みなさん、こんにちは!
武田塾伊賀校(0595-24-7434)です。
突然ですが、
皆さんは英語の長文を難なく読むことはできますか?
受験生の皆さんはこの時期まで
基礎固めのために色んなテキストをやりこんでこられたと思います。
しかし、それでもなお入試の過去問や難易度の高い問題集で長文に当たった時、
苦戦する人は少なくないのではないでしょうか?
今回は、長文がなかなか読めるようにならない人が当たる「5つの壁」を紹介していきます。
この記事を参考に、
自分が読めない原因はどの壁に当たるのか、
考えながら読み進めていってもらえると、
役に立つかもしれません!
それでは行きましょう!
長文が苦手な人が陥る5つの壁
①単語・熟語
1つ目は、押えるべき単語・熟語を覚えきれていないことです。
語彙力がないと長文を読むことはできません。
学校や先生によっては、長文中にわからない単語があっても「推測して読み進めればいい」と教えるケースはよく聞きます。
しかし、これは「覚えるべき単語をすべて覚えきったうえでの話」です!
最低限の単語も覚えきれていないようでは、わからない単語はきりなく現れ、その都度意味を推測するようでは時間がいくらあっても足りません!
ましてや文の中核をなす動詞や名詞がわからなければ、推測しようもありません。
以上のことから、最低限の単語の暗記は怠ってはなりません。
とはいえ、この時期においても、必須の単語でも忘れているものは何個か出てくるかもしれません。
そんなときにおすすめのやり方として、
1. 長文中のわからない単語が出てきたら、印をつけておく
2. 印をつけた単語を単語帳の索引から探し、こちらにも印をつける
3. 単語帳の印がついたものを総復習する
長文の読めない原因が、語彙力の欠如に考えられるなら、この時期はこのようにしてヌケ・モレをなくしていくことをお勧めします!
②文法・解釈
2つ目に、文法・構文に弱点がある人は、長文を読むうえで次のことをおさらいしてみることをお勧めします!
1. that, as の長文上における役割を説明できるか確認
2. it の長文上における役割も確認(強調構文、指示語など)
3. 英文解釈の参考書に戻り、訳・構文・svocの成り立ちを確認
これらは覚えるべき一例にすぎませんが、特に重要なこれらを曖昧にしたまま長文に進むと、なかなか読めるようになりません!
(これらの構文は文章全体の中核をなすことが多いので)
③文章の内容の理解度
3つめに、苦手な人の中で、一文一文を訳せるものの、文章全体の内容・全体像が見えない人がいます。
一文一文に時間をかけることも問題ですし、「要は何がいいたいのか」を聞いても答えられないのは致命的です。(問題の最後のほうには、文章全体のまとめ・全体像を問う問題も多い)
そんな人に、やってもらいたいことは次の2つです!
・段落ひとことメモ
・ディスコースマーカー
まず、段落ひとことメモは、これをしておくことで全体を読み終わったときに内容を忘れてしまっていても、見直すときに思い出しやすくなります!
また、これは最後の問題だけでなく、全体を読んでから1問目にとりかかる人にとっては、すぐにどこを聞かれているのかわかるので、時間が大いに節約できます!
次に、ディスコースマーカーですが、これに出くわしたら印をつけて読むことをお勧めします!
これに注目すれば、文章の転換点や、注目すべき背景を見逃さず、読み進めることができます。
特に、例を挙げると however があります。
however の意味は皆さんが知っているように、筆者の意見や、物語の転換点に当たることが多いです。
意外と設問の答えに直結していることが多いので、これまでなんとなくでスルーしていた人も、今後は意識的に注目してみることをオススメします!
④文章が読めても設問が解けない
共通テストのような文章量が多い試験では、設問にたどり着いた時には記憶が曖昧なまま急いで答えを選び、間違えてしまいがちです。
この解決としては、1問1問ちゃんと内容が書いてあるかを確認する以外にはありません。
1~2段落読み終えるたびに設問を解く人はいいですが、文章を一通り読んでから設問に当たる人にはこの丁寧な見直しの時間が少しロスになるかもしれません。
しかし、あいまいなまま選択肢を選ぶリスクより、それよりも文章を読んだ時間を考えれば、見直しを徹底するほうが賢明です。
⑤スピード
スピードについていけない場合、シャドーイングやリスニングなどの音声学習が効果的な対策となります!
最近のテキストには、CDや音声ダウンロードファイルの特典が多いです。
これを使っている人、使ったことがない人、使ったけど続かなかった人、様々かと思います。
まず、音声学習は非常に効果的です!※
特にシャドーイングは次の2つの大きな効果があります。
①正しく発音できるようになることで、リスニング問題で聞きとれない音がなくなる。
②ネイティブスピーカーの一文全体の発音を繰り返し聞き真似ることで、文の「切れ目」や「抑揚」が見えて、文の理解度が高まる。
※シャドーイングなどは高度な学習法で、基礎的な単語や文法が入っていない人には非効率的なので、まずは土台固めが最優先です。
ただ、実際効果が出始めるには時間を要するので、早めの時期から取り組む必要はあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した5つの壁が当てはまるところは、
皆さんの立ち位置によって様々かと思います。
自分にどれが足りないのかを考えてみて
今回紹介したやり方をぜひ取り入れてみてください!
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