JR・近鉄伊勢駅から徒歩1分
伊勢で一番成績が伸びる塾
武田塾 伊勢校です!!
受験に英検が使える!
英検の資格を持っていると受験に有利になる!
と言う事は知っていても英検のことはよくわからないという方が非常に多いです。
そこで今回は英検って何なの?というところから英検当日の流れ、英検が受験にどう使えるのかまで説明していきます!
英検対策に関しましては次回記事で説明させて頂きますのでお待ちください!
英検って何?
英検とは日本英語検定協会が主催する国内最大規模の英語検定試験です。
入試でも出願資格、得点換算、得点加算と様々に活用されています。
リーディング(読む)、リスニング(聞く)、ライティング(書く)、スピーキング(話す)
の4技能を「CSEスコア」で判定し、級ごとに定められた合格基準スコアを超えると合格になります。
英検の種類について
英検は、従来型英検と英検S-CBTの2種類があります。
従来型英検
一次試験でリーディング・リスニング・ライティングのテストを受け、合格者のみ二次の面接式スピーキングテストを行います。
一番皆さんがよく知っている形式ではないでしょうか?
個人で申し込みの場合受験日が指定されていますので、申し込みの際二次試験の日も予定が入っていないかチェックしておきましょう。
英検4,5級はリーディングとライティングのみで結果が判定され、スピーキングは個別で判定が出されます。
試験方法
①1次試験
リーディング、ライティング、リスニングの受験を行います。
2級の出題内容は以下のようになります。
筆記85分、リスニング25分
リーディング
・短文の語句空所補充⇒文脈に合う適切な語句を補う。(20題)
・長文の語句空所補充⇒パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。(6題)
・長文の内容一致選択⇒パッセージの内容に関する質問に答える。(12題)
ライティング
・英作文⇒指定されたトピックについての英作文を書く。(1題)
リスニング
・会話の内容一致選択⇒会話の内容に関する質問に答える。(15題)
・文の内容一致選択⇒短いパッセージの内容に関する質問に答える。(15題)
②2次試験
スピーキングの試験を行います。
2級の場合、下記の流れで行われますので事前に準備を忘れずに!
1:入室
係員の指示に従い、面接室に入ります。
2:「面接カード」を渡す
面接委員に「面接カード」を手渡します。
3:着席
面接委員の指示に従い、着席します。
4:氏名・級の確認、挨拶
面接委員があなたの氏名とこれから受験する級の確認をします。その後、簡単な挨拶をします。
5:「問題カード」を受け取る
面接委員からパッセージ(文章)と3コマのイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。
6:パッセージの黙読(20 秒)
まず、パッセージ(文章)を黙読するように指示されます。黙読時間は20秒です。
7:パッセージの音読
黙読後、面接委員から音読するように指示がありますので、英語のタイトルから読んでください。
8:パッセージについての質問(No. 1)
音読の後、面接委員が質問しますので、答えてください。質問は、No.1からNo.4まで4つあります。「問題カード」のパッセージ(文章)やイラストに関する質問に答える際には、「問題カード」を見てもかまいません。
※質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。ただし、不自然に行われたり、くり返し聞き返したりした場合は、減点の対象になります。また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進むことがあります。
9:No. 2 の考慮時間(20 秒)
10:イラストの展開説明(No. 2)
イラストの展開説明をする質問では、考える時間が20秒与えられます。 展開説明の言い出し部分は「問題カード」に印刷されています。この質問の後、面接委員から「問題カード」を裏返すように指示されます。これ以降は、「問題カード」を見ずに答えます。
11:「問題カード」を裏返す
12:受験者自身の意見を問う質問 (No. 3, No. 4)
13:「問題カード」を面接委員に返す
試験が終了したら、「問題カード」を必ず面接委員に返してから退室してください。
14:退室
退室後は、すみやかに会場から退場します。控室へ戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。
英検S-CBT
従来型英検と同じ出題形式ですが、1日で4技能を測ることができます。
こちらは3級~準1級までしか受験できないので注意が必要です。
原則、毎週土日に実施されいます。
また、各検定回次で同じ級を2回まで受験可能です。
各検定期間(4月~7月)、(8月~11月)、(12月~3月)に同じ級を2回まで受験可能です。
1期間内に、従来型英検1回+英検S-CBT2回の計3回受験できるメリットがあります。
試験方法
スピーキング
⇒ヘッドセットを使用して、音声を聞き取り、マイクに発話します。(吹込み式)
リスニング
⇒ヘッドセットで音声を聞き、PC画面に表示される選択肢をマウスでクリックして解答します。
リーディング
⇒PC画面に表示される問題を読み、選択肢をマウスでクリックして解答します。
ライティング
⇒解答方法は申込時に以下の2つから選択することができます。
①筆記型:PC画面に表示される問題を読み、解答用紙に記述します。
②タイピング型:PC画面に表示される問題を読み、キーボードを使って解答を入力します。
※キーボードの「持込み」「入力/配列設定の変更」はできません。
英検何級から入試に役立つの?
