こんにちは！武田塾伊勢崎校の高橋です。
みなさんは英語に対してどのような印象をもっていますか？受験科目あるいは学校の一教科という理解の人が多いと思います。実はこれ、非常にもったいない考え方です。
今回は本当に必要な英語力ということについてお話しさせていただきます。
英語とは何か？
学生のみなさんは学校に通い始めてから、初めて英語に触れる人も多いと思います。学校でいきなり英語の文法、単語、リスニングやリーディングなどを勉強しなければならず、英語もただ「数学の公式のように暗記すればよい」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、英語には他の教科と違う重要な一面があります。
英語＝ただの暗記科目？
いうまでもなく、英語とはコミュニケーション言語です。私たちが日本語で人と話すのと同じように、英語も人と関わるために使われています。
ここで、英語がどのような国で使われているのかを見てみましょう！
第一言語（The Primary Language ）：
オーストラリア（Australia）、カナダ（Canada)、ニュージーランド（New Zealand)、イギリス（The United Kingdom)、アメリカ合衆国（The United Stated）、etc.
第二言語（The Secocnd Lauguage) ：
インド（India)、シンガポール（Singapore)、フィリピン（The Philippines)、etc.
外国語（A Foreign Language)：
日本（Japan）、中国（China)、韓国（Korea）、etc.
このように英語は全世界の約３分の一の人々、つまり、全世界７７億人中、２０億人の人々（２０１９年現在）によってコミュニケーションに使われています。
日本の人口が１億２６２２万人（令和元年７月現在：総務省発表）ということを考えると、いかに英語が世界的に見て重要であるかがわかりますね。
次に、英語を勉強することでどのような利点を得ることができるのか見てみましょう。
英語を勉強するメリット？
英語が世界的に広く使われていることは前の段落を読んでいただければわかると思います。では、英語を勉強することで私たちにどのような良い点があるのでしょうか？具体的に見ていきましょう！
１．脳の動きを活発にする
言語を勉強することは年齢に関わりなく、あなたの脳の動きを活発にしてくれます。特に、日本語と英語は相当違う言語なので、英語の勉強を通して精神的にも強くなれます。
２．お金をより稼げる
グローバル社会の発展により、今や仕事を海外ですることも珍しくありません。アメリカなどの先進国では日本よりも給料が高いことが多いです。さらに、日本で就職をする場合であっても海外を相手にビジネスをすることが増えているので英語力があった方が日本での就職においても有利です。つまり、英語はあなたの将来稼げるであろうお金だけでなく、就職の機会も増やしてくれます。イギリスの政治経済誌「The Economist」において、母国語以外を話せる人は他の労働者より、１０～１５％多くお金を稼いでいることが明らかになっています（2014年調べ）。
3．旅行をより楽しめる
英語を理解し、話せることで旅行において得られるメリットは大きいです。高い旅行ツアーに申し込む必要がなく、自分で全て旅行計画を立てられるため、節約するところはして、お金をかけたいところはかけるといったメリハリのある旅を楽しむことができます。旅行の醍醐味である現地の人と触れ合うことも可能です。せっかく旅行に行くのであれば、現地の人がどのような暮らしをしているのか、本当の意味でどのような国なのか知った方が楽しいですよね。
4．よりよい学校に入れる
就職のところで話したことと似ていますが、英語は教育の機会も広げてくれます。大学受験を考えている人であればすでに知っていることかもしれませんが、日本の大学は英語に比重を置いています。例えば、日本で人気の大学の英語配点を見てみましょう。
慶應義塾大学 法学部 英語200点 （社会100点；小論100点）
明治大学 法学部 英語150点 （国語100点；社会100点）
東京大学 文系 英語150点 （国語150点；数学100点；社会100点）
一橋大学 法学部 英語280点 （国語110点；数学180点；社会160点）
＊東大と一橋大学は2次試験の配点（2019年入試）
これだけでなく、もし海外大学に興味をもった場合には英語力があれば入学することも不可能ではないのでより自分の可能性を広げることができます。例えば、ハーバード大学、コロンビア大学、スタンフォード大学など。
５．映画や音楽の世界観をそのまま味わえる
英語を理解できることで、映画や音楽を翻訳なしで楽しむことができるようになります。私自身経験があるのですが、英語の映画を日本語吹き替えで見た場合と、英語のまま見た場合とで映画に対する印象がかなり変わりました。みなさんも、もし機会があれば日本の映画を英語に吹き替えされたものを見てみてください。違和感を感じると思います。やはり、そのままの世界観を味わいたくないですか？
６．海外の国に住める
英語を話せることで、外国に住むという選択肢をとることができるようになります。例えば、アメリカ合衆国では英語の試験をクリアしないと移住できないという条件があります。そもそも、その国の言語でコミュニケーションがとれないと仕事も何もできないので移住できないのは言うまでもありませんが・・・。
７．集中力が増す
最近の研究において、バイリンガル（2言語話せる人）の方が一つの言語のみ話せる人と比べて集中力が高いということが明らかになりました。2つの異なる言葉を処理しながら使っているので、集中力が高まるのは納得がいきますね！
何のために英語を勉強する？
ここまで英語とは何か、どこで話されているのか、どのような利点があるのかについて話してきました。
現在では小学校から英語でのコミュニケーション能力向上に向けた取り組みを開始する動きが活発化しています。文部科学省の発表では、２０２０年から小学３年生時点で英語の授業が導入されることになっています。このことからも、受験のための英語ではなく、使える英語がこれからの日本で求められていることがわかると思います。
あなたは何のために英語を勉強しますか？ただ、受験のため、学校のテストのためだけに勉強しますか？どうせ勉強するならこれから使える英語を身に着け、自分の可能性を広げませんか？
ただ、これを実現するためには正しい勉強法で主体的に動いていくことが大切です。これからどのような選択肢をとることができるか一緒に考えてみませんか？
一度相談してみませんか？
人生において大切な受験だけでなく、その先の将来に役立つ英語を身に着けられるように勉強しませんか？そのための解決策を一緒に考えていければと思います。
現在、武田塾伊勢崎校では無料受験相談を実施しております。
「どのように志望校を決めたらいいかわからない。
「今の勉強法で合っているのか不安・・・。」
「そもそも勉強のスケジュールをどうやって立てたらいいのかわからない。」
このような不安がある人、あるいは別の悩みや質問がある人、一度相談してみませんか？
以下の申し込みフォームにご記入いただくか、直接校舎（伊勢崎校）に電話で問い合わせて頂いても構いません。みなさんとお話しできるのを楽しみにしています。
