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[医歯薬獣医]医系専門

武田塾医進館大阪校です!!!

 

みなさん共通テストの勉強は順調ですか??

共通テスト利用で私立大学を受験する人や、国公立大学を受験する人、記念受験する人、、、いろんな人がいると思います。

そして、どんな人でも出来ることなら高得点を狙いたいと思っていることでしょう。

 

ここでは、共通テスト英語の、特にリーディングの分野において高得点を取るべく、それぞれの人に合わせた効率的な対策の仕方を紹介していきます。

 

ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!!

 

時間制限なしで得点が5割未満の人

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共通テストにおけるリーディング試験では、一般的に「80分間」という制限時間が設けられています。

すなわち、制限時間をしっかり意識した過去問演習を最終的には出来るようにならなけらばならないという訳です。

ただし、過去問演習などを進めるにあたっては、時間よりもまずは解くことを意識して対策を重ねることも重要ですので、時間無制限でも一通り時間をかけて解いてみましょう。

 

原因①知識不足

そして、時間無制限で5割未満の得点率だった人は、そもそもの基礎が固まっていない可能性が高いです。

 

英語の基礎としては、英単語や英熟語、また基本的な文法などであり、これら知識を十分に蓄えることが出来ていないと思われます。

残念ながら、過去のセンター試験とは異なり、共通テストでは独立した英文法や英熟語の問題は出題されませんが、

英文を読むにあたってなくてはならない知識でもあるので、なるべく早めに基本的な語彙力と文法力を付けることを目標にしましょう。

 

共通テストの英語では、必要な英単語が4000~5000個ほどあるといわれており、とてつもなく膨大な量となっています。

しかしながら、正しい方法により覚えることを意識すれば、1週間足らずでマスターすることが出来るでしょう。

また逆にそれさえ習得してしまえば、大きな伸びしろにしかならないために、まずは自分の可能性を信じて積極的に取り組んでみましょう。

 

原因②理解不足

一方、英単語や英文法の基礎はしっかり固まっているのにもかかわらず、共通テスト形式の問題になると途端に得点が振るわないという人も一定数いることでしょう。

この場合、単語は読めているのに英文の内容を理解できていない、いわゆる『長文の単語を目で追うだけシンドローム』といった状態に陥っている可能性があります。

 

これは、英単語や英文法の基礎を終えて長文演習に入り始めた生徒などによく見られる症状で、すなわち、速読を意識しすぎるあまり全然内容を理解できていない、といった状態のことです。

 

そういった人は、まず焦らず自分のペースで丁寧に読むことで、本当に長文の理解が出来るかどうかを確認してみましょう。

その時に注意してほしいことの一つが、自分の頭で整理できるスピードを超えて英文を読まない、ということです。

また、どうしてもスピードが心配だという人は、出来る限り文末から戻って読むことなく、一方通行で読解できるようになるまで練習しましょう。

 

そして他には、段落ごとに内容を振り返る時間を作る、ということも大切です。

英文が長ければ長いほど、これまで読んできたことの内容が徐々に薄れてくるために、段落ごとにまとめを記述したり、重要な部分に下線を引き強調するなどして、対策を練りましょう。

これを繰り返し練習していくことで、自然と次の段落の内容を読み取ることが出来るようになるので、正確に読むことは非常に重要なことだといえるでしょう。

 

時間制限なしで得点が8割の人

時間無制限でとりあえず8割前後の得点率を得ているのであれば、次はいよいよ読解スピードを上げていきましょう。

そのためにはまずは自己分析から始めてみましょう。

 

自己分析による対策

この場合、どの形式の問題であれば速く解き終えることができるのか、どの形式の問題は時間がかかってしまうのか、といった自分自身の現状分析を進めることが重要です。

これは、大問の中でも最も早く終わる大問となかなか時間がかかる大問、苦手な大問と得意な大問など、過去問演習を重ねていくことでその傾向が大体確認できます。

 

特に、多くの受験生が苦手とする大問の傾向としては、情報を照らし合わせる問題であり、多くの時間を費やしがちです。

共通テスト英語でいうと、大問3のAや大問4などで、情報処理能力が問われ、照らし合わせ作業に時間がかかりやすい問題となっています。

 

ここでどうしても時間がかかってしまう場合は、後ろの“第5・6問”を優先的に解いてみると得点率が上がるケースもあります。

第5・6問はオーソドックスなスタイルで普段の長文の問題集と近いため、取り組みやすいのもやりやすいポイントですね!

 

ただし、マークミスにだけは注意しましょう。

解く大問の順番を変えることは、自分に合ったとても賢い戦法ですが、その一方マークミスが発生しやすく、危険が伴ってしまいます。

こうした戦法は、慣れが肝心となってくるので、試験当日まで本番同様の練習を重ねましょう。

 

共通テスト形式ならではの対策

問題が特殊な共通テスト形式では、それに合った対策方法を考えてみることが大切です。

例えば、長文を読み進める前に設問事項をあらかじめチェックしておくことです。

これは共通テストならではの鉄則といっても過言ではないですが、他大学でもよく問われる形式となっています。

早慶レベルの対策を進めている人であれば設問や選択肢を読んで覚えることは、既に身に付いていると思いますが、そうでない場合は設問と選択肢をきちんと読んで、記憶に残す訓練が必要です。

設問をチェックし「こんなことが聞かれるのかあ~」と把握した上で読み始めるのがポイントとなっています。

何度も読み返してを繰り返してしまう場合には、思い切って後ろの大問から順番を変えて解いてみるのも戦略の一つです。

現状を分析し、対策をしたうえで、解く順番などの戦略も考えていきましょう。

 

時間制限なしで得点が8割を超えている人

ここまでできている受験生は、詳細な部分の見直しなどの現状分析をこなし、満点を目指しましょう。

ただし、これくらいの得点率からは、今後の得点向上に苦しんでしまうかもしれません。

なので、しっかりと苦手分野の洗い出しをしていくことが重要です。

たとえ小さな得点だとしても、それを自分のものにできる人と出来ない人とでは、やはり受験の成否に直結してきます。

さらなる高みを目指して、油断せず対策を続けましょう!