英検は、出願資格/得点換算/得点加算といった形式で受験に利用できます。
大学受験では2級orCSEスコア1700以上であれば活用できる大学が多いです。
そこで英検は何級から入試に役立つのか見ていきましょう!
出願資格
指定された英検の級、CSEスコアを所有していることが出願資格になる形式です。
入試で英語の試験はなく他の科目の点数で合否を判定する事になります。
英検を出願資格とする大学例
上智大学公募型推薦:英検準1級または2級
関西大学AO入試:英検準2級~準1級
一橋大学 学校推薦型選抜:英検1級
三重大学人文学部(法律経済) 学校推薦型選抜:英検準2級
得点換算
一般入試や共通テスト利用入試で必要となる英語の点数を英語4技能試験の結果で出す形式です。
英検の成績と一般入試の英語を成績を比較し点数が高い方を英語の点数としてみなすため、英語の点数の最低保証ができます。
英検を得点換算で利用する大学例
明治大学経営学部
⇒準1級→150点満点換算
2級かつ英検スコア2088以上→135点換算
2級かつ英検スコア1980以上→120点換算
学習院大学
⇒準1級かつ英検スコア2304以上→130点換算
東洋大学
⇒2級以上かつ英検スコア2304→100点満点換算
2級以上かつ英検スコア1980→80点換算
宮崎大学工学部
⇒2級以上→個別試験「英語」免除、満点換算
得点加算
英語4技能試験のスコアなどによって一般入試の英語の得点に加算するのが「得点加算」の方式です。
英検を得点加算で利用する大学例
千葉大学文芸学部
⇒英検スコア2300以上(準1級相当)→10点加算
亜細亜大学
⇒2級かつ英検スコア1950点以上→80点加算
順天堂大学医学部
⇒2級以上→5点加点
早稲田大学国際教養学部
⇒1級→20点加算
準1級→14点加算
2級→7点加算
準2級→0点加算(出願資格)
英検の各級の難易度ってどれくらい?
英検〇級といっても難易度がよくわからない!
という方も多いと思います。
英検には1~5級まで存在し、英検を主催する日本英語検定協会は以下のように定めています。
英検5級⇒中学1・2年レベル
英検4級⇒中学2・3年レベル
英検3級⇒中学校卒業レベル
英検準2級⇒高校1・2年レベル
英検2級⇒高校卒業レべル
英検準1級⇒大学中級レベル
英検1級⇒大学卒業レベル
英検、TOEIC、TEAPって何が違うの?
英語の外部試験利用入試に採用されている英検、TOEIC、TEAPですがどういった違いがあるのでしょうか?
