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【MARCH】英検2級が使えるGMARCH学部を紹介!

こんにちは! 大学受験予備校の武田塾伊勢崎校です。

徐々に気温が暖かくなってきました。ようやく春がやってきますね。

今回は英検2級が使えるGMARCH学部を紹介させていただこうと思います。

英検2級を持っている人はもしかすると受験に有利かも?

また、まだ持っていない人はこれから英検2級を取ることを視野に入れてもよいかもしれません。

気になった方は是非当ブログを覗いてみてください!

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そもそも英検とは?

英検の正式名称は、実用英語技能検定の略で、公益財団法人日本英語検定協会が主催する英語資格試験です。国内最大級の英語資格試験で、毎年250万人近い人が英検を受験しています。

日常英会話からビジネス英会話まで、幅広い範囲の英語が出題されます。

英検には、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級があります。1級が最も難易度が高い級で、5級が最も難易度が低い級です。5級と4級は、筆記試験だけですが、それ以上の級では2次試験として、面接があります。

各級のレベルはどうなのでしょうか?以下をご覧ください。

・5級 :中学初級程度(中学1年生レベル)
・4級 :中学中級程度(中学2年生レベル)
・3級 :中学卒業程度(中学3年生レベル)
・準2級:高校中級程度(高校1〜2年生レベル)
・2級 :高校卒業程度(高校3年生レベル)
・準1級:大学中級程度
・1級 :大学上級程度

このようなレベルとなっています。2級は高校卒業程度レベルの英語力が必要となります。難易度でいうと共通テストと同程度でしょうか。

試験日程や問題内容、過去問など詳しいことは英検の公式HPに載っていますので、受験希望の方は参照してみてください。

英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

 

英検におけるGSEスコア

また、英検を利用できる大学入試では、級だけではなく「CSEスコア」という指標も使われています。

この「CSEスコア」とは、全受験者の答案を採点した後で統計的手法を用いてその試験回の難易度などを調整した上で算出される数値のことです。

英検ではリーディングリスニングライティングスピーキングの4技能それぞれにCSEスコアがつき、その合計スコアでその級に合格したかしていないかを出しています。

グローバル化にともなって、英語力を国際的な指標で表す必要性が高まったため、合否判定だけでなく、CSEというユニバーサルなスコア尺度に基づき英語4技能を評価する、英検CSEスコアの成績も表示することになったのがこのCSEスコアです。CSEとは、Common Scale for English(英語のための共通尺度)の頭文字です。

英検CSEスコア導入により、4技能の技能ごとにスコアが均等に割り振られるため、受験者はどの技能が苦手なのかが明確になりました。また、各級の合格基準スコアは毎回固定されているので、受験者は回次が異なる受験結果を比較して、合格までの距離をより客観的に把握できるようになりました。

英検2級においては、4技能それぞれ650点満点で、合計2600点満点です。2級の合格CSEスコアは1980点です。

英検を利用した入試では「合格・不合格に関わらず」、GSEスコアにおいて、求められるスコアを満たしていれば出願できたり、得点加算されたりする場合があります!

つまり、2級には不合格は不合格でも、比較的高いGSEスコアで落ちた人はチャンスがあります。

不合格だった人も、あきらめずにスコアをチェックしてみてください。

 

英検が大学受験にどのように有利にはたらく?

大学入試に使えるのは英検2級以上です。また、先ほど述べた通り、求められるGSEスコアを満たしていれば受験に有利になる場合があります。

大学入試において、英検の指定級以上を保有していると入試の優遇措置がある入試方式を「英検利用入試」「大学入試優遇制度」と呼びます。

ただ、英検2級を持っていることが、具体的にどのように有利になるのでしょうか?

①出願資格になる

その級やCSEスコアを持っている人だけが受けられる入試パターンです。

他の入試方式よりも科目数が少ないなど利点がある方式のことが多いです。

 

②英語の試験が免除になる

その級やCSEスコアを持っている人は英語の試験を受けなくてもよいパターンです。

これによって他の科目に勉強時間を割けるというメリットがあります。

 

③得点換算される

持っている級やCSEスコアに応じた得点が英語の試験を受けずに得られます。

基本的には高得点に換算されます。

持っている級によっては満点として換算するという大学もあります。

試験を受けずに高得点がもらえるというかなりお得な話です。

 

④加点される

持っている級やCSEスコアに応じて、他の試験科目の合計点数に加点がされるものです。

持っていない人と比べると大きなアドバンテージになります。

 

このように、英検2級以上を取得していることは受験においてとても有利にはたらくことが分かったと思います。

次に、実際にGMARCH学部で英検が活かせるところを具体的に紹介していこうと思います。

 

英検2級が使えるGMARCH学部

☆青山学院大学

総合文化政策学部

この学部では英検CSEスコア2100以上で、A方式入試に出願できます。

国際政治経済学部

国際政治学科
国際コミュニケーション学科

これらの学科では英検準1級以上合格で、B方式入試に出願できます。

 

☆立教大学

文学部
異文化コミュニケーション学部
経済学部
経営学部
理学部
社会学部
法学部
観光学部
コミュニティ福祉学部
現代心理学部

2021年度の一般入試から立教大学は英語の独自入試を廃止しました。
その代わりに

①一般入試では英検や外部試験のスコアを得点に換算
②大学入試共通テストの英語の得点を換算
のどちらか高得点のものを採用する方式となりました。
(学部により100~200点満点)
※文学部のみ1日だけ英語の独自試験を実施する日程があります。

 

換算方法について2023年度の換算数値が発表されました。

合計CSEスコア2300以上で、大学入試共通テスト85%換算(175/200)

合計CSEスコア2400以上で、大学入試共通テスト95%換算(190/200)

合計CSEスコア2450以上で、大学入試共通テスト100%換算(200/200)

英検の点数を共通テストに換算した点数と、実際の共通テスト英語の成績を比べて、高い方の点が採用されるということですね!!

