目次
はじめに
みなさんこんにちは！
福島県JRいわき駅南口から徒歩1分、武田塾いわき校です！
みなさん勉強の調子はいかがでしょうか？
コツコツと、バランスよく進められていますか？いつも何気なく聞く「コツコツと、計画的に勉強する。」という言葉についてですが、中にはコツコツと勉強することが苦手な人もいるのではないでしょうか？
もちろん、一般的にはこの方法がオススメされます。私たち武田塾のオススメする参考書ルートも、色々な科目を毎日バランスよく、コツコツと勉強するようなものになっています。ただ、全員に合うやり方というわけでもないですよね。
今回は、コツコツと勉強を続けることが苦手な人向けの勉強法を紹介していこうと思います！
当ブログの内容は武田塾公式YouTubeチャンネルでも話されているので、是非合わせてご覧下さい。
コツコツ計画的に勉強するのが苦手な人
一科目の完成度は高い
コツコツ勉強するのが苦手な人の特徴として、こだわりが強く完成度の高い勉強を好み、中途半端な勉強をしないというものがあります。
例えば、何か参考書を始めると、何日もそれだけをやって他の勉強はしない。
ただし、その分その参考書の完成の速度も速く、完成度も高い、といったような勉強法です。このような勉強のやり方が合う人も多いのではないでしょうか。一つ一つの参考書の完成度は高いというメリットがある反面、バランスは悪くなってしまいます。
こういった人は武田塾の推奨する4日進んで2日復習のペースにも違和感があったのではないでしょうか？
勉強バランスについて
シングルタスクとマルチタスクのバランス
もちろんバランスよく勉強をすることは大切ですが、勉強を細かく細分化しすぎてタスク管理自体が大変になってしまうこともあります。あまりにもやらなければいけないことが多くなってしまうと、それら一つ一つの進捗は微々たるものになってしまいますね。
そもそも人間は一つのことに集中する方がいいパフォーマンスを発揮しやすい傾向にあります。
なので、マルチタスクの勉強が上手くいかない、またはタスクが多くなりすぎて効率的ではなくなってしまったという方は参考書の数や期間を絞ってあげると効果的ですね。
可能な数をこなすことで、一冊一冊のクオリティも保つことが出来ます。シングルタスクもマルチタスクも一長一短なところがあるので、程よいバランスでやっていくことが大切ですね。
1日1冊法
では、我々武田塾がコツコツ勉強するのが苦手なアナタに紹介するのはズバリ、1日1冊法です！1日1冊法の流れは以下のようになります。
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①その日一日の勉強の目標を決める。 ②決めた目標に沿って朝から勉強を始めて終わるまで続ける。 |
この方法で一気に参考書を一冊終わらせることで、一つ一つ確実に能力を上げていくことができます。
一週間特化法
一日一冊勉強法の派生形として、一週間一つのことに特化して勉強するという方法もあります。
例えば、漢文や理科基礎、社会二科目のように必要ではあるものの優先度が低く、コツコツ勉強する気がおきないものがあります。
そういったものは一週間それらに特化した勉強をやることで身に付けるのが有効になってきます。
基本のインプットの参考書から始め、センター・共通テストの過去問演習まで一気に終わらせて得点化まで持っていきましょう。こういった科目は量も少ないので、一週間一個のものに特化できる集中力がある方なら十分可能です。
感情型の人にオススメ
これらの一つのことに特化して短期間で集中的に取り組む勉強法は、感情のままに動きがちな人に向いています。
例えば、武田塾の個別指導で英文解釈が課題だね、と言われると、英文解釈のことが不安で他の勉強をしていてもなかなか能率が上がらない人もいるでしょう。
不安な気持ちで取り組むと進みづらい人は、やるべきことを決めて突き進む勉強法を行いましょう。
数学は縦に学ぶ
数学は基本的な勉強法がこれらの短期集中型勉強法に通じるものがあります。
数学は各単元に独立性が強いので、苦手分野がはっきりと出てきますよね。なので、全体的に浅く広く勉強するよりも、苦手な単元に絞って勉強していくのが効果的です。
確率が苦手なら一週間、例題から練習問題、実際にとく過去問まで確率だけを勉強する。
そういった短期集中型の勉強で一つ一つ苦手な分野を克服していってください。
直前期にこそ短期集中
直前期は何かできることが増えたという達成感が重要になってきます。
何冊もの参考書を並行してやっていってもあまり伸びたという実感は得られません。
短期集中型の勉強で何か一つでも苦手がなくなると、実力の向上を感じることができ、直前の自信につながります。
みなさんに伝えたいこと
成功体験を得よう
勉強がなかなか続かない、壁にぶつかってしまい困っている。
そんな方はまずは小さな成功体験を得るようにしましょう。近い目標を作り、それを達成することで、出来ることが増えた喜びから勉強のモチベーションを大きく上げることができます。
苦手なものがあるときはそれを目標にして克服した際には大きな達成感があるでしょう。
そのためになにか一つに絞って短期集中型で勉強するのはかなり有効な選択肢のひとつです。
ある程度の計画性や勉強のバランスは我々武田塾がサポートします。
なので、必ずしも緻密に勉強する必要はなく、自分にあった勉強法が最重要だということを覚えておきましょう。
タスクの質
もうひとつ補足すると、勉強の質を考えるといろんなものを中途半端に勉強するよりいくつかのことを完璧にしたほうが良いということです。
たとえば10個のタスクのうち、6個完璧にして残りは手付かずなのと、10個全部触りはしたがどれも薄くこなしてあまり身についていないのでは当然前者のほうがいいですよね。
勉強の本質は計画を立てることやバランスよく勉強することではなく、やった内容をしっかりとみにつけることにあるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。コツコツ計画的な勉強が難しい人は短期集中型で勉強しましょう。
ぜひ、自分の性格や勉強のバランスを考えて最適な勉強法を選んでください。
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