英検の特徴
資格の有効期限が無い
英検は1度合格すると一生資格を所有できます。
しかし、大学受験の出願条件には「試験日から〇年以内のもの」と記載されている場合もありますのでご注意ください。
習熟度に合わせて受験できる
TOEICやTEAPと違って級ごとに受験できるため、自分の習熟度に合わせて受験できます。
TOEICはビジネス寄りの出題なのに対し、英検は級ごとに受験者層に合わせたテーマが出題されます。
中学初級レベルの5級は、趣味/スポーツ/コミュニケーションといった子供でも親しみやすいテーマが出題され、
大学入試にも活用可能な2級は、医療/テクノロジー/ビジネスといった専門的なテーマが出題されます。
中学生/高校生が自分の英語力の定着度を測るために、英検を受験するのは効果的であると言えます。
幅広い英語能力を測ることができる
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を測ることができるため
TOEICと比べて英語の総合力を測ることができます。
日本国内でしか使えない
英検は日本国内でしか実施されていないため、日本国内でしか使用できないケースがほとんどです。
高校生までは英検がオススメですが、大学生以降はTOEICなどの受験をオススメします。
TOEICの特徴
スコアの有効期限がない
よくTOEICはスコアの有効期限が2年と勘違いされている方も多いですが、有効期限はありません。
公式認定証の再発行期限が試験日から2年間となっています。
しかし、英検同様「試験日から〇年以内の点数」と指定されていることもありますのでご注意ください。
社会人向けのビジネス寄りのテーマが出題される
日常生活におけるコミュニケーション能力だけでなくビジネスで活用できる英語力を測定することを重視しています。
問題文はビジネスメールなどで出題されますが、語彙やフレーズは日常的・実用的なものが出題さるので対策は難しくありません。
ビジネスの場で活用できる/就職に有利
英語力の判断材料としてTOEICを採用している企業が多いです。
企業が昇進や昇給の条件や採用条件としてTOEICのスコアを条件に設けている企業もあります。
TOEICによると企業の約5割が採用活動においてTOEICスコアをチェックしていると発表されており
就活においてはTOEICが役立つでしょう。
TEAPの特徴
大学入試を想定して作成されている
TEAPは高校生を対象とした大学入試を想定して開発されおり、英検準2級〜準1級程度の難易度となっています。
幅広い英語能力を測ることができる
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を測ることができるため
TOEICと比べて英語の総合力を測ることができます。
有名私大での採用が広がっている
早稲田大学/東京理科大学/MARCH/関関同立といった有名私立大学での採用が広がっています。
高校内容の勉強が大方終わった後に入試での利用を想定し、受験を始めるのも有効となります。
英検の申し込み方/日程/当日の流れについて
英検の申し込み方
英検は個人と団体で申し込み方が異なりますので今回は個人での申し込みを説明します。
英検を個人で申し込む場合
インターネット申し込み
コンビニ申し込み
特約書申し込み
の3種類があります。
特約書申し込みは手間がかかりますので、インターネット申し込みかコンビニ申し込みをオススメします!
日程
三重県で従来型英検を受験する場合
2022年度第3回英検の場合、1次試験は1/22(日)となります。
2次試験の日程が人によって変わってきます。
・20歳以下(2001年4月2日以降生まれ)
1級、準1級⇒2/19(日)
2級、準2級、3級⇒2/26(日)
・21歳以上(2001年4月1日以前生まれ)
1級⇒3/5(日)
準1級⇒2/19(日)
2級、準2級、3級⇒2/26(日)
三重県で英検S-CBTを受験する場合
毎週日曜日、たまに土曜日に受験することができます。
受験会場によって日程が異なりますのでご注意ください。
申し込みの締め切りが結構早いので気付いたら締め切り日が過ぎていた!なんてことが無いように注意しましょう!
受験会場
従来型英検の場合
津 / 四日市 / 伊勢 / 伊賀・名張にある受験票に指定された受験会場となります。
英検S-CBTの場合
津駅西口テストセンター
〒514-0006 三重県津市広明町366大川ビル3F
津駅西口改札より徒歩1分
四日市テストセンター
〒510-0075 三重県四日市市安島1-2-24 TKビルディング2F
近鉄線「近鉄四日市駅」西出口より徒歩1分
終わりに
「英検はどういったものなのか?」
についてお話ししました。
英検は高1、高2の早い段階から英語の勉強に力を入れ、受験を有利に進めるためのツールとなります。
高3から急いで英検対策に力を入れ他の教科の対策ができなかったとなれば本末転倒です。
受験までまだまだあると思っていても実はもう勝負が始まっています。
志望校への合格率を1%でも上げるためには
1日でも早く正しい勉強法で勉強を継続し続けることが必要です。
しかし
今から現状を変えようとしても
今の自分に染みついてしまった学習ルーティンはいきなりには消えません。
よって
1日でも早く正しい方法で勉強を始める必要があります!
武田塾は一人一人に合わせた指導に特化した塾です。
今からでも現状を変えたい!という方を
私たちが全力でサポートさせて頂きます!
もし
少しでも現状に不安を抱えている
何をすれば志望校に合格できるのかわからない
今も勉強はしているが成績が上がらない
本気で勉強に取り組めていない
と少しでも心当たりのある方は
武田塾伊勢校の無料受験相談にお越しください!
自慢の講師陣と一緒に皆さんの大学受験をサポートさせて頂きます!
最初の一歩を踏み出せれば人生は変わります!
一緒に逆転合格への第一歩を踏み出しましょう!
無料受験相談で悩みを解決し、志望校合格を目指そう!!
武田塾伊勢校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
無料受験相談のお問い合わせは↓からお願いいたします。
★武田塾の個別指導とは★