 

☆学習院大学

国際社会学部

英検2級合格(合計CSEスコア1980以上)で、英語の試験免除かつ100点換算(100/150)

英検2級合格かつ合計CSEスコア2120で、英語の試験免除かつ110点換算(110/150)

英検2級合格かつ合計CSEスコア2260で、英語の試験免除かつ120点換算(120/150)

 

英検準1級合格かつ合計CSEスコア2304で、英語の試験免除かつ130点換算(130/150)

英検準1合格かつ合計CSEスコア2540で、英語の試験免除かつ140点換算(140/150)

英検1級合格かつ合計CSEスコア2630で、英語の試験免除かつ150点換算(150/150)

になります。

 

また、2024年度入試から、理学部物理学科プラス試験において英検の基準を満たさないと出願が出来なくなります。

英検準2級合格かつ合計CSEスコア1800で出願可能です。他にも使える資格としてGTEC、TOEFL iBT等があります。

 

☆明治大学

商学部
国際日本学部
経営学部
これらの学部では、学部別入学試験で英語4技能試験利用方式英語4技能試験活用方式を受験可能です。

商学部英検2級以上の場合出願資格があります。
合否は大学独自の「英語」「国語」「地歴、公民、数学」の3科目の総合得点で判定されます。

国際日本学部英検準1級以上の場合出願資格があります。
合否は大学独自の「国語」「地歴、公民」の2科目の総合得点で判定されます。

経営学部CSEスコア総合2200点かつR530、L530、S530、W530のスコアをすべて満たすと出願可能です。
各スコアの基準を満たすことで加点なし、20点加点、30点加点となります。
「外国語」の試験が免除となり、「国語」「地歴、公民、数学」の2科目の総合得点に加点を行った総合点で判定されます。

  総合スコア Reading Listening Speaking Writing
出願基準・加点なし 2200 530 530 530 530
20点加点

2467

570 570 570 570
30点加点

2630

610 610 610 610

英検2級のCSEスコアの満点は2600点です。つまり、30点加点するには、英検2級を満点で合格しても足りないということです。英検準1級以上の受験が求められるのですね。

ちなみに英検準1級の満点CSEスコアは、各技能750点満点の計3000点満点、1級は各技能850点満点の計3400点満点です。

農学部
国際日本学部
経営学部
総合数理学部
これらの学部では全学部統一入学試験で基準を満たすと英語の試験が免除となります。
また、満たした基準により英語の得点が満点の0.8倍、0.9倍、1倍と換算されます。
合否は指定科目(国語や社会、数学など)と英検の換算得点の総合得点で判定されます。

英検2級合格かつCSEスコア1980満点の0.8倍換算(100点満点なら80点)

英検2級合格かつCSEスコア2088満点の0.9倍換算(100点満点なら90点)

英検準1級合格満点換算(100点満点なら100点)

になります。

 

☆中央大学

文学部

英検準1級以上に合格していると、英語外部検定試験利用入試に出願ができます。

経済学部

英検2級以上の受験をし、合計CSEスコア1728があれば英語外部検定試験利用入試に出願でき、英語の試験が免除されます。
また、英検のスコアの高低に応じ、得点に換算します。(150点満点、どのように点数がつくかは公表されていません。)

2022年度換算値の目安はCSEスコア2000→95点でした。

総合政策学部

合計CSEスコア2304があれば英語外部検定試験利用入試に出願でき、個別試験の得点に加算されます。
また、英検のスコアの高低に応じ、得点に換算します。(50点満点、どのように点数がつくかは公表されていません。)

2022年度換算値の目安はCSEスコア2000→30点でした。

国際情報学部

英検準1級以上の受験をし、合計CSEスコア2300かつ、各技能スコア500以上があれば英語外部検定試験利用入試に出願できます。
また、独自試験は国語の1科目のみで受験ができます。

国際経営学部

英検2級以上の受験をし、合計CSEスコア1980があれば英語外部検定試験利用入試に出願でき、英語の試験が免除されます。
また、英検のスコアの高低に応じ、得点に換算します。(200点満点、どのように点数がつくかは公表されていません。)

2022年度換算値の目安は1級合格(スコア不問)→200点でした。

理工学部

英検準1級以上の受験をし、スコアの基準を満たせば英語外部検定試験利用入試に出願でき、英語の試験が免除されます。

数学科・情報工学科

各技能CSEスコアで575以上

その他8学科

リーディング・リスニング各CSEスコア575以上、ライティング・スピーキング各CSEスコア495以上

 

☆法政大学

社会学部
経営学部
人間環境学部
キャリアデザイン学部
スポーツ健康学部
情報科学部
デザイン工学部
理工学部
生命科学部
これらの学部は、英検2級に合格していれば英語外部利用入試に出願できます。
英語の試験が免除され、1科目で受験が出来ます。

現代福祉学部

英検2級以上に合格したうえで、合計CSEスコアが2150あれば英語外部利用入試に出願できます。
英語の試験が免除され、1科目で受験が出来ます。

文学部英文学科
経済学部国際経済学科
法学部
国際文化学部
英検準1級以上に合格していれば英語外部利用入試に出願できます。
英語の試験が免除され、1科目で受験が出来ます。

(GIS)国際グローバル教養学部
英検準1級以上に合格かつCSEスコアが2350以上であれば英語外部利用入試に出願できます。
英語の試験が免除され、得点に換算されます。
得点は準1級合格かつスコアが2350以上で130点、1級に合格で140点に換算されます。

 

 

 

 

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