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新課程入試1年目に向けて(後編)~2022年共通テストの3つの教訓

こんにちは、武田塾医進館広島校です

新課程1年目の入試となる今年2024年の新学年スタートの前に

入試の歴史の中で、記憶と記録に残すべき2022年共通テストを紹介します

この共通テストは、新課程入試を迎え撃つ皆さんに大事なことを教えてくれます

 

長い記事になりましたので、前後編の2回に分けました。今回は後編です

2022年共通テスト平均点 一部抜粋

数学1A 38点 前年から-17点

数学2B 43点 前年から-17点

化学  47点 前年からー10点

生物  49点 前年からー24点

日本史B 53点 前年からー11点

 

教訓その1 目標点を決めない

2022年の共通テストは数学が2科目とも大幅に難化しました。

数学1Aが練習時より全然解けなかったことで焦り、

挽回しようと力んだ数学2Bの難化で、

さらに焦って自分の力が出せなかった受験生がたくさんいました。

その一部は、数学の失敗を引きずって理科の得点にも影響がでました。

 

失敗の最大の要因は、

目標点に到底届かないかもしれないという焦りによる自滅でした。

実際は受験者のほぼ全員が影響をうけて、ボーダーが下がったので

自滅さえ防いでいれば、未来は変わっていたことでしょう。

 

試験の難易度が変われば目標点に意味はありません。

目標点は決めないことをお勧めします

受験生の皆さんは、

過去との比較にすぎない目標点という指標に惑わされず

自分の力を出しきることと、ミスをしないことを試験で実践してください。

 

教訓その2 出題傾向を信じない

新課程の傾向が今までと同じである理由はありません。

同じであると信じて対策に偏りを作った場合は

変化したときのリスクが大きすぎます。

2022年は数学でしたが、英語や国語にはどんな変化があってもおかしくありません。

 

出題傾向を信じすぎて、変化に動揺しないようにしてください。

何が出題されてもいいという気持ちで、

出された問題をただ集中して解くことに

徹した方がいいと思います。

 

 

教訓その3 難易度を気にしない

「去年難しかったから今年は易しいかもしれない」

などともっともらしいことがよく言われますが、根拠はありません。

 

難しければ平均点が下がる、ボーダーが下がる

易しければ平均点が上がる、ボーダーが上がる

それだけです。

合格の難易度や成績の序列が変化するわけではありません。

 

高得点は気分が良くて、低得点には落ち込むというのも

子供時代の学校教育や大人からのしつけの影響を引きずりすぎです。

「100点取って偉いね」って一体何歳のときの記憶ですか。

その問題って易しすぎだったのではありませんか。

 

入試で大事なのは得点の高低ではなく、定員の枠に入れるか入れないかです。

90点でも不合格なら評価されません、60点でも合格なら評価されます。

 

問題の難易度など心配するのは時間の無駄です。

難しいか、易しいかより、試験時に解けるか解けないかです。

試験日までは解くための知識を増やしましょう。

試験では解ける問題を解くことに集中しましょう。

解けない問題に試験時間を使うことはギャンブルですからやめましょう。

たいていの人は身を滅ぼします。

 

 

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