組むことが、最終的な成功への鍵となります。
最後まで諦めず、自分自身に投資する時間と考えて、努力を続けることが重要です。

 

まとめ

最後に、今回の記事をまとめます。

学習計画の要点

  • 数学:
    • 基本的な計算能力の復習から始め、使用していた問題集や参考書を復習します。
    • 過去問を解いて、試験の形式や出題傾向に慣れます。
    • 苦手分野を特定し、集中的に対策を行います。
  • 英語:
    • 過去問を解き、2次試験特有の問題形式に慣れます。
    • 作文や長文読解の練習に重点を置きます。
    • 英作文の表現法や書き方を学ぶための特定の参考書を活用します。
  • 理科:
    • 基礎の復習を行い、過去問を解いて2次試験のスタイルに慣れます。
    • 高度なトピックや計算問題に対応するための準備をします。
    • 得意分野と苦手分野を特定し、優先順位を設定して勉強します。

マインドセット

新たなスタートとして捉える:

  • 共通テストの結果に関わらず、2次試験は新たなチャンスです。前向きに取り組みましょう。

逆転の可能性を信じる:

  • 2次試験での逆転は十分に可能です。最後まで全力を尽くしましょう。

計画的に進める:

  • 効率的な学習計画を立て、一歩一歩進めます。計画に沿って学習することが成功への鍵です。

メンタルヘルスを保つ:

  • ストレス管理を行い、バランスの取れた生活を心がけましょう。

共通テスト後の期間は、多くの受験生にとって重要な時期です。
各教科の勉強計画を立て、ポジティブなマインドセットを保ちながら、残りの期間を最大限に活用しましょう。
最後まで諦めずに全力を尽くすことで、良い結果につながる可能性があります。
頑張ってください!

